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海外リモート勤務 1日のタイムスケジュール

イギリスに移住をし、リモート勤務をしているセブンデックスのUIデザイナーです!勤務形態として、リモートワークも珍しくなくなった昨今ですが、海外からとなるとネックになるのが「時差」です。

そこで、時差がありながらも、私がどんな風に日本のセブンデックスメンバーと働いているのか、さらに海外でどんな暮らしをしているのか、とある1日のタイムスケジュールに沿って紹介していきたいと思います。

AM 6:30起床

まずは基礎知識として、イギリスのと日本の時差は−9時間(サマータイム中は−8時間)です。例えば、イギリスで1月1日の午前0:00は、日本では1月1日の午前9:00です。欧州で行われるオリンピックやワールドカップは、日本では大体早朝ごろに放送されていたかと思いますが、イギリスではいわゆるゴールデンタイムに放送されています。

時差対応表

イギリスの早朝から仕事をスタートさせるので、大体午前6:30ごろには起床し、身支度、コーヒー作り、ニュースを読む(日本は夕方なので、1日分の記事が山積み)等、1日を始める準備をします。

ちなみに、「朝早くから大変ですね」と言ってくださる方が多いですが、もう慣れてしまったのでそんなに大変ではありません!日本でもこれぐらいの早朝に起床して働いている方、結構いらっしゃいますよね。

AM 7:00 − 怒涛の連続打ち合わせ

実はイギリスは日本と比較して夏と冬の日照時間の差が大きく、それがサマータイムが採用されている理由でもあります。夏は朝6:00過ぎにはすっかり明るく、夜は10:00ごろにようやく日が沈みます。対して冬は、朝8:00ごろにやっと空が明るんできて、なんと午後4:00には夜と言える暗さになってきます。

なのでこの記事を書いている12月は、業務開始時には真っ暗なのです…… 雰囲気の良い照明を用意してみたり、キャンドルを点けてみる、音楽を流す、可愛いマグカップを使うなど、気分を上げる工夫をしています。

冬の午前7:00のデスク / 冬季入りの悲しみを癒やすためのキャンドル

午前7:00は、日本の午後4:00(サマータイム中は午後3:00)で、日本のメンバーと被る業務時間が4~5時間程度です。夕方というと、1日の業務も終わりに向かって佳境だったり、または煮詰まったりする時間なのではないでしょうか。

そういった時間帯であることと、デザインのクオリティチェック等も担当しており会話が必要な場面も多く、早朝から打ち合わせが入りまくります。気付いたら5時間も喋りっぱなし、朝作ったコーヒーをひと口だけ飲んで昼になってしまうなんてこともあります。

PM 0:00 − 昼休み

朝から続く打ち合わせが一段落するタイミングでお昼休みです。お昼ごはんは、ほとんど簡単に料理して用意しています。

買って食べるとなると、イギリスにも日本にもあるようなコンビニサイズのスーパーのようなお店があります。しかし、日本のように季節ごとの商品ラインナップの入れ替わりはほとんど無く、基本的に一年中同じ商品が並んでいます。もう食べたいものはなくなってしまったので、自分で料理してしているというわけです。

何を食べているかというと、イギリスのスーパーで手に入れやすい食材で作るもの(サンドイッチ、パスタなど)を食べることもありますし、日本で慣れ親しんだ料理を食べることもあります。

日本と全く同じ食材を手に入れることはなかなか難しいですが、ロンドンには中国・韓国系スーパーも多く、日本で食べていたものと同じ味を料理することはそんなに難しくありません。意外と日本食が恋しくなってはいないです。

いちごサラダ / ベトナム風ラーメン / 北京ダック

また、冬は業務時間がちょうど日照時間と同じなので、少しでも日光に当たってビタミンDを生成しようと、時折散歩やスーパーへの買い物に行ったりもしています。ちなみに、前述のようにイギリスの冬は日照時間が短く曇りの日も多いため、ビタミンDのサプリメントの摂取がNHS(国民保険サービス)から推奨されているくらいです。

PM 1:00 − 集中タイム

この時間になると日本との打ち合わせはもう入らないので、ここから3〜4時間は集中して作業できる時間です。昼休みからスイッチ入れるために紅茶(コーヒー派ですが、せっかくイギリスにいるということで)を飲むところから午後の業務を始めています。

デスクを窓際に設置しているので、時間や季節、天気の移り変わりを感じながら、気持ち良く作業をしています。現在ロンドン中心部の住宅街に住んでいますが、同じ都市である東京と比較するとロンドンはかなり緑が多い都市であり、それが私のロンドンの好きな点でもあります。街路樹も多く、公園もたくさんあり、さらに木々は手つかずの状態(東京の街路樹のように綺麗に整えられていない)で好き放題に生えています。

窓から見える夕暮れ / デスクスペース / 日当たりの良い窓際

PM 4:00ひと区切り

早朝から働き始めたので、大体これぐらいの時間に一区切りつけます。ここで終えてこの後は自分の時間にすることもありますし、業務が残っていれば続けることもありますし、一度出かけて戻ってきてからちょっとだけ業務をすることもあります。

1日の終わりというには早い時間なので、美術展を見に行ったり、音楽を聴きに行ったり、友人と会ったり、街を散策してみたりなどすることもあります。ちなみに今空前の編み物ブーム(私の中で)なので、空き時間は自宅で映画を見たりなどしながら、ひたすら毛糸を編んでいます。

アートフェア / 夏の午後8:00 / V&Aミュージアム

PM 10:30就寝

しっかり寝ないと調子が出ないタイプなので、午後10:00過ぎには寝る準備を始めます!夏は日没が遅いので、たまに早めに寝ようとすると外がまだ少し明るいなんてこともあります。

寝る前の習慣は、Duolingoと英語の小説を読むこと、また、早朝に打ち合わせが入ってる場合の心の準備のために翌日のカレンダーのチェックをしておくことです。

ロンドンの様子✨

海外リモート勤務、このように1日を過ごしています。時差や日照時間による不便も感じますが、早朝の静かな時間に活動できたり、業務終了後にまとまった自分の時間を取れることなど、結構良いかも、と思いながらこの生活を楽しんでいます!

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UIデザイナー
多摩美術大学卒業後、広告制作プロダクションに入社。ビジュアルデザインを軸とし、デザイナーとしてナショナルクライアントをはじめとした様々な案件に携わる。2020年セブンデックスに入社し、クライアントワーク支援や社内のクオリティーマネジメントなど幅広く携わっている。