CULTURE
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これまでのセブンデックスのデザイン部の活動内容をご紹介します!

こんにちは!セブンデックスのsakuです。

入社して約4ヶ月経ち、現在はリモート(時々出社)でサービスのUIやロゴデザインなどをやっています。


コロナの影響でリモート出勤となったのもあり、リモート当初はデザイナー同士で特にコミュニケーションをとらない日々が続いていました。
個々のスキルが属人化してしまうと会社としてデザインクオリティを高めづらくなってしまいます。
さらに、仕事をこなしているだけではデザインスキルの大幅な向上は難しいと思います。


そのためセブンデックスのデザイン部では、SEVENDEXのデザイン能力を高めることにアイデアを開発し、デザインの効率向上、クオリティ向上の企画推進に取り組んできました。

週1で開かれるデザイン部会では

  • 先週のタスク確認
  • KPT

を行っていました。


ここでのタスクは、業務のタスクとは別の

  • 自分もしくはチームに足りていないスキルを向上するためのアクション
  • セブンデックスのデザインフローを効率化させるためのアクション
  • その他社内のクリエイティブに関する様々なもの

です。

Trelloに上記のタスクを自分のタイミングもしくはデザイン部会で追加していきます。

現在もデザイン部の運用そのものの試行錯誤真っ只中ですが、デザイン部の取り組みについて今までどんな活動をしてきたか、取り組んだアクションとその結果を一部紹介したいと思います!

UIトレース

個々でiOSの公式アプリ(AppleStoreやAppleMusicなど)をトレースしてきて、細かい気付きを共有し合いました。

その結果、ガイドラインへの理解がより深まったり、ガイドラインに載っていないような気づきを得ることができました。

Apple公式から配布されているUIキットは日本語テキストではありません。
「テキストをそのまま日本語(ヒラギノ)にしたらなんかズレた…」なんて経験はないでしょうか?
それは日本語テキストになった場合テキストサイズを変更しているからなんです。

いろんなサービスのUIトレースはやってきましたが、改めてじっくりiOSの公式アプリをトレースするとヒラギノならではのマージンの取り方やテキストサイズのあしらいなど学びが多かったです。

Atomic Design勉強会


自主制作でアプリを制作し、それぞれのコンポーネント管理のやり方を共有したり先輩デザイナーにFBをもらったりしました。

その結果、Atomic Designについての理解が深まり誰が見ても分かりやすいコンポーネント管理の方法を学ぶことができました。
こちらの活動については、かれんさんの記事で詳しくまとめられています。

Atomic Designを応用! 誰でもわかりやすいコンポーネントのまとめ方

タイムマネジメント


スケジュール管理ができないという課題があったので、1日の作業の時間を測ることをやってきました。

その結果、見積もりが立てやすくなりスケジュール管理ができるようになってきたという声が出てきました。

時間計測は慣れるまでに
「いちいちメモするの面倒…」「測るの忘れてた…!!!」
という課題がありますが、私たちは「Toggl」というタイムトラッキングツールを使用して解決しています。

これは、簡単な操作で時間を記録することができ、その集計を可視化してくれるツールです。
Google拡張機能にも設定できたり、Googleカレンダーとの連携もできるのでとても便利です。

参考デザインの整理


これまで個人で収集した参考デザインは共有されていなかった為、別の人が同じ目的で重複したデザインを収集してしまっていました。
そこで、社内でリサーチの重複をなくして効率化するために、収集した参考デザインを追加していける場所を作成しました。

その結果、リサーチの重複はなくなり参考収集の手間が短縮されました。
ただ場所を設置しただけではなく、今後ちゃんと活用されるように運用方法やまとめ方までまとめ、みんなが使いやすいようにしてあります。

KPT共有


KPTでは、一週間のささいな出来事も積極的に共有しています。

これにより、メンバーがどんな一週間を送ってきたか知ることができたりアドバイスをし合ったり、次のアクションを明確にして常に改善へ進むことができます。

リモート中なので「miro」というサービスを使用してKPTを行っています。

デザイン質問&ナレッジ共有チャンネルの設置


デザイン部チャンネルとは別に「デザイナーが気軽にデザインのことについて話し合える場」を設置しました。わからないことを聞いたり、ナレッジ共有をしたり、最近気になったデザインなどを共有したりしています。
たまにデザイン関連の問題を出したりもしてデザイナー同士が和気藹々とした雰囲気で楽しんでいます。


おわりに

デザイン部発足から3ヶ月、他にも多くの取り組みをしてきました。

正直、日々の業務とデザイン部の両立はめちゃくちゃ大変です。

一時期、業務が忙しくデザイン部で作ったタスクが消化できずにだらけた雰囲気もありました。

しかし、メンバーの1人が発した

「自分に負荷を掛けないと成長しないし自分を越えられない」

と言う言葉に刺激され、発足時の勢いを取り戻しつつあります。

また、会社が3期目を迎えるにあたり一人ひとりが今までより広い視野を持って仕事に向き合っていく必要があります。

そしてそれはデザイン部のあり方を再定義するタイミングでもあります。

デザイン部はデザイナーがのびのびと成長できるように、一新して生まれ変わろうとしています。私たちは現状に満足することなくもっともっと上を目指します!

UIデザイナー
多摩美術大学卒業後、DeNAで新規アプリサービスの設計,UIデザインに携わる。2020年にセブンデックスに入社し、アミューズの新規事業UXUIデザインなど、企画段階から、UIデザインまで、様々なフェーズの支援を行っている。