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マネージャーが語る、セブンデックス組織の「今までと、これから」

セブンデックスは事業の成長に伴って続々とメンバーが増えており、起業から経営フェーズへ変わるにあたって組織も醸成されてきました。そのようなフェーズでPM/UXデザイナーチームの立ち上げに携わったマネージャーに、組織の遍歴やこれからの可能性について伺いました。

▼プロフィール|西野 慎一朗
新卒でマイナビに入社、求人広告の企画営業に従事し、全社表彰/社長賞を獲得。セブンデックスに入社後、UXデザイナー/PMとして新規サービスの設計、ブランド戦略策定、グロース支援など幅広く担当。セールスで培ったユーザー視点を活かして、クライアントと共に事業成長を加速させることが強み。現在はマネージャーとしてプロジェクト統括に従事。

マネージャーから見た、普遍的な価値

ーセブンデックスにはどんな経緯で入社したのですか?

元々自ら経営側に立ちたい思いがあって、次のキャリアを意識し始めたのが新卒で入社した前職の3年目くらい。そこから色々な手段を模索する中で、スタートアップ規模の会社を伸ばす役割としてのキャリアも選択肢の1つだと思うようになりました。
そんなタイミングでたまたま前職のご縁で話を聞くことになり入社したのがきっかけです。

ー入社当初のセブンデックスはどの様に映っていましたか?

当時は広義のマーケティングを謳ってはいなくてUXデザインの会社でした。でも事業成長を目的に支援していたので、物の売れる流れまでを考える広義のデザインとしての意味で捉えていました。
前職でもものを売ると言うより、クライアントの成功イメージを考えて提案していたので、職種は違いながらもこの視点には共感していました。
同時に売り方までを見据えた支援を行う会社は珍しいと思って。当時10人弱ですかね、でもこのメンバーが何か世の中を変えそうだなと感じたのを覚えてます。

ー入社してから2年ほど、そこからの変化はありましたか?

変わった部分で言うと、組織としての基盤ができた事です。当時PMに携わっていたのが代表2人と僕の3名だったので、ひたすら背中を見ながら覚えるスタイルでした。でも現在のPMチームは代表含まず10名、この人数になると業務の言語化・体系化をしないと伝わらないですし属人的でスケールしなくなる。起業フェーズから経営フェーズへ変化するにあたってシステム化した事は大きな変化でした。
土台ができることで土台で活躍できる人物像が明確になって、今では開発、企画、営業、経営と、様々なバックボーンを持った人が入社して、領域の可能性は広がっています。

一方メンバーが増えても変わらないのが、支援に対する目標の高さや姿勢かなと。事業規模、フェーズによって課題が全く異なるので、システムだけでは解決しきれない部分が多いです。システムを使うだけではなくそれらを解釈した上で自分なりの正解を導き出す。求められる以上の成果を出すために何が最善かを考える部分は、セブンデックスの価値でもあるし変わらない部分だなと感じます。

0からの組織づくり。そこに挑むマネージャーの信念

ー今はPMチームのマネージャーとしてどんな役割を担ってるんですか?

簡単に言ってしまえばチームという資本を活性していかに事業を最大化させられるか、を考えています。

事業を最大化させるには生産性を上げなければいけない、そのためには教育やナレッジの体系化を行う必要があります。また、メンバーがパフォーマンスを最大限発揮できるように、どこを目指せばよいのか旗を立て続ける必要もある。
プレイヤーとしてリードしつつ、マネージャーとして土台を活かしながらメンバー全員のパフォーマンスを最大化させることを考えています。

ー0からのPMチーム立ち上げ。様々な観点から考える必要がありそうですね

マネージャーになってから1年弱で10人の組織に成長したので、成長スピードに合わせて何を用意すべきか考えるのは大変でした。

まずそもそもPMチームとしてどこを目指せばよいのか決まってない状態だったので、メンバーもとりあえず目の前の仕事を行う状態。チームとしての意義を持たせるために、戦略を策定し、目的を明確にしました。
その上で、人が増えても耐えられるようなスケールする組織とは?を考え、オンボーディング、教育体制、カルチャー浸透など、必要なシステムを用意していきました。

進め方ですが僕一人で考えたと言うよりはPMメンバー全員で「PMチームとしてどうあるべきか」に向き合い、施策を実行していったんですよね。施策を考えながらもPMチームの決め事と言うか、是とすべきことも定義しながら、全員で納得できる土台を作れたなと思ってます。

ーマネージャーとしての信念、みたいなものは決めてるんですか?

僕の場合はとにかく徹底的に人と向き合うことを大切にしています。
自分の都合で物事をトップダウンで落としても、誰も納得しないですし結果的にパフォームしないんですよね。クライアントワークでも同じですが、ビジョンを提示するのはもちろん、全員で納得感を持って進める。
1on1や定例を通して、未来の理想状態を見せつつ目の前のお題に向き合うような。メンバー1人ひとりのレールを敷けるか、を心がけています。

マーケティングの可能性を証明するために

ー自身から見て未来の理想状態はどの様に映ってるんですか?

ミッションが出来たことで、自分たちが行っていた事業が広義のマーケティングだと改めて認識できました。自分がやりたかったクライアントの事業成長に繋がってますし、本質的だと思っています。
デザインプロセスの様にマーケティングも当たり前に使える状態、「マーケティングが民主化している未来」を描いていて。

この未来を実現するために、まず自分たちがマーケティング支援で成功体験を積み重ねて体現する必要がある。そしてその成功体験を自社事業でも活かしてマーケティングの価値を証明する。理想に向けてこんな感じで繋がっていくと面白いですよね。

そのために今マネージャーとしてできることは、チーム全体として能力を高めること。
メンバー1人ひとりと向き合いながら、キードライバーとなって少しでも早く組織が成長できるように組織を引っ張って行きたいと思っています。