Summary
クライアントのニーズ
- 新規事業を立ち上げるために、これまでの支援実績を活かしてリードしてほしい
- ユーザー体験を考慮したデザインのサービスを作りたい
セブンデックスで支援したこと
- エグゼクティブインタビューを実施し、サービス構想を戦略へと落とし込み
- ユーザーインタビューを実施し、マーケターの実態に基づいたペルソナの策定
- ユーザーの利用シーンを考慮したUIデザインの作成
- ロゴの制作
- リリース後の効果検証計画の策定
現時点での成果
- 採用候補者、クライアントからの認知度増加
サービスへの想いを戦略に落とし込む。プロダクト方針策定
マーケター「知る→わかる→できる」を手助けし、一人ひとりのキャリアを支援したい。市場で活躍する優秀なマーケターを増やしたい。そんな想いを持って立ち上がったのがマーケター向け学習サービス「MARPS」です。セブンデックスでは、理想とするサービスの実現に向け、ユーザー視点・自社視点・競合視点での分析を通じてプロダクト・コンテンツ方針の策定、方針に基づいたMVPの機能要件定義、効果検証設計までのプロセスを伴走して支援いたしました。
プロジェクトをスタートさせるにあたり、まずはエグゼクティブインタビューを行い、トライバルメディアハウスが描く構想や、新規事業サービスへの想いを捉えていきました。
続いて、現在マーケティング業務を行っている方を対象にユーザーインタビューを実施。実際にサービスを使う可能性のあるマーケターが無意識にとっている行動や問題点を明らかにすることで、ユーザーの潜在的なニーズを探りました。
エグゼクティブインタビューで抽出した理想的なサービス像と、ユーザーインタビューで見えてきた現実的なマーケター実態の差分を基に、ペルソナを策定。センターピンとなるユーザー像を明確にすることで、今後のサービスの判断軸を共通言語化することが狙いです。
その後は、ペルソナに価値を届けていくためにどのようにアプローチしていくのか、議論を重ねながら現在のプロダクトやコンテンツの方針を定めていきました。
デザインを通して、戦略を形作る。UI設計とロゴ制作
プロダクト方針を定めた後は、UI設計とロゴ制作に取り掛かりました。
UIデザインによって、ユーザーのサービスに対する印象は大きく変わります。提案価値が実現できることはもちろん、最初に定義したペルソナにとって使いやすいサービスであることが重要ですので、プロダクト方針を基に体験設計を行い、ユーザビリティの高いインターフェースのワイヤーフレームを構築しました。
UI設計と同時に、サービスのビジョンや在り方を表現するロゴの制作を行いました。「MARPS」に込めた想いや展望をもとに、案出しを行い、ブラッシュアップを重ね、サービスロゴが完成しました。
前段階で取り組んだプロダクト方針や、UXデザインはあくまで仮説。データを収集する仕組みをつくり効果検証を行いつつ、「このサービス・機能があれば良さそう」と軌道修正を繰り返していくことで、サービスを改善し続けます。
MVPフェーズを経て正式版をリリースするまでの過程で、トライバルメディアハウスの新規事業チーム(立ち上げ当時)には、共通認識の取れたUXプロセスがナレッジとして蓄積されています。今後も「MARPS」は単なる学習コンテンツ提供サービスに留まらず、マーケターの成長と活躍、企業の発展を支えるプラットフォームとして、革新を続けていきます。