プロトペルソナ定義・インタビュー調査
法人保険と言う難しいドメインを扱う中で、デスクリサーチ、ヒアリングから仮説構築、プロトペルソナを作成しました。プロトペルソナでは、プロジェクトメンバー全員の認識が揃うように、直接ユーザーの他に間接的に影響するステークホルダーのペルソナも作成しました。
インタビュー調査ではペルソナは存在するか、潜在課題、ニーズは正しいかを調査。マイページ利用と相関のある因子を特定しました。
コンセプトパターンの定義
ペルソナにとって価値があるコンセプトを生み出すために、インタビュー結果に追加して、顧客接点を持つ社員の方とコンセプトの種を発散するワークショップを実施。得られた示唆を価値マップを使い上位化しながらコンセプトに落としていきました。
コンセプトパターンの絞り込み・優先度付けでは、ペルソナのペインゲイン、自社の強み、プロジェクト与件の充足度、開発難易度を元に、エヌエヌ生命保険様にとって一番最短で目的達成できるコンセプトを選定しました。
コンセプトシナリオ・機能アイデア発散ワークショップ
コンセプトに対して理想のシナリオ、そのシナリオを満たした機能は何か、ステークホルダー交えワークショップで発散を行いました。営業、CS、開発と、顧客接点を持つ様々な方を巻き込むことで、多角的に見た上で確からしいシナリオ、機能アイデアを発散しました。
ワイヤーフレーム作成
決まった主要機能を良い体験として提供できるよう、オブジェクトモデリングを行い情報を設計。フローごとのワイヤーフレームに落とし込みました。
ワイヤーフレームはコンセプト検証を行うために作成したため、サービスとしてのイメージを掴めつつユーザビリティに思考が行かない様、最低限の配色で作成しています。
CIS・コンセプトテスト
ペルソナにとってコンセプトの提供価値は正しいかを測るために、コンセプトテストを実施しました。
価値の検証に集中してもらうため、コンセプトインプレッションシート(CIS)を作成、ワイヤーフレームも紙芝居で見せる工夫を行っています。
コンセプトテストからコンセプト、主要機能の有用性を評価し、ブラッシュアップを行いました。