セブンデックスではメンバー全員が常に“今は最高か”を考え、行動する文化があります。全員が視座高く行動する文化形成の始まりとも言える彼の仕事に対する考え方、どの様なキャリアを歩んできたかご紹介します!
▼プロフィール|筒見 憲介
アメリカ/ボストン生まれ。 新卒入社のナビタイムジャパンでフロント/サーバーサイドエンジニアを経て、グッドパッチでプロジェクトマネージャー/UXデザイナー、マーケティングを担当。 2019年セブンデックスにJoinし、事業・組織開発として、マーケティング、プロジェクトグロースに従事。 SalesforceなどCRMを活用した事業支援を行なっている。
▼所持資格 HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト Salesforce認定 Sales Cloudコンサルタント Salesforce認定 Pardotスペシャリスト
できない側のメンバーだった新卒時代
ーセブンデックスでは多方面で活躍していますが、前職ではどうだったのですか?
新卒入社でナビタイムに入社したのですが、当時新卒が25人いた中で自分は24番目くらいの存在でした(笑)。
職種はエンジニアだったのですが、新卒と言っても半分近くは開発経験があるメンバーもいて。その中で全くの未経験で開発にも最初は馴染めず苦労しました。
あとは最終面接で「バイクナビを作りに来たんです!」と企画提案をしたくらい熱量持って入社したのですが、できない自分の姿に「結局口だけだったの?」みたいな空気も感じて。当時の部長にも「成果すら出せないで何したいの?」と正論ドン!でしたし、今思い出してもかなり悔しかったですね。
ーそこから何か変えたことはあるんですか?
もうとにかく成果を出すしか証明方法は無いのでとにかくがむしゃらに働きましたね。人と同じ努力じゃ追いつけないので毎日終電近くまで残ってはひたすら開発を行ったり、先輩社員の席に伺っては質問攻めにして盗めるもの全部盗む、みたいな日々を送りました。
その結果1年目の終わりに同期で行う開発コンテストで賞を獲得することができました。部長にも最後の最後で「やるじゃん」と初めて褒められたのが嬉しかったですね。
できるかどうかはやってから決めるもの
ー他にも取り組んでいたことはあったのですか?
入社当初に掲げていたバイクナビの実現は大きかったですね。当時バイクが好きだったのですがニーズに合わせたサービスを作りたいと提案を行うことにしました。
ただ当時社内にいるメンバーのほとんどは「できたら良いね」くらいの温度感で。絶対に実現すると躍起になって、ユーザーインタビューから課題抽出、要件定義から、事業成長性までまとめ上げて社長にプレゼンしにいきました。その結果「それなら行けそうだね」と事業化が決まり!「ツーリングサポーター」としてリリースされた時は本当に嬉しかったですね。
ーそこからグッドパッチへ転職したのですね?
事業設計や施策実行に携わってから、上流設計を専門的に行いたい想いが強くなり、グッドパッチに転職しました。1年ほどプロジェクトマネージャー/UXデザイナーをやっていたのですが、当時会社にマーケティングの概念が根付いていなく、誰もやらないなら最初のマーケティング担当としてやってみたいと思い、ビジネス側にジョブチェンジしました。
まずはじめにオウンドメディア立ち上げを行ったのですがこれまた茨の道で、最初に出した記事が社内から批判を受けたり。逆境の中では成果を出すしか無いのですが、そのためにマーケ組織の構築、ビジネス×デザインを両立させた施策実行、その布教活動など、1つずつ紐解いていきました。
結果数字としての目標達成はもちろん、マーケティングの文化を根付かせられたのは嬉しかったですね。
ーとにかく逆境に打ち勝ってきてますね!
「どうせできないでしょ」
「だれもやらないよね」
みたいな言葉に弱いみたいです(笑)。自分が行けると思ったら、他人のできるできない論って関係ないですよね?じゃああとはできる方法を考えるだけ。結果それができなくてもその時は学びがある。結果を出せばだれも得られなかった学びもある。
その仕事の価値は自分が決めるし、正解がないなら自分で作れば良い。このスタンスは大事にしています。
事業・組織開発としての未来像
ーセブンデックスにはどんな理由でジョインしたのですか?
この人達となら必ず会社、事業を成長させられると思ったからです。
セブンデックスはだたのデザイン会社じゃなくて、デザインの文脈で様々な解決策を提供できる、簡単に言うと「企業に寄り添うデザインコンサルファーム」なんですよね。
扱う領域が広い分、各分野のスペシャリストがいて。ビジネス×デザインを当たり前に捉えて建設的に議論する。そんな空間が他の会社にはないなと。ワクワクしてしまいましたね。
ー社内ではどの様な動き方をしてるのですか?
いままでの傾向から分かる通り、簡単に言うとなんでも屋なんですけど(笑)。
クライアントワークではグロースやDX組織構築支援のPM、社内では財務、人事、広報、マーケと包括的に行っています。
ー本当に広いですね!最初からその役割だったんですか?
いや、最初はクライアントワークだけだったんですが、事業目標を見た時に、「財務諸表はすぐわかる状態にしないと」や、「今のうちから採用の準備をしないとね」といろいろ気になって、空いた時間で勝手にやっていこう、みたいな感じで気づいたらメイン事業以外ほとんどの担当になりました。
全部がその時できたかと言うとそういうわけではなくて、本職はマーケ寄りなのでできないことの方が多かったです。できる方法だけを考えて行動しました。
やったこと無いことをやるのは面白くて、例えば財務諸表とデザインプロセスを掛け合わせたら成功事例ができて、それが弊社の商品になったり。可能性は広がりますよね。
ー今後ご自身の中でどんな未来を描いていますか?
経営周りに関わっていて面白いなと思うのが、事業を伸ばすにあたっては、売上に紐づくKPIを伸ばす他に、会社とメンバーの共通言語となる文化形成が必要なんですよね。
そのために自分ができることは無限大だなと感じていて、施策結果の積み重ねがいつか会社の当たり前になるような動き方をしていく予定です。