
01.
uFitが目指していくブランドの在り方を定義
uFitというブランドの方向性を定めるにあたり、自社・競合・顧客の3視点からブランドを整理。ブランドが提供すべき価値を言語化するために、エグゼクティブインタビューやユーザーインタビュー(MAKERS側で実施)、全製品の体験などを通じて、製品ごとの特長やユーザーニーズ、開発背景を立体的に把握しました。そのうえで、「誰に、どのような価値を提供するブランドなのか」を明文化し、今後のブランド活動の核となるブランドアイデンティティを設計。プロジェクトメンバー間での解釈のずれを防ぐため、細部の言葉選びやニュアンスも丁寧に調整しました。
02.
ブランドのアイデンティティを表現するビジュアルへの落とし込み
ブランドアイデンティティをただビジュアル化するのではなく、「uFitらしさ」を高解像度で再現するために、デザインコンセプト・カラー・フォント・写真表現を設計しました。運動やスポーツに対するポジティブさを象徴する「uFit Blue」や、誰もが見やすいユニバーサルデザインフォントを採用するなど、ブランドの世界観と多様なユーザー接点を両立した設計を意識しました。
さらに、社内運用のしやすさまで考慮して複数パターンを検証し、最適な表現方針を策定。uFitの今後のクリエイティブを担うMAKERSデザイナーと一体となり、提案の押し付けではなく綿密なコミュニケーションを通じて、「uFitらしさとは何か」を言語・非言語の両面からすり合わせ、解釈を共通化したうえで進行しました。


03.
ブランドの世界観とユーザビリティを両立したECサイトの再構築
uFitの顔となるECサイトへの刷新にあたり、まずは全体の構成とコンテンツから見直しました。EC機能に加え、メディア・採用・コーポレート情報も含むuFitのサイト全体を再設計。製品訴求に留まらず、ブランドの世界観が伝わる構成へと改善しました。
ビジュアル面では、白を基調とした明るいトーンにuFit Blueをアクセントとして配置し、黒がメインの製品画像に引っ張られすぎないようバランスを整えました。
また、これまでは製品写真が中心でしたが、製品使用シーンを想起させる写真を用いることで、運動やケアに関する前向きな印象を強化しました。今回はShopifyでの実装となるため、開発面での制約を考慮した上で、ブランド表現とユーザビリティの両立を実現しています。