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ベンチャーで働く新卒が大切にしている「実務経験から学習する」習慣

今回の記事では、セブンデックスに新卒で入社した私が実践している「経験学習」について紹介したいと思います。

唯一の正解が無い課題に対して様々な挑戦や失敗を繰り返す毎日ですが、その経験をどう成長につなげて自分の財産にするのか。実務経験、つまりアウトプットから始まる「学習」と「成長」についても触れながら紹介していきます。

ぜひ、「働きながら成長する」ためにどんな習慣が必要なのか、ご自身の仕事や環境に当てはめながらこの問いについて一緒に深めていけたらと思います。

ベンチャーにおける学習と成長のプロセス

学生時代までの「学習する」は基本的にインプットからアウトプットという流れが主流でした。丁寧に知識やノウハウを自分にインストールし、アウトプットに出して少しずつ自分の学びに落とし込む。そんなプロセスで自分自身の成長につなげていたと思います。

ですが、実務経験がメインの仕事となると、今までのような丁寧にインプットをする時間が常にある訳ではなく、経験すること(アウトプット)が先行します。
となると、今までのようなインプットを前提とした学習の仕方では、思うような成長が十分にできなくなってしまいます。
そこで、経験しっぱなしで終わらせない「経験学習」という手法が役に立ってきます。

アウトプットからインプットする、経験学習とは

経験学習は、名前の通り経験から学びを得ようとする学習手法です。
具体的には、経験→内省→教訓→実践の4つのプロセスから成り立っています。経験をしたら、自分自身の行動を振り返り、その中での学びを教訓として概念化して次の実践に活かす学習サイクルです。このサイクルを定期的に行うことで、経験から自身の実践知を抽出し、学びに落とし込むことができるようになります。

特に新卒は新しく経験する業務が多いからこそ、たくさんの気づきが経験の中で生まれています。しかし、その気づきをそのままにしてしまっては経験から得られた学びを自分にインストールする機会を失ってしまいます。経験を今後に活かせる汎用性の高い学びとして概念化しなければ、成長サイクルも回らなくなってしまいます。個別具体的な経験を次の実践でも活かせるような教訓として概念化する。このプロセスが経験による学習も成長スピードも向上させてくれます。

一旦手を動かすことを止めて、定期的に「内省する時間」を取ることが長期的には自分の成長に大きく繋がるのではないでしょうか。

他者からフィードバックをもらう

経験学習のサイクルは一人で行うよりも他者やチームメンバーと共にする方が効果的です。

例えば、内省する時は他者からの客観的な意見をもらうことで、より自分の行動を多面的に振り返ることができます。そうすることで自分一人では気づけなかった学びも吸収できるようになってきます。
また、チーム内で学びを共有して日頃からコミュニケーションを取ることで、このサイクルが自然と習慣化されたり、チームとしての成長スピードを向上させることにも繋がります。

まずは、内省してみることから始めよう

今回は実務経験から成長していくための「経験学習」という手法を紹介してきました。
貴重な経験を無駄にせず、確実に成長の糧にしていくために皆さんも是非、経験学習のサイクルを活用してみてください!

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