CASE Webサービス / iOS・Androidアプリ

顧客体験の向上とビジネスのバランスを考え、プロダクトに最適なUXUIを導き出します。

サービスに課金し続けてもらうためには、ユーザーに、プロダクトの顧客体験が課金額の価値に見合っていると感じてもらう必要があります。サービスの売上は一般的に「ユーザー数×課金単価」で決まるため、ユーザー数と課金単価、双方にアプローチできるUXUIの実現は重要な戦略と言えるでしょう。セブンデックスは、顧客体験の向上だけではなく、マネタイズやマーケティングなどのビジネス観点も踏まえてプロダクトに最適なUXUIを導き出します。

Webサービス / iOS・Androidアプリ ケース

解決できる課題

Webサービス / iOS・Androidアプリに関する以下の課題を、UXUIデザインで解決します。

  • 経営課題から紐解いてUXUIを提案してほしい
  • サービスの流入はあるのに離脱率が高く、ユーザーが定着しない
  • 売上をあげるために、どの課題から解決すべきか分からない
  • 課題を発掘するためにどんなリサーチが必要か分からない
  • 定量的にUXの改善を計測、評価できていない
  • ブランド、マーケティング戦略を加味したUI制作を行いたい

セブンデックスの強み

ユーザーの流入から、有料化、リピートまで一貫したUXフローの設計

顧客体験と一言に言っても、さまざまな体験フェーズに分けられます。広告等によるサービスの認知をした際の予期的UX、実際にサービスを利用する際の一時的UX、利用後にサービス体験を内省するエピソード的UXがあります。セブンデックスでは、各フェーズに合わせ適切にUXリサーチやUI・グラフィックデザインの改善を行い、サービス全体の累積的UXを底上げします。

調査、戦略策定、情報設計、UI制作の一連の流れの一貫した対応

UI制作のみの局所的な支援では、UIが完成したもののユーザーに機能が受け入れられず無駄なコストになってしまうケースもよくあります。サービスの顧客体験向上を目標にした場合、表面的なUIの制作だけではなく、上流の戦略から分解する事で必要なUI要件を洗い出し、実装できます。セブンデックスではUIだけではなく事前の調査・戦略策定から行うことで、正しい戦略と適切なUIをまとめて提供し、お客様が求める成果に必要なUXUIを導き出します。

ブランディング、マーケティング、UXUI観点を組み合わせた、顧客ロイヤリティへのアプローチ

顧客ロイヤリティをあげる上で、UXUIの改善は必須です。しかし、UXUIの範囲内だけでサービスのファンになってもらうことは難しいでしょう。セブンデックスでは、サービスに対するイメージを形成するブランディング、サービスが売れる仕組みを作るマーケティング、顧客の満足度をあげ、サービス価値を向上するUXUI、これら全ての観点を用いた顧客ロイヤリティの向上を図ります。UXUIの一部分的なアプローチではなく、多様な可能性を加味した戦略の提案が可能です。

プロジェクト進行における3つの要所

KPIを構成する要素となる、ユーザー行動の洗い出し

最終的に達成したいゴールをKGIとして定めた時、そのゴールを構成する要素となる数値で重要なものがKPIです。UXデザインを行う際は、KPIに起因する要素をさらに各ユーザーの行動に分解してます。このプロセスによって、ユーザー行動のどの箇所にペインが発生しKPI悪化に繋がっているかを把握できます。例えば、課金率というKPIがあった時、課金ページへの遷移、課金確定ボタンのクリックなどいくつかのユーザー行動に分解できます。この行動を遷移率やクリック数などの数値に置き換えることで、定量的に課題を計測します。このように分解と計測を繰り返すことで、有効な改善施策へと繋げます。

数あるターゲットユーザーから絞り込んだ、メインペルソナの設定

戦略策定が完了したら、UI制作フェーズに入る前に新しいサービス改善案が本当にユーザーにとって価値があるものなのかを徹底的に価値検証を行う必要があります。戦略策定フェーズで決めた実装要件は、あくまで「ユーザーの特定の課題をこの機能が解決してくれるだろう」という仮説に過ぎません。その仮説が本当に正しいものか、UI制作フェーズ前に検証することが重要です。セブンデックスでは、ユーザーインタビューで直接的に質問するのではなく、プロトタイピング・ユーザーテストを用いた実際のユーザー行動を観察する形で価値検証を実施。ユーザーの本心に近いインサイトを導き出し、精度の高い改善案を出します。

プロトタイピング・ユーザーテストによる徹底的な価値検証

戦略策定が完了したら、UI制作フェーズに入る前に新しいサービス改善案が本当にユーザーにとって価値があるものなのかを徹底的に価値検証を行う必要があります。戦略策定フェーズで決めた実装要件は、あくまで「ユーザーの特定の課題をこの機能が解決してくれるだろう」という仮説に過ぎません。その仮説が本当に正しいものか、UI制作フェーズ前に検証することが重要です。セブンデックスでは、ユーザーインタビューで直接的に質問するのではなく、プロトタイピング・ユーザーテストを用いた実際のユーザー行動を観察する形で価値検証を実施。ユーザーの本心に近いインサイトを導き出し、精度の高い改善案を出します。

プロジェクトの進め方

1. プロジェクト設計

プロジェクト開始後にまず行うことがプロジェクト設計です。設計のために、お客さまの事業内容やビジネスモデルについて事前リサーチを行い、事業に関するインプットを済ませます。その上でプロジェクトに必要なメンバー、プロジェクトのゴール、プロジェクトのスコープ、各社のロール、進行スケジュールを確認します。プロジェクトの内容によって柔軟な設計を行い、円滑なプロジェクト進行を目指します。プロジェクト設計後にキックオフミーティングを開催し、全ての設計内容やスケジュール計画について説明します。キックオフミーティングでは、具体的に以下のようなものを共有します。

【ご共有内容の例】
プロジェクトチームメンバー、WBSのスケジュール計画、事前リサーチ情報、プロジェクトで使用するツール、プロジェクト定義書

2. ユーザー調査

プロジェクトが開始したら、ユーザーが抱える課題を洗い出すため、ユーザー調査を行います。アクセス解析やヒートマップ分析などを使った定量データから課題を発掘し、その課題をもとにユーザーインタビューを行います。具体的な質問と抽象的な質問を交互に挟むことで、無意識の行動を言語化させ、ユーザーの潜在的なニーズを深堀りします。インタビューで得た定性情報から仮説を立案。そして仮説をアンケートやABテストを用いて検証します。このように定量調査と定性調査による仮説立案と検証を繰り返し、解像度高くユーザーの行動・心理を理解します。

3. 改善施策立案

顧客調査から得た情報を踏まえて、改善施策の立案を行います。ダブルダイアモンドのフレームワークに従って、以下のように発散と収束を繰り返すことで効果的な改善策の立案を行います。

  1. 探索:解決すべき課題に対する根本的な問題を発見するため、問題をリストアップする「発散」
  2. 定義:探索段階でリストアップされた問題のうち、解決すべき問題を絞り込む「収束」
  3. 展開:定義段階でリストアップされた問題に対して、解決策をリストアップする「発散」
  4. 提供:展開段階でリストアップされた解決策を絞り込んで提案する「収束」

改善策の立案はセブンデックスのチーム内でアイデアを練って提案することが多いですが、お客さまの要望に合わせて、合同でアイディエーションワークショップを行う場合もあります。

4. 要件定義

要件定義フェーズでは、まずお客さまのWebサービス / iOS・Androidアプリを利用するユーザーの属性を分析し、課題の達成に必要なユーザーの要求をまとめます。要求をもとに要件定義に落とし込むことで、漏れのないMECEな要件を洗い出します。要件はただ羅列するのではなく、KPIとユーザー行動の関係性をロジックツリーで可視化し、どの要件がどのKPIを改善できるのか、それぞれの要件の優先度と重要度も合わせることで、早く効果を出せる施策を特定できます。

5. 情報設計

要件から最適な情報設計を組み、適切なUI設計を行う土台を作ります。はじめにユーザー動線を整理するためにUIモデル図を作成します。この時、タスク中心ではなく、オブジェクト中心の情報配置を意識することで、サービスの利用体験をスムーズにします。例えば、訪問者が「プロフィール設定の変更」というタスクを行う際、「変更するボタン」を押して「プロフィール変更モード」になってからどのプロフィール項目を変更するか選ぶ設計だと、利用体験が不自然で、不便さからユーザーが離脱してしまいます。情報設計フェーズでユーザーにとって利用体験が良くなるよう設計し、お客さまに確認をとりながらUIモデル図、サイトマップ、ワイヤーフレームに落とし込みます。

6. プロトタイピング・ユーザーテスト

情報をワイヤーフレームに落とし込んだら、プロトタイプを作成し、ユーザーテストを行います。UIを作成して実際にユーザーに使ってもらうと、適切なUIではなかったなど、UI作り直しの手戻りが発生します。こうした事態を防ぐためにプロトタイプを使ったユーザーテストで情報設計の適切性確認を挟みます。ユーザーテストを行う際は、ユーザーに操作しながら感じた事を発話してもらい、インタビューも重ねて行うことで問題点を洗い出します。

7. UI制作

プロトタイプによるユーザーテストが完了したら、UI制作を行います。UI制作において、UIの質はもちろんの事、UXリサーチを使って定義したターゲットにとって、使いやすいものになっているUIであるかが重要です。セブンデックスはUXリサーチなどのターゲット策定の戦略部分から、UIデザイン、開発まで見据えたデザインシステムの作成まで、一貫した支援を行い、最適なUIデザインを提供します。

8. ご納品

Webサービス / iOS・AndroidアプリのUIデザインは、納品後にも開発作業などのアップデートが続きます。さらにUXデザインプロセスに用いたKPIツリーやユーザーインタビューの結果なども、プロジェクト終了後にマーケティングを行う上で有用なデータとなるでしょう。途中成果物や今後の運用に必要な資料・情報も納品物としてお客さまに提供しています。具体的には以下のようなものが納品物の例として挙げられます。

【納品物の例】
UI制作物、デザインシステム、ペルソナシート、カスタマージャーニーマップ、KPIツリー、ユーザーインタビュー資料、アンケート結果

プロジェクト終了後も、本プロジェクトを通して気づいたスコープ外の課題についての改善施策もご提案させていただく事がございます。セブンデックスは、ただ本プロジェクトの成果だけを提出するのではなく、サービス、企業としての価値向上に本質的に必要なものは何かを考えます。納品後も、他に発生した、もしくは抱えている課題があれば、継続的にご支援することも可能です。

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上流の調査分析、ユーザー定義、UIデザインまで、提供できるUXデザインプロセスが多いからこそ、企業のあらゆる課題を解決できます。デザインプロセスをそのまま行うのではなく会社に合わせて最適なプロセスを組み提供するため、自社課題に合わせたオリジナルの最適解を提案しています。