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定性調査におけるリクルーティング依頼にオススメな調査会社5選!

事業開発ではターゲットユーザーを深く知るために行う仮説検証のプロセスは非常に重要になってきます。
仮説検証には様々な方法がありますが、今回はその中でも「定性調査」のユーザーリクルーティングを行ってくれる調査会社をご紹介します。
定性調査を成功させるためには、実績豊富な調査会社へ依頼することを推奨します。調査会社によって、特徴や調査方法、納品までの期間などが異なりますので、ご自身の状況や調査にあたっての希望に応じて、検討してみてください。
そもそも、UXデザインにおけるユーザー調査・分析の役割、方法についてより深く知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。

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調査会社の選び方

どこの調査会社に依頼をするか検討していく前に、調査によってかかる料金やリサーチの手法、納品までの期間など、調査を行うにあたって重要となるポイントを整理していきましょう。調査会社によって提供しているサービスや特徴は様々です。事前に調査における希望条件を明確にし、調査会社選定に役立てていきましょう。

料金

調査会社へ依頼するにあたって、どれくらいの予算で行いたいか事前に決めておきましょう。行う調査内容の相場を知りたい、なるべく安く調査を行いたい場合には、複数の調査会社に見積もりを出してもらい、比較検討することがおすすめです。

モニター/パネル

調査でどのような属性のユーザーを集めたいのかを決めておきましょう。調査会社によって抱えているモニターやパネル規模が異なってきます。自分たちが集めたい条件のユーザーが人数分集められるか、という観点を持って調査会社を選定していきましょう。集めたいユーザーの条件の難易度が高い場合には、大規模なモニターを保有している調査会社の方がスムーズに集められます。

設問数/サンプル数

一般的な調査費用は設問数とサンプル数によって決定されます。調査会社によっては設問数が多いと割り増し料金になることや、モニター数が多い場合割引が適応されることもあります。調査会社を比較する際には、設問数・サンプル数に応じた料金形態から比較してみましょう。

調査の手法・目的

調査会社によっては、調査目的から適切な調査手法の提案やコンサルティングサービスを行っている会社もあります。どこまで自分たちで調査準備を進め、どの部分は調査会社に依頼するのかなど、費用面とも調整しながら決めていきましょう。

期間

同じ調査手法を用いたとしても調査会社によって調査期間や納品までの時間が異なります。どのくらいの期間で調査を実施したいか事前に決めておきましょう。ここで気をつけたいのが、納期までの期間のみを見て判断しようとしないことです。期間が長いということはその分、調査過程のサービスやサポートが充実していることでもあります。調査会社を選定する際には、かかる期間だけに着目するのではなく、納品物の充実度や調査会社に依頼するサービスの範囲でも比較する必要があります。

オススメの調査会社5選

ここからは、定性調査に特におすすめの調査会社についてそれぞれの特徴も踏まえながら紹介していきます。

株式会社 マクロミル

出典:株式会社マクロミル https://www.macromill.com/

マクロミルは、年間35,000件の豊富な実績とノウハウを持つ大手の調査会社です。

定量調査・定性調査から消費者の無意識な行動からインサイトを発見する行動観察調査など複雑化・多様化する消費者行動をマーケティングリサーチで解決しています。定性調査においては幅広い条件に対応するのはもちろん、的確なリサーチ手法にも定評があります。

(特徴)

  • 日本国内パネル1,000万人以上、海外調査パネル9,000万人以上保有
  • 2タイプのセルフ型リサーチを提供
  • 世界90カ国1.1億人にリサーチ可能な海外調査サービスを提供
出典:株式会社アスマーク http://www.marsh-research.co.jp/

株式会社 アスマーク

アスマークは、東京・大阪・福岡・青森に拠点を展開し20年の実績を持つ調査会社です。

大規模なアンケートモニターパネルを強みとしており、ニッチなターゲットへもアプローチできます。
定性調査としてはグループインタビューとデプスインタビュー、エスノグラフィ調査、オンラインインタビューなど幅広く対応しています。また、自社でアンケート結果などを集計・分析するサービスを展開しており、集計は年間1,000件、分析・レポート作成は年間に450件利用されています。

(特徴)

  • 自社パネル90万人、提携パネル1,600万人のアンケートモニターパネル保有
  • 年間の調査実績は6,200件以上にのぼる
  • オンラインでのグループインタビューが可能
  • データの見える化・分析ツール「Tableau」を提供

GMOリサーチ株式会社

出典:https://gmo-research.jp/

日本国内に加えASIA全域を対象に調査が可能な大規模パネルネットワーク「Asia Cloud Panel」を保有する調査会社です。国内最大級のアンケートモニターを保有しており、年間15,000万件の調査実績で高度なリサーチが可能です。

フルサポート型のカスタムリサーチからセルフ型DIYリサーチまで、調査のやり方も予算や希望に応じて幅広く対応しています。外国人スタッフが常駐する専門のチームで案件ごとに対応してもらえます。

(特徴)

  • 国内1,900万人・アジア3,600万人のパネルネットワークを保有
  • インターネット上での調査をメインとしている
  • 予算や希望に応じてフルサポート型とセルフ型の調査を選択できる

株式会社クロス・マーケティング

出典:株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/

クロス・マーケティングは、世界11ヵ国に拠点を持つ東証一部上場の調査会社です。
年間の調査実績は1万件以上にのぼり、一般企業はもちろん政府や大学の案件も多く担当しています。

定性調査としてはグループインタビューやデプスインタビュー、オンラインインタビューのほか、ライトインタビューやホームビジットを用意しています。調査設計からレポートまで専任の担当者のサポートが受けられるのも安心できるポイントです。

(特徴)

  • 自社アクティブパネル295万人、提携パネル含めたアクティブパネル541万人を保有
  • オンラインやオフライン調査以外にも、学術調査や海外調査まで、さまざまな内容の調査が可能
  • マーケティング調査に特化している

株式会社バルク

出典:https://www.vlcank.com/mr/

バルクは、マーケティングリサーチ事業と情報セキュリティ事業を手がける調査会社です。
設立の翌年である1995年からマーケティングリサーチ事業をスタートし、25年以上にわたる実績を誇ります。

定性調査と定量調査を組み合わせた独自の手法による、潜在ニーズの発掘を得意としているのが大きな特徴です。調査レポートについても「調査後の施策の検討につなげやすい」といった声が寄せられており、リピート率も85%以上と高水準です。調査票作成から、実査、集計、分析、レポート作成まで、一貫して対応可能で、状況に応じてフレキシブルに調査のサポートをしてくれます。

(特徴)

  • 国内約54万人、海外約1,500万人のパネルを保有
  • 無料オンライン集計ツールの提供や調査集計結果の分析方法のサポートも充実
  • 専任のリサーチャーがつき、アンケート画面作成からデータ納品まで一貫して対応

終わりに

定性調査を成功させるには、解決したい課題、検証したい仮説に合わせた手法で調査を行うことが必要不可欠です。さまざまな特徴を持つ調査会社の力を借りることで、より的確かつ効果的な定性調査が叶います。

そのためにも、自分たちの調査目的や希望条件を事前にしっかりと整理し、目的が果たせそうな調査会社を選定していきましょう。

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