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目の前のコトに向き合い未来を動かす、UIデザイナーとしての価値観

デザインとは何か。

幼少期から様々なデザインに触れ、表現を磨き続ける。
彼女のデザインへの価値観、その価値観を体現するための、仕事への向き合い方について語ってもらいました。

▼プロフィール|和田 早耶
東京藝術大学卒業後、映画配給会社にてデザイナー、広報などを担当。その後制作会社で雑誌やSNS、アパレルのアートディレクションなど様々なメディアのデザインに携わる。表層だけではなく、課題解決のデザインで企業支援をしたいと考え、セブンデックス にUIデザイナーとして入社。入社後はサイトリニューアルのUXUI、ブランディングプロジェクトにてリードデザイナーを従事。またデザインDivの組織開発も担当。

表現全てに通じる、デザインの価値観

ーデザインやアートに興味を持ったきっかけを教えてください

小学生時代はイタリアで過ごしていたんですが、その頃から映画やアニメ、漫画が好きで、日常的に色々なジャンルの作品に触れてたんですよね。しばらくして日本に来たんですが、自分と周りの子が描く絵にギャップを感じて。そこから漫画的なイラストにハマっていきました。
性格的にも負けず嫌いで、周りに絵が上手い子がいると、「もっとうまく描けるようになりたい!」と思いながら、がむしゃらに絵を書いたり。視覚的なものに惹かれて熱中して、常に目の刺激を求めていたので、この頃からデザインの様なものに触れていました。

ー小学生時代からすごいですね…!そこからデザインの道にはどう進んでいったんですか?

元々動的なアニメーションや立体的なものを扱う作家になりたいと思って美大を目指してたんですよね。途中でキャリアを考えた時に、グラフィックの方が得意だしデザイン寄りで勝負したいと思い方向性を変えました。

大学では現代美術を専攻していて主に作品を作る学科。写真を使ったインスタレーション作品を作ってました。文章を書くことも好きだったので、文章と写真を組み合わせたインスタレーションも制作してました。

デザインに対する価値観は制作を経て形成されたかなと。インスタレーションを作る際に、テキスト配置や構成次第で空間デザインやグラフィックの要素が入ってくるんですよね。これらすべてが上手くハマらないと作品の意図が全く伝わらない。感覚的な表現も重要だけど、作り手の意図を汲み取ってもらうためには鑑賞者目線になって設計しないといけない。
そういった制作を通して、デザインは表現すべてにおいて絶対に必要なものだと捉えるようになりました。

デザインをどう体現するか

ーデザインの価値観が形成できて。そこからデザイナーを目指したんですね

目指してたんですけどそこも紆余曲折があって。アルバイトで出版社や書店で働いてたんですが、その時に編集者や本のデザイン制作にも興味を持ったんです。色々やりたいことがあるな…と迷ってて気づいたら卒業してて(笑)。 そこから好きなアニメーション評論家の映画配給会社がインターンを募集してる事を知って、働いてみたいと思って入りました。

配給会社では最初チケットのデザインや上映会にまつわるデザインに携わりました。他にもクリエイティブ周りのデザインから、広報、SNS運用、自分が作ったものを自分でリリースしてと、職域を超えてやってましたね。

そこから2年くらい経って、本格的にグラフィックデザインに携わるために、雑誌デザインの会社に転職しました。アートディレクター兼デザイナーとして、雑誌企画に対してどう表現するか、アウトプットまでのプロセスに携わってました。

前職には4年ほど在籍してたんですが、2回目の転職のきっかけは、グラフィックデザインをベースに他の領域と掛け合わせて新しい価値を生みたいと思った事でした。そこからキャリアを考える中で、デザインする上でのスタンスも大事にしたいと思って。ディレクターと一緒に思考しながら進めていってそこからアウトプットできる、論理的に考えながらも幅広さもある環境でキャリアを活かしたいと思いました。

ーそこからセブンデックスへ。どんなところに共感したんですか?

セブンデックスのデザイナーは上流から携われて、広義のマーケティングができるところに面白さを感じました。デザイナーとしての職責を全うしつつ、そこまでできるんだと。
ブランディングの記事を読んだんですが、領域の広さがとても伝わってきて「デザイナーもここまで関われるんだ!」と衝撃を受けましたね。

今、目の前のコトに向き合い、未来を動かす

ーそこから実際セブンデックスに入社して、印象的な事はありしましたか?

今まで関わってきた人たちと違って多様な人が集まってるなと感じます。職種関係なく主体的にコミュニケーションを取ってるし、前に議論を進めようとしているし。

セブンデックスだとなぜそのアウトプットなのか、意図まで言語化するのが当たり前なんですよね。なのでチームはもちろん、クライアントとも適切にコミュニケーションが取れるし物事を前に進められる。そこから生まれる議論は建設的で、ちょっと違う、もっとこうした方が良いみたいな健全なフィードバックに繋がります。

ステークホルダーとの関係値を大切にしてるのも、単純なものづくりではなく、相手と一緒に納得感を持って進めるマインドがあるからこそなんだなと思ってます。

ーセブンデックスでやっていきたいことはありますか?

将来こうなりたいより、それを考えるなら今を頑張りたいタイプなんですよね。
セブンデックスに来てデザインの言語化や、広義のマーケティングと、目の前にやるべきことはたくさん転がってるし、1つずつ着実に遂行すれば成果も後から付いてくる。今までに蓄えたスキルが市場にとって必要なスキルセットであることはわかっているので、ひたすらに目の前のコトを動かして、自分の、そしてチームや会社の未来を変えたいと思ってます。

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