セブンデックスでは、毎週火曜日の朝に社員全員が集まる「朝会」を行なっています。
営業報告やメンバーの近況、経営陣からのメッセージング、事業進捗など様々なアジェンダが取り扱われ、会社内の情報共有の場となっています。
そのアジェンダの1つに「LT(ライトニングトーク)」という、週替わりでメンバーが順番に最近気になったことやナレッジの共有をする時間があります。「好きな水の話」「デザイナーとしての服のスタイル」など、本当に様々なトピックが扱われ、楽しみにされているコンテンツです。
今回は、私が11月に発表した内容をスライドとスクリプトを記載して紹介したいと思います。プレゼン時間は5分ほどです。
プロジェクトマネージャーの隠れた役割とは?
「おはようございます。LTをしていきます。よろしくお願いします」
「2年前の仕事を始めたばかりの私は〜プロジェクトマネジメントが必要な理由を理解できていませんでした。タスクを砕き、個人で管理さえすれば、そのプロジェクトはうまく回るのではないかと」
「しかし、意外とそうでもない。プロジェクトを順序立てて進行することの難しさを知りませんでした。タスクを砕くためには、クライアントの目的を達成するために正しい道筋を立てられることが前提でした。プロジェクトが大きいと幅広い職域のメンバーがアサインされます。それぞれの役割とスキルセット、人柄、関係性を理解し、物事を前に進めていくことが大切だと知りました。そして、自分が見えていなかった進行管理以上の役割があることも学びました。それは、」
「チームの健康状態を守ること、です。事業会社とクライアントワークの大きな違いは、設定された期限の向こう側にお客様がいること。のっぴきならない事情が、プロジェクト期間中たくさん起きますが、そんなことはクライアントには関係ありません。そういった、シビアな状況の中でクオリティを高めていくためには、チームそのものの健康状態を維持し続けること。端的に言えば、心も体もメンバーが元気な状態で仕事に臨めるチームであることが重要だと考えました」
「これくらいプロジェクトの波を乗りこなしたい気持ち…」
「自分自身の健康状態を守りながら、プロジェクトの荒波を乗りこなせるにはどうしたらいんだろう?そんなこと可能なのか?と日々過ごす中で、一つの気づきがありました。それは、チームバランスの理解と備えをしておけば、ある程度のチーム強度を保てるのでは?ということです」
「事前にいろんな角度からチーム状況をイメージします。方針が変わるときに雰囲気悪気なるのかな、議論が白熱した時?逆に、会話量が多い時はみんな元気そうだな。PM無しでも回るようにするためには、どうしたらいんだろう。。アウトプットを出すときに、初稿を出すのが苦手、逆に構成さえあれば進みが早そうだぞ?などなど」
「そういった予想を立てる前に、まずはメンバー全員がどんな人なのかを観察していきます。直接メンバーに聞くこともあります。どんなタスクだと初速はやい?どんな時にテンションが上がる?やってて苦痛なことってある?などなど」
「メンバー一人一人のことを知った後は、今度は目線を引いて考えてみました。このメンバーが集まった時、どんなことが起こるんだろう?どんな相乗効果があるんだろう。自分に問いを立てて、想定や解決策を事前に決めておきます。すると、不思議と何かが起こった時も目の前の事象に、落ち着いて取り組めることも多くなってきました。」
「PMってチームバランスを見て、足りない部品を埋めていくイメージです。セブンデックスのプロジェクトは不確実性が高く、変更点も多いので、クライアント目線に立ちながら自分はどんな役割を担うべきか、が常に変わっていきます。日々、プロジェクトをキョロキョロ見渡して奮闘中です!笑」
「以上です。ありがとうございました。」
いかがだったでしょうか。
こんな感じで毎週メンバーがトピックを選んでライトニングトークをしています。vol2は誰でしょうか。お楽しみに!