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「おしゃれな」ロゴの作り方|黄金比を使ったロゴデザインの考え方

企業のロゴを作成する際、デザインの良し悪しはわからないけど、とにかく有名企業みたいな「おしゃれな」ロゴデザインにしたいという方は多いのではないでしょうか。

下の動画は、有名企業のロゴが、どのような比率を使ってデザインされているのかを分析したものです。
この動画を見ていただくとわかると思いますが、有名企業のロゴの多くは、バランスがよく見えるように緻密に計算されてデザインされている場合が多いです。

このようなバランスの取れた美しいデザインは、視覚的に気持ち良いですし、何より「おしゃれ」「かっこいい」のではないでしょうか。

そこで、今回は、そのような「おしゃれな」ロゴデザインの一つのヒントとして、黄金比について解説し、実際に黄金比を用いてロゴを作っていきたいと思います。

黄金比は、有名企業のロゴデザインなどでよく用いられる手法なので、ロゴを作成する際の参考にしていただければと思います。

おしゃれだと感じる「黄金比」とは

黄金比とは、簡単に言えば、人間が最も美しく感じる比率のことです。
その比率は、1:1.618と言われています。

この黄金比は、有名な建築、絵画などにも見ることができます。
例えば、建築であったら、ピラミッドや、パルテノン神殿、絵画であったら、「モナリザ」、「富嶽三十六景」などが、この比率を持っています。

このように、黄金比は、有名企業のロゴだけではなく、人間を魅了する様々なものに使われていることがわかると思います。

Appleのロゴはなぜ「おしゃれ」なのか

Apple社のロゴというと、モチーフのりんごは可愛らしいイメージなのに、なんだかスタイリッシュで魅力的で、とにかく「おしゃれ」「かっこいい」感じがしませんか?

その理由の一つが、黄金比を用いた絶妙なバランスを持っているからなのではないかと思います。
上の動画でも紹介されていますが、Appleのロゴは、このような黄金比でできた円を用いた曲線からできています。
今から、これについて詳しく解説します。

下の図は、1:1.618の黄金比で作った黄金長方形です。
これが、人間が最も美しく感じる長方形になります。

次に、この黄金長方形の中で正方形を作っていきます。

この正方形の中の角を繋いでいくと黄金螺旋ができます。
黄金螺旋は、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

また、正方形の中に正円を書いていくと、1:1.618の互いにバランスの取れた円を書くことができます。

このような互いにバランスの取れた正円を用いて作成されたものが、Appleのロゴになります。

Appleのロゴのように、黄金比の正円を用いているロゴは、Twitterや、Google、JALなどがあり、有名企業のロゴデザインではよく使われている手法です。

おしゃれに感じる黄金比でロゴをデザインしてみた

ここで、実際に黄金比の正円を使ってロゴをデザインしてみようと思います!

今回は、金魚をモチーフにロゴデザインを考えました。
果たして、可愛らしいイメージの金魚をかっこよくすることはできるのでしょうか。

まずは、金魚の見た目をイメージしながら、互いに黄金比を持つ正円を使ってアウトラインを作成します。

下の図のように、正円だけを組み合わせて作るのですが、自分のイメージに合った形を正円だけで作るのは意外と難しかったです…

そんなこんなで、試行錯誤しながら金魚のアウトラインが完成しました。
あまり凝ったことはできませんでしたが、金魚っぽくなったのではないでしょうか笑

最後に、ロゴに関係のない線を消去したら完成になります!

どうですかね…金魚にしては、可愛すぎないフラットなロゴが作成できたのではないでしょうか。

今回、黄金比でロゴを作成してみてわかったのは、一見シンプルで簡単そうに見えるロゴデザインも、かなり計算し尽くされてデザインされたものであるということです。

黄金比を用いた上で、さらに企業や商品のイメージにあった「おしゃれ」「かっこいい」ロゴを作成するのは、プロのデザイナーにしか成し得ない技だと思いました。

今まで親しんできたロゴに、このような工夫が凝らされていたと思うと、これからロゴの見方も変わって来るのではないでしょうか。

おわりに

ここまで、黄金比について解説してきましたが、シンプルで美しいロゴにはこんな工夫がされていたんですね。

最近は、フラットデザインがトレンドなこともあって、シンプルでありながら、おしゃれなロゴが求められることが多いのではないでしょうか。

現存するシンプルでおしゃれなロゴデザインには、今回紹介したような、黄金比などが使われている場合が多いです。

ロゴを作成する際、リニューアルする際などに、この黄金比を念頭に入れてみてはどうでしょうか。