Workshop

金融業界に新風。りそな銀行 DX推進部門向けワークショップを2日間にわたって実施

株式会社りそな銀行
OVERVIEW
りそな銀行のDX推進部門において新規事業を担うチームを中心とした若手メンバーを対象に、新規事業の効果検証に関するワークショップを実施。
TERM

2023

ISSUE
りそな銀行様の新規事業の長期的魅力と成功を確保するためのUIデザイン開発を超えた本質的な成功要因の探求新規事業の効果検証の重要性、方法、及び成果の社内への浸透をすることが求められました。
SOLUTION
  • りそな銀行のDX推進部門向けに新規事業の効果検証をテーマにしたワークショップを実施
  • 深い知見実践的なナレッジの共有
  • 効果検証の重要性やグロースのフレームなど、実践に必要な前提知識を短期間でインストール
  • アンケート設計、ファネル整理、インタビューなどの効果検証手法を実践的に体験できるよう支援
OUTCOME
  • 新規事業の実務での活用とDX推進部門全体での効果検証の適用促進
  • ワークショップ参加者へ、効果検証の必要性と基本思想が浸透
  • ワークショップ参加者の満足度100%
  • 新規事業のリスク軽減と長期的な成功への基盤を築くための実践的ナレッジを提供

01.

「新規事業の効果検証」を組織にインストールし、事業の根底を支えるために

中長期的な目線でニーズを深堀する中で、りそな銀行のご担当者様から、新規事業の効果検証の重要性、その方法、そして実施することで得られる成果について、社内にナレッジを浸透させてほしいとのご要望をいただきました。

この施策は、単なる技術的なサポートを超えた、事業の成功を根底から支えるものになると考え、効果検証ワークショップの実施を決定。

02.

新規事業の実践に必要な前提知識を短期間でインストール

効果検証とは、サービス・プロダクトがどのように機能しているか、その効果を検証すること。効果検証(仮説検証)を繰り返し、仮説が間違っていれば軌道修正する。これらを繰り返すことが、新規事業には重要になっていきます。

新規事業のサービスが長期にわたって利用されるよう、効果検証のプロセスを徹底的に掘り下げることに焦点を当て、ワークショップを通して効果検証の重要性やグロースのフレームなど、実践に必要な前提知識などをインストール。

03.

ビジネスシーンでの実践的な課題を実施

通常、新規事業の効果検証は製品やサービスが市場に出てから、ユーザーの反応を見ながら行われます。そのためワークショップでは、参加者が今後直面するであろう実際の課題を模擬的に経験していただきました。

まず「効果検証を行うための思考法」の準備運動を実施。この準備運動は、参加者に「仮説の検証方法を設計する」という効果検証に必要な思考法を身につけさせることを目的としています。

04.

効果検証で重要な手法を実践的なワークで実施

効果検証の重要性などを学んだあとは実際にケーススタディを基に、効果検証で重要な手法である「アンケート設計」「ファネル整理」「インタビュー」を実施。

このワークでも、新規事業開発時に起こりうる課題を模擬的に経験していただくために、新規事業と親和性の高いビジネスケースでケーススタディを実施しました。

05.

参加者満足度100%
ネクストステップは、「効果検証」をDX推進部門全体へのインストール

ワークショップ終了後、ワークショップで行った内容をまとめたハンドブックを制作。

このハンドブックは、今後の新規事業の実務で参加者が活用するためのものであり、また、今回の参加者を含む組織全体での効果検証の理解と適用を促進するための資料です。
このハンドブックから、DX推進部門全体へと効果検証の文化が広がっていきます。

このワークショップの主な目的は、新規事業開発を担うチームに効果検証の重要性と基本的な思想を理解させ、実践型ワークショップを通じて実務に活かせる思考や観点を習得してもらうこと。2日間のワークショップを通じて、効果検証の必要性に関するアンケートでは、参加者全員が「効果検証の必要性を理解できた(100%)」とご回答いただき、効果検証の重要性と基本思想を参加者に深く浸透させるという当初の目標は、達成。さらに、参加者の満足度も100%に達し、高く評価いただきました。

無料相談を申し込む