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新卒のモチベーションの保ち方。リモート勤務で「やる気」に頼るのは諦める。

こんにちは。新卒1年目のUXデザイナーです。入社して2週目でフルリモートになったこともあり、リモートでの働き方について考える機会がとても多い入社1ヶ月目でした。

そこで、今回は入社してから考えてきた「新卒のモチベーションの保ち方」についてシェアできればと思います。

リモートでのモチベーション管理に悩む人は多い

リモート勤務が始まってから「やる気がなかなか出ない」「タスクの進捗が思うようにいかない」などなど、悩みを出社していた時よりも頻繁に抱えるようになった人は多いのではないでしょうか。

モチベーションを維持する方法は昔から議論され続けている誰もが抱える悩み。リモートでなくても、モチベーションの保つのは難しいのに、リモートになって人に会わなくなり、周りと空気感を共有できなくなって、さらにモチベーションを保つ難易度は上がっているように感じます。

「仕事が憂鬱」「ずっと寝ていたい」は誰でも思うことですし、もはやしょうがないこと。ベッドがすぐ側にあるリモート勤務で「気持ちを立て直さなきゃ!」と自分を奮い立たせても、「立て直さなきゃ」と意気込めば意気込むほど「ああ、だめだ・・」となってしまうのは、リモートあるあるですね。

しかし、あるあるだとは言っても「やる気が出ない」とか言ってはいられない。やらなければいけないことはどんどん迫ってくる・・!

そんな「リモートでも毎日なんとか頑張りたい、でもできない!」となっている人へ、少しでも仕事が捗りやりやすくなるように、すぐに実践できるライフハックを紹介していきます。

そもそもリモートで「やる気がある」状態は難しいと自覚する

そもそも「やる気がある」状態を保とうと考える前に「やる気」つまり「モチベーションが高い状態」は、仕事に打ち込む時間の中で短いと自覚することが大切です。

「もっとやりたいことが明確だったら」「あの人との関係性さえよければ」「体調が!」

「モチベーションが高い」を保つためには、そもそもクリアしなければいけない条件があまりに多いと思いませんか?逆境が力になることもありますが、リモートだと相手の顔が見えなくて不安・空気感がわからないなど、中々逆境をモチベーションに変えづらい状況です。

オフラインならなんとか周りとの空気感の共有で乗り越えられた、人間関係・不安定な体調・先が見えない不安、などなど。もはや自分だけでは解決できないものばかり。むしろこれだけの変数を潜り抜けて「モチベーションが高い」を保ち続けるのは不可能に近いのではないでしょうか。

つまり「気分が良い」を考えば考えるほど変数が多すぎて自分では解決できない!となりドツボにハマってしまいます。「モチベーションを高く保つ」を目的にすることを諦める、が大事です。

「モチベーションを高く保つ」を目的に置かない。できるだけ気分の上がり下がりに影響されないものを主軸に自己管理していきましょう。「やる気があると頑張れる」から「やる気がなくても頑張れる」ように仕組みを作ることを考えていきましょう。

では「やる気がなくても頑張れる」具体的な方法についてお話しします。

ポイントは「達成感を感じる仕組みを作ること」「集中するための仕組みを作ること」の2つです。

達成感を感じる仕組みを作ること

①集中できる時間とできない時間を自覚する

人によっては集中できる時間帯が大きく違います。朝は頑張れるのに、夜頑張れない。朝は頭が働かないけど、夜は作業が進む。人によって集中できる時間はそれぞれです。自分がどの時間に作業が捗って、どれくらいから滞ってくるのか、できるだけ細かく自覚しましょう。

②ToDoを前日の夜に洗い出す

「何をするか」から考えなければいけない状況は、一番作業の初速に影響があります。やることが明確になっていなくてウダウダする→始めるのが遅くなる→作業が進まず気分が落ちる、の悪循環です。なので、比較的作業が進みやすい朝にすぐ作業を始められるように前日にToDoを決めておくことをお勧めします。

③ ②のToDoをスケジューリングする

②で出したToDoをスケジューリングしていきます。その時に気を付けることは①の集中力がある時間に、一番気分がのらないタスクを入れること。スケジューリングする意味は、タスクをこなす中で「今しなければいけないこと」に集中できることです。「あれもしなきゃ・・」と思いながらタスクして、業務が滞ったことはありませんか?今しなければいいけないこととそれをする時間を可視化することで「今するべきこと」のみに集中することができます。

④終わったToDoをすぐにチェックする

できるだけタスクを細かく砕いて、終わるたびにチェックしていきます。小さな達成感を積み重ねて、あえて「している感」を出す。これが思ったより効果があります。

集中できる仕組みを作ること

①日光を意識的に浴びる

朝、意識して日光を浴びてセロトニンを分泌させることで夜の寝つきがよくなります。睡眠の質は日中の集中力に影響するので、めんどくさくてもできるだけ外に出て1日をスタートさせましょう。

②タイマーを使って、作業を区切る

「このタスクが終わったら休憩」というように、タスクによって休む時間を区切ってはいませんか?悪いことではありませんが「集中力が落ちているのに作業し続ける」が続いてしまうと疲労が溜まって、次の日に少なからず影響が出ます。また、終わってから休憩すると達成感から一息ついてしまい、次の作業に移るまでに時間がかかることも多いです。90分ごとに一度立ち上がって屈伸するなどして、時間で一旦区切りをつけることをお勧めします。

③悩んだときの解決方法をある程度決めておく

「どうしよう」「わからない」を考える時間が長くなるのに比例して、どんどん集中力は落ちていきます。リモートだと周りに人がいないので、すぐ質問できる相手もいません。「気持ちが落ち込んだらこの人」「業務でわからない時はこの人」など事前に決めておけると、悩む時間を減らすことができます。

④SNSは午後から見る

朝の時間を何となくSNSチェックから始めていませんか?一日に頭に入れられる情報量は決まっているので、朝からたくさんの情報を入れてしまうと作業効率が午後あたりから落ちてしまうという研究結果もあります(諸説あり)。全く見ないことは難しくても、5分など時間をきめてチェックできると良いかもしれません。

最後に

ここに書いたことはほぼ理想論です。

リズムを作ろうにも、そんなことは言っていられないくらいお腹が痛いこともあるし、仕事が多くて苦しくなることもあると思います。

大事なのは、自分なりの頑張れるリズムを見つけて継続していくこと。少しずつリモートに慣れる中で、ライフハックを見つけていきましょう。

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