デザイナーとして伴走し、クライアントのサービスに最高の体験を提供する。ユーザーの幸せを届けるために、未経験からUIデザイナーになり活躍する彼女の想い、キャリアを深堀りしました。
▼プロフィール 西川 元香
立教大学経営学部を卒業後、ミクシィにてtoC向けの美容マッチングサービスminimoのカスタマーサクセスを3年半担当。 その後SESでwebデザイン/DTPを経験し、2020年6月からUIデザイナーとしてセブンデックスに入社。スタートアップのアプリデザインや大手企業のUXUIデザインに携わっている。
目次
今度は自分がデザインの力で幸せにしたい
ーCSからデザイナーを志したきっかけは何だったんですか?
前職のミクシィではminimoのカスタマーサクセスとして働いていました。ユーザーから直接声を拾い改善案を提案していたのですが、やっぱりサービスを作り上げる所までは携われなくて…
そんな中アプリリニューアルのプロジェクトが始まったのですが、プロジェクトに携わっているデザイナーの方達が、ユーザーがサービスに抱いている印象や伝えたいブランドイメージを考え、試行錯誤しながらも、使いやすくかつminimoらしいアプリに生まれ変わらせていて。
それを間近で見ていたら本当に感動して!「デザインの力でこんなに多くの人を幸せにできるんだ…なら、次は自分が作る側に立ち、多くの人を幸せにしたい!」と決意して、デザイナーへの転身を決めました。
ーデザイナーへのジョブチェンジはかなり大変だったと思いますが、どんな努力をされたのですか?
まずはSHEに通って、コーディングやWEBデザインの基礎を学び、周りのデザイナーの方とおすすめの記事や情報を共有し合っていました。
自分で作れるようになってからは、Cocoda!などを使ってとにかく手を動かしたり、気分転換で海外のデザイナーさんがやっているYouTubeを見てインプットしました。
毎日の努力が大事で、最初の頃は成果物を見ても表層部分しか感じ取れませんでしたが、デザインを積み重ねるうちに、表層以外にの情報設計や構成、戦略まで包括して考えられるようになりました。 デザインの仕事は実際に見た目を作っていく時間よりも、そこにいくまでに考えている時間の方が多いので、深い思考が大切なんだなと実感しました。
デザイナーとして急成長するために
ーセブンデックスにはどの様な理由で入社したのですか?
ビジネス面も強みとしているので「思考力を鍛えられそう」と思ったのと、何より選考の中で「本気で人に向き合ってくれる会社だな」と感じたからです。この印象は入社してからも変わっていません。社員一人一人がチームのメンバー、クライアントに対して本気で向き合う、情熱的なカルチャーだなと思ってます。
あとは「責任ある仕事を裁量を持って任せてもらえる」と感じたからです。私が新卒の時は正直「バリバリ働くのではなく、できる範囲で仕事がしたい」と思ってたんですよね。でも色んな経験をしていくうちに、「私って実は自分で裁量をもってバリバリ働く方が好きかも!」と気が付いたんです(笑)。
セブンデックスは大手企業との実績も多く、自分にも大きな仕事ができるんじゃないかと思ったし、ここならスピード感をもって成長できると確信して入社を決めました。
「私と同じ苦労はさせない」チームの為に自ら動く
ー実際にセブンデックスで働く中で、意識しているのはどんなことですか?
今まで色々なお仕事に携わってきましたが、どのプロジェクトにおいても必ずチーム単位で動くので、自走できるチームになれるように意識してます。
以前大手クライアントの案件に途中参加した時の話ですが、クライアントについてや今までの過程など、理解が大変だった経験があって。やっと自分が慣れた頃に新しいPMの方が加わったんですが、「私みたいに同じ苦労はさせたくない」と思い、積極的にコミュニケーションを取りながら目線のすり合わせを行いました。
デザインについて話し合う時も、「何でこのデザインになったのか」「このページの目的は何なのか」とアウトプットに至るまでの根拠を提示することで、建設的な議論ができるよう工夫してました。
チームとして最大限のパフォーマンスを出すためにも、一人一人が同じ目標に向かい、自然とチームのために行動できる状態がベストだなって。だからまずは自分が相手の立場をで考えて行動し、お互いのことを理解し合うことを大切にしています!
“一緒に成功を掴んだクライアントの幸せ”がデザイナーの使命
ークライアントに対して意識しているのはどんなことですか?
一番はクライアントの方に「セブンデックスに頼んでよかったな」と思ってもらえる様にやり切ることです。そのためにも、まずは自分が楽しくデザインすることを心がけています。
というのも、デザインって全てに理由があって、論理的に筋が通っていることも大切なんですけど、論理的なだけでは見ている人は楽しくないし幸せにできないと思うんです。だから、デザインを行う際には自分の中に世界観を作って「この会社/サービスのこの部分を表現したい!」「もっと見てる人が楽しむためにはそうすればいいんだろう?」っていうのを想像しながら楽しんで作ってます!
私がデザイナーを目指したのも、デザインによって幸せを経験をしたから。だからそれと同じ経験をユーザーに届けたいし、依頼頂いたクライアントにも満足してもらいたいです。デザイナーの使命は一緒に成功を掴んだクライアントの幸せにあると思ってます。
関わるすべての人を幸せにできるデザイナーに
ー今後の目標を教えてください
自分はデザイナーとしてまだ努力が足りないと思う場面も多いので、まずは運用・開発などあらゆることを考慮したデザインできるようになりたいです。そのために日々デザインと向き合って、周りのデザイナーとも共有しながら高め合っていきたいですね。また今後は社内のプロジェクトにも積極的に参加して、みんなでスキルをシェアできるような最高のデザイナー組織を作っていきたいなと考えてます。
ひたすら努力した先では、そのサービスに関わるすべての人を幸せにできるデザイナーになっていたいです!