デザイナーに限らず、みなさん「英語勉強しなきゃ」って年に100回ぐらいは思っているのではないでしょうか。外国語を身に付けて良いことといえば、活動できる場所や意思疎通を取れる人が増えるように、あらゆる選択肢が広がること。良いなあと思いますよね?
そこで今回は、UIデザイナーが英語とデザインの学びのために聴いているポッドキャストをいくつか紹介したいと思います。
目次
デザインポッドキャスト 7選
Design Matters
ポッドキャスト草創期から15年以上続く人気の番組。デザイナーのみならず幅広いジャンルの著名なクリエイターがゲストとして登場、既に500近くのエピソードが公開されています。
99% Invisible
私たちの身の回りに存在するあらゆるモノや事象を取り上げ、デザインや建築学の観点から掘り下げていく人気の番組。直接業務に活かせる内容では無いのですが、生活の中に新たな視点を与えてくれるような内容で興味深く聴いています。
Logo Geek
ロゴとブランドアイデンティティに関する番組。ホスト自身もロゴデザイナーであるため、実際の制作プロセスやテクニックなどの話を深堀りしてくれます。
UI Breakfast
UI/UXとマーケティング分野のプロフェッショナルをゲストとして招く番組。実際の業務に関する話も多く、専門用語の習得にも活用しています。
On Design
デザイナーやアーティストをゲストとして招く番組。旬なブランドのデザイナーやお洒落なデザインスタジオのクリエイターなど、ゲストの人選と取り上げるトピックが魅力的です。
Creative Pep Talk
イラストレーターであるホストがクリエイターを招き、会話していく番組。切り口が面白く、「実際のところどうやってるの?」といった内容を、友達の会話を聴くような感覚で楽しく聴かせてくれます。
The It’s Nice That Podcast
グラフィックデザインのメディア『It‘s Nice That』のポッドキャスト。第一線で活躍するデザイナー、アーティスト、写真家などが登場します。
おすすめのエピソード
UI Breakfast – Growing Your Design Career
Bahenceのファウンダーをゲストに、会社やチームの中でデザイナーとしてどうキャリアを積んでいくかが語られています。デザイナーの多くが興味のあるであろうトピックであり、私たちがいつも考えている/話しているようなことが語られているので、理解しやすく、聴きやすいエピソードです。
Design Matters – Chip Kidd
アメリカを代表するブックデザイナーで、日本では村上春樹の英語版ブックデザインで知られるチップ・キッドの出演回。アメリカンコミックの大ファンであり、さらにその編集やデザインまでも手掛けています。このエピソードではその制作の裏側やアメコミへの思いなどが語られていて、アメコミに興味がある方は楽しめるエピソードだと思います。
99% Invisible – Hanko
日本の「はんこ」に関するエピソードです。はんこの使われ方や歴史をはじめ、最近問題になったはんこの在り方まで紹介されています。私たちの生活に馴染みのあるモノや日本の文化や慣習が外国の方からどう解釈されているのか、興味が湧きやすく、聴きやすいのではないでしょうか。
学習を続けるために
ご承知かと思いますが、英語上達にはやはり日々コツコツ積み上げていくことが大切…… と分かっていても、やっぱり続きませんよね。
そこで、私は継続のための工夫として、自分の“好き”や“好奇心”を学習のキッカケにしています。例えば、私は映画が好きなので、台詞を読み込んだりシャドーイングしてみたりなどしています。ポッドキャストを聴くこともその一環で、「もっと良いデザイナーになりたい」という気持ちと英語学習を掛け合わせてみました。なにより、このデザインどうやって作ったか知りたい!デザインの面白い話を聞きたい!というモチベーションで聴き続けられています。
そんなわけで、デザイナーのみなさんにおすすめのデザインポッドキャストを紹介してみました。作業中のBGMに、部屋の掃除や散歩のお供に、ひとつ聴いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。