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多読の勧め!年50冊読破する、読書習慣の身につけ方。

年始に机に向かいながら、今年は「本をたくさん読むぞ!」「学びある年にするぞ」と意気込んだものの忙しくて時間が取れず達成できない、そしてまた来年こそは!と目標を立てるものの・・。気づけば積読してしまい、積読の罪悪感から本を買うこともやめてしまう。

そもそも本はコンテンツの中でも、手に取るハードルが高いです。本を開くのも億劫ですし、反射的に理解できる映像コンテンツは、1分くらい見ていなくても状況から何となく流れを理解できるように構成されていますが、読書は頭の中で組み立てた映像や構造がなければ理解できません。

気を抜く瞬間が少しでもあると「あれ?これはどういう意味?」と置いていかれることもしばしば。そしてまた本を遠ざけてしまうループに。

そういった今年こそは!と考えている人へ、読書の負のループに陥らないコツをシェアしたいと思います。

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読む時間を確保する

具体的に「いつ」時間を確保するか考えることは、50冊を目指す上でとても重要なことです。

50冊を読むと仮定すると、1冊に3時間かかる場合、合計150時間かかります。150時間と聞くと少なく感じますが、読書中は映像や音楽コンテンツと違い、基本的に集中している必要があります。そのコンテンツを享受している時間は常に本の中身についてのみ考えることになります。つまり「超集中する150時間の確保」が必要ということです。

1日24時間の中で「とても集中できた!」「1秒も気を抜かずに頑張った」と感じる時間が、毎日1時間でもあるかと言われると、中々難しいと思います。

1年で150時間の確保をするということは「2~3日に一回の頻度で、勤務時間外で、超集中した1時間を確保し続ける」ことを意味します。このハードルは、働きながらでなくても、とても高いです。だからこそ「自分はいつであれば集中できるのか」「どのタイミングであれば他の作業に気を取られずに集中できるのか」を考えておくことをお勧めします。

しおりを決めておく

「どこまで読んだか忘れたから初めから読もう。あ、ここは知っている。つまらない。ここも知ってる。読んでいるうちに何だか疲れたな。一回休憩しよう」

休憩しようと思い、家事や他のコンテンツを見て携帯を触るうちに、またその本を読むのが億劫に…。このあるある体験を無くしましょう!しおりがあれば、読み始めで内容を忘れていても前後5ページほど読めば、大体「そうだ、こういう文脈だった」と思い出せます。

しおりはなんでもいいです。本に付属しているしおりでも良いですし、買っても良いですし、メモ帳をちぎったものでも良いです。とにかく「読書終わりにすぐに挟める、持ち歩ける」ことを重視して、決めておくこと。

読書は、他のに比べて「一気に初めから最後まで」がほとんどないコンテンツです。途中で終わってしまうことを初めから想定しておくと良いと思います。

3~4冊並行して読み進める

日によって着たい服が違うように、読みたいものも違います。1週間同じ作品を見続けることは、映画であっても本であっても、漫画であっても、ライブ映像であっても、少し辛いですし、何より飽きてきます。

「ずっと本を一度開いたら、読み終わるまで他の本はやめた方がいい」なんてことはないです!

飽きる前に他の本にいきましょう。活字を追うことは慣れるまで疲れます。疲れた上で飽きまで来てしまうと長くは続けられません。一冊に集中することを慣れるまでは諦め、いろんな文体に触れていくこと。活字に慣れること。読書を習慣化する目的の上では、本を読み切ることよりも、ずっと重要だと個人的には思います。

Netflixで違うドラマのシーズンを並行して見るような感覚で、ぜひ並行読みをしてみてください。

合わなかったら途中でやめる

合わない本はすぐに閉じて、次の本を探しにいきましょう

「なんかこの本読みづらいけど、最後まで・・!」の心意気も大切にしつつ、一旦本を閉じることも一つの選択肢です。文体のリズム・言葉遣い・構成・倫理観などなど…合う合わないの基準は様々ですが、読書が習慣化する前から合わない作品と向き合い続けるのは、かなり困難です。というより辛いですね。

集中する必要がある読書で、合わない本を読み続けることは「映画館でつまらない作品を2時間見続ける」のと同じようなもの。

いつかその本が自然と馴染む瞬間が来るかも。いつか来るその瞬間に期待して、読書を習慣化してから、合わない本に挑戦していくといいかもしれません。

積読している本から、どんどん読み始めましょう!

合う読書スタイルを模索する

色々な読書スタイルを試してみてください。忙しい日々の中で、数時間を確保せずとも読書をする色々な方法があります。隙間時間でも読書は可能です。最近では、電子書籍やオーディオブックもあります。

「活字は無理だけど、音声であれば散歩中に!」「持ち歩くことが辛かったからKindle!」「買いに行くのが面倒なのでEC」「事前に調べて合いそうな本だけ読む」など、本の選択から読破する時まで、色々な方法で無理なくできる方法を探すこともコツの一つです。

活字が苦手で本を読めなかった友人が、散歩中に音楽を聴く代わりに、オーディオブックにしてから勉強できるようになったと話していました。


読書は本来であれば、楽しいものなはず!と思い、今回記事を書いてみました。

誰かの読書ライフに少しでも役立てると嬉しいです。

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