セブンデックスでは、毎年新卒採用を積極的に行っています。
今回は新卒でセブンデックスに入社し、大手クライアントのPM/UXデザイナーとして活躍する用松にインタビュー。
ものづくりに対する想いや実際に入社してからのエピソードなど、新卒ならではの気づきや大切にしていることを聞きました。
▼プロフィール|用松 亮介
学生時代に演劇活動など様々なものづくりの経験からデザインに触れたことをきっかけにUXデザイナーを志す。ミッションに共感し、新卒でセブンデックスに入社。リブランディングやテクニカルディレクションなど幅広く携わっている。
「ロジックだけでは面白いモノは作れない」ものづくりへの想い
ー学生時代はどんなことに打ち込んでいましたか?
学生時代は主に演劇に打ち込んでいました。演劇のサークルに所属していて、役者はもちろん脚本や演出、監督も務めたことがあります。
僕自身、自分が主体となってチームで何かを作り上げていく感覚が好きで。自分の書いた脚本を基に、作品の目指している方向性をメンバーに伝え、イメージを具現化していき世界観を作り上げていく。とにかく自分が面白いと思う人と面白いものを作るのが楽しくて仕方なくて、この気持ちは今でも大切にしてます。
あと、演劇を通して一つ感じたことは「ロジックだけでは面白いものは作れない」ってことです。ロジックが通っていればもちろん内容はわかりやすいし、伝わりやすい。でもなんとなく言ってることが正しすぎて、説教っぽくなってしまうんですよ…僕が作りたいのはもっと面白いもので「それはロジックだけでは作れないんだ」ってことに気が付きました。
ーなるほど…。ロジックも大切だけれど、それ以外の部分も大切ということですか?
その通りです。もちろん演劇でもそうですが、ビジネスにおいてもロジカルに考えることは基本中の基本だと思います。でもそれ以外のビジュアル面であったり、ちょっとした遊び心みたいな部分がすごく大切だなって。そう言った部分にもこだわれる人になりたいな、と思ったんです。
だから就活ではビジネスの基礎であるロジカルさを学べて、かつデザインなどのクリエイティブも学べる場所を探していました。
ーそうだったんですね!セブンデックスのことはどのように知ったんですか?
セブンデックスとの一番初めの出会いは、たまたま代表の堀田と1対1で話す機会がありそこで知りました。もともとは就活の相談をしようと思ったのですが、話してみると就活の話より堀田のセブンデックスについての話が面白くて!結局ほとんどセブンデックスのことについて聞いてましたね(笑)。
その時に「この人と一緒に働いたら面白そう」とシンプルに思いました。
改めて共同代表2人と面談してもらい、ひたすら質問したんですが、とにかくどんな質問にも誠実に答えてくれて。
さらにセブンデックスのUXデザイナーはロジカルさと遊び心、どちらも高度に必要になってくる仕事だと思ったし、代表二人からも熱量高さとそれだけではない堅実さみたいなものを感じて。「やっぱりこの人たちと一緒に働きたい」と思ったので選考に進み、入社を決めました。
チームでものづくりをするからこそ、気が付いたこと
ー実際に入社してみてどうでしたか?
僕の場合入社する前にインターンとして早めに働かせていただいていたので、始めはメディアチームでライターをしていました。いざやってみるとライティングが苦手なことに気づき…そこで自分がライティング以外にチームに貢献できることは何だろう?と考えて、積極的にチームビルディングをするように意識してました。
当時のメディアチームはお互い遠慮してしまっている感じで、チーム感がほとんどなかったんです。なのでまずはコミュニケーションの機会を増やすため、毎朝メディアチームの朝会を行ったり、チームとしてのゴール設定を行いました。また僕自身もライティングが苦手だったことがあり、ネタを探して構成を考える人と実際に書く人、それぞれの得意分野で役割分担もしました。
僕自身結構繊細なタイプで、だからこそ相手の状況や「その人らしくできてないな」っていうのがわかってしまうんですよね。サークルでもそうだったんですが、それをくみ取ってチームビルディングできたのは良かったと思います!でもそれが裏目に出てしまったこともあって…
ーと言いますと?
メディアチームで約2か月働いた後、UXデザイナーとしてクライアントワークにアサインされるようになったんですが、それからコミュニケーションが一気に難しくなりました。
特にデザイナーさんやクライアントとのコミュニケーションでミスをしてしまったことが多くて…相手の状況を察して行動するのも、いきすぎたり相手の立場に立ててないと、ただの”お節介”になってしまうんですよ。
さらに自分の語彙力のなさや、ストレートな伝え方が誤解やすれ違いを生んでしまい、当時は本当に悩みました。
その中でも同じ案件のメンバーは僕にひたすら向き合ってくれました。自分が主観的な発言をしてしまったために怒らせてしまったり、ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、手が空いているときは僕の仕事を巻き取ってくれたり、毎日仕事が終わるときに一言メッセージをくれたり。その中で僕自身も「相手に何か伝えるときは、常に相手目線で考えた言葉選びをすること」「相手を変えようとするのではなくまずは自分が変わること」を意識して仕事をするようになりました。
後半の追い込みの時期は毎日遅くまで作業していましたが、あの時のチーム感は忘れられないです。お互いにぶつかることはあっても、根本は「チームでより良いものを作りたい」という気持ちが一緒だからこそ乗り越えられたんだな、と思いますね。次の案件では自分がもっとチームを引っ張れるよう、今よりも色んなことができるようになりたいです!
目の前の問題を一つ一つ解決し、チームを引っ張る存在に
ー最後に、今後の目標を教えてください!
今後の目標は一人で事業を回せるような力をつけることです!
それも僕の両親をはじめ、家系的に自営業をしている人が多く僕自身も「いつか一人で事業を作れるようになりたい」という想いがあって。
そのためにもまずはビジネスの基本的な部分である“問題解決”をできるようになりたいです。
セブンデックスに入社してからいくつもの問題にぶつかってきましたが、どれも「一つ一つ丁寧に分解して解決する」この積み重ねでどんな問題も解決できるようになるな、と感じています。
まだまだ自分一人の力で解決できることは少ないですが、目の前の問題を解決すること、挑戦を恐れずに行動することを地道に積み重ね、チームを引っ張っていける人になります!