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要件をユーザーに正しく伝えるために、全体構造から情報配置を考えます。

要件から最適な情報設計を組み、適切なUI設計を行う土台を作ります。 どれだけ質の高いコンテンツを揃えても、この情報設計が最適な設計になっていなければ、ユーザーは実際にそのコンテンツに達する前に離脱したり、正確に情報を届けられないというケースが発生してしまいます。情報設計を行う際は要件を構造化し、「ビジネス:マネタイズ方法、タイミングは最適か」「テクノロジー:実現可能か、難易度は問題ないか」「クリエイティブ:体験の流れは最適か」の3つの観点から整合性を検証、確認します。この中で1つでも不整合があると、事業として成長しづらいサービスになってしまうため、この3つの観点の優先度を明確化し、バランスよくサービスを磨いていきます。さらに事業フェーズごとに優先度や要件は変わってくるため、定期的に最適な情報設計を組み直します。

オブジェクト単位での情報配置

情報設計ではタスク中心ではなく、オブジェクト中心の情報配置を行います。よくある情報設計の間違いとして、ユーザーが行うタスクを中心に情報を組んでしまう事があります。例えば、ユーザーがサービス内で「メモの内容を編集したい」というタスクを行いたい際に、ユーザーはまず「編集モード」というタスクに紐づいたモードに変更した上で、どのメモを編集するか選択するといった具合です。現実世界において、この体験プロセスはとても不自然でユーザーに違和感を与えるだけではなく、違うタスクを行いたいとなった際に再度別のモードに切り替える必要が出てくるなど、ユーザーに取っては負の体験を生んでしまうことが多いです。情報設計を行う際は、ユーザーの体験プロセスを「動詞 → 名詞」ではなく、「名詞 → 動詞」の順番で設計した、UIモデル図を作成します。
作成したUIモデル図を、ビジネス、テクノロジー、クリエイティブ 3つの観点で整合性が取れているかを確認します。マネタイジングポイントが体験フローを不自然にしていないか、膨大な開発コストのかかるUI設計になってしまっていないかなど。セブンデックスでは、このような問題点を全てクリアした、専門家による情報設計を行い、お客さまが顧客に届けたい情報を正確に伝えられる情報配置をご提供します。

サイトマップ・ページ構造化

情報設計からUIに落とし込む際、ステークホルダー同士で情報の構造を把握するために、サイトマップを作成します。画面単位で構造整理した一覧表であるサイトマップを作成するにはUIモデル図をもとに、各タスクを画面として用意するか、画面内の状態遷移として配置するかを整理する必要があります。例えば「メモの保存」に対しては、メモ一覧画面への状態遷移を用意する、といったような形で動線を整理します。なるべく不必要な新規画面を減らし、シンプルな設計を作ることでユーザー体験の向上に加えて、開発効率の向上にも繋げます。

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上流の調査分析、ユーザー定義、UIデザインまで、提供できるUXデザインプロセスが多いからこそ、企業のあらゆる課題を解決できます。デザインプロセスをそのまま行うのではなく会社に合わせて最適なプロセスを組み提供するため、自社課題に合わせたオリジナルの最適解を提案しています。