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新卒二年目、ベンチャー営業からUXデザイナーにキャリアチェンジした理由

こんにちは!セブンデックスでPM兼UXデザイナーをしています、岡本です。この記事では営業からUXデザイナーという全く違う職種に転職した私が「セブンデックスに転職した理由」と「転職して今思うこと」を等身大でお伝えできればと思います。

転職するか悩んでいる方や、全く違う職種にチャレンジしてみたい方と考えている方の参考になれば幸いです!

自己紹介

転職を決めた理由

私が転職を決めたのは新卒二年目の冬でした。

転職を考えるきっかけは、正直前向きな理由ではありませんでした。それまでやっていた業務に責任感は感じていたのですが、何のために仕事をしているのかわからなくなったことが転職をしようと思った理由です。

ただ本格的に転職を意識するようになる前から、事業会社で特定のサービスを通してしかクライアントの課題を解決できないことに違和感が多々あり、クライアントの真の課題に真っ直ぐアプローチしたい思いはずっとありました。したがって、ぼんやりとではあるものの次はできるだけクライアントやユーザーに真っ直ぐ関わることができる仕事をしたいと思い、転職活動を始めました。

どのような転職活動をしていたか

私は職場を辞めてから転職活動を開始。また、次にどのような業界でどのような仕事をしたいかも全く決まっていなかったので、まずは下記を見直すことにしました。

  • これまでに自分が経験した中でどのような瞬間が楽しかったか
  • 何が得意だったか
  • どんなことに課題意識や苦手意識を感じたか
  • 前職の経験が活かせそうな仕事は何か

そこで見えてきた職種が、営業企画(営業効率改善)、キャリアアドバイザーの2つです。一見、全く違う職種に思えるのですが、共通していたのは、働いている時間を少しでも「楽しい」と思ってほしい、という気持ちでした。

前職でもクライアントにより良い提案をする時間をどのように増やせるかを考えて、それらを解決するために営業企画に異動した経緯がありましたし、営業の負担を減らし、クライアントに向き合うための前向きな思考に時間を使ってほしいと思っていました。

また、キャリアアドバイザーは自分が仕事を辞めるとなった時に、今の自分を雇ってくれる会社があるのだろうかと不安になった経験があったこと、また人生の中で多くの時間を占める「働く」をもっと楽しい時間にできないか、そのために適材適所で企業とマッチングさせることができないだろうか、と考えたため、選考を受けてみようと思いました。

ここまで読まれた方は、あれ?セブンデックスはいつ出てくるんだ?そもそもセブンデックスでやっていること上記と全く違うのでは?と思われたのではないでしょうか。ここからは、全く違う職種を探していた私がセブンデックスと出会ったきっかけ、なぜセブンデックで働きたいと思ったのかをお話できればと思います。

転職活動を終えようと思った時、突如セブンデックスと出会う

2月から始めた転職活動も3月に入り、ありがたいことに複数社内定をいただいている状態だったのでもうこの辺りで最終決定しようと思った矢先のことでした。

「音々(私の名前)、転職活動しているの?私の働いている会社興味ある?」

と友人からの連絡。その会社がセブンデックスでした。

内定はいただいているものの、なんとなく腑に落ちない感覚もあったので、まずは友人に会社の話を聞き、直感で「本質的にクライアントの課題を解決できそう!アプローチ方法もクライアントに合わせて多種多様で、ここなら自分がぼんやりと感じていたクライアントが抱えている課題の根本的な課題解決ができそう」と思い、人事の方とのカジュアル面談をお願いすることになりました。(単純ですね)

人事の方との面談をしてみて、まだ解像度は荒かったものの、もっとこの会社のことを知りたい、今回の選考がダメでも、この選考を進んでいけば自分がやりたいこと、ここ数年働く中で見失っていた物が見つかる気がする!と思い、次の選考に進むことにしました。

カルチャーを感じた選考体験が入社の決め手に

カジュアル面談の次は課題選考、お題が「このサービスの改善案を考えてきてください」とのことで、1週間かけて提案を考えました。

この課題が自分にとって本当に楽しくて。サービスの改善案を考えるために書籍を読んだり、今の課題が何で、このサービスはどんなビジョンを持っていて、どのような未来を実現するためにこのサービスを作ったんだろうと没頭しながら考えてみました。「あ、自分ってまだこんなにも熱中できることあったんだ」とじんわり温かい気持ちになったのを覚えています。

さて、そんな楽しい課題の思考時間があったわけですが、実はそれよりもっと楽しかったのが、課題選考やその後の現場面談での対話でした。

どの面談や面接でも共通していたのが、粗を探すのではなく、純粋に相手をもっと理解したい、もっとこの時間を良い時間にしたいと思って質問されるということでした。

また、選考の場であるはずなのに、私にとってどのような選択をするのが良いか、真剣に考えてくれていると感じて、この会社がクライアントや社会に発揮したいと思っている価値は嘘じゃないなと思えたのがここで働きたいと思った一番の理由かもしれません。どの会社も素敵なビジョンを掲げている中で、それをサービスに落とし込んで、従業員全員に落とし込める会社は中々ないと思います。

ただ、ここまで読んでお分かりになったと思うのですが、かなりフィーリングとエネルギーだけで選考を進んでいたので、実はUX、デザイン、マーケティングなど、この会社で働くにあたって必要な言葉や概念の理解が高いわけではありませんでした。

したがって、選考の時も仕事や会社を理解しているのか、そんな対話を何度も重ねました。今思えばまだ理解は荒かったのですが、私の中でUXとは「その人(ユーザー)が何を実現させたくて、そのために何を提供することでそれが実現できるかを考えること」だと思っていて、それは前職で営業をしていた時に顧客体験を考えたことと大きく変わりないと思っており、なぜかUXデザイナーになれる自信だけはありました(笑)。

そして、選考を通して当初考えていた「働く時間を楽しく」はもちろんですが、毎日、人(ユーザー)が幸せであると思える、それが達成できれば、どこでどのような課題を解決するかは拘りがないと気づき、多種多様な事業、規模の企業課題やサービス課題と向き合えるセブンデックスで働くことを決めました。

提出した課題資料の一部

実際入社して半年、未経験でスタートして思うこと

正直しんどい!と思うことばかりです!(笑)

デザインのデの字も知らない状態で入社したので、毎日知らないこと、覚えることも多くあります。ただ仕事がしんどい・苦しいというよりも、難しいからこそ毎日「今日も全力で生きた」という心地よさ、自分の成長を肌で感じています。

そしてそんな気持ちと共に、クライアントの課題がどのようにしたら解決できるのかを試行錯誤しています。これは選考時に感じた、クライアントの根本的課題に様々な方法でアプローチできるという印象は入社しても変わりません。

実際に入社して初めてアサインされたプロジェクトでは、クライアントのサービスを使っているファンが喜ぶサイトにすべく、「そもそもファンが喜ぶサイトってどういうものなのか、どうしたら喜ばせることができるのか」をサイト内での体験設計を思考、サイトのデザインに落とすことで実現させようと実行していました。

また新しく関わっているプロジェクトも業界や取り扱うサービスは全く違うものの、思考プロセスは同じです。

プロジェクトを進めるにあたっていつも代表や先輩方に言われるのは「プロセスはなんでも良いからどうしたらクライアントの課題が解決できるかを考えよう」ということ。どうしてもUXの本に書いてあるプロセスで課題を解決しようとしてしまいますが、大事なのは決まったプロセスを踏むことではなく、その企業やサービスが実現したい未来に対して何ができるかを考えて、必要な選択を取り続けることなのだと理解し、最近ようやく思考に落とし込めてきている気がします。

これも本質的にクライアントの課題にどのようにアプローチするかを柔軟に考え続けていく、そしてクライアントの実現したい未来を叶えることがセブンデックスのスタンスとしてブレず、またその環境に身を置いているからこそ、結果として私の思考が変化してきているのだと思います。

自分はまだまだUXデザイナーとしてはひよっこですが、誰かの幸せを支えるサービスを作っていけるように、クライアントのサービスの成長に貢献できるように日々ここで精進したいと思っています。

セブンデックスで仕事をする中で「アチい」と感じるシーンをこちらの記事でもお伝えしています!

最後に

長くなってしまいましたが、第二新卒で未経験でも自分次第で転職できます!

職種として経験がなくても、抽象化したら実は自分がやってきたことの見方やアプローチ方法を変えただけのことは多々あります。私の経験で言えば、営業とUXデザイナーは「誰のために何をするか」を考える思考回路は同じだと感じています。

ぜひ未経験の職種でも、前職で経験が積めたと思っていなくても、どこか今の自分と繋がっている部分がないか、探しに行って、ぜひ挑戦しに行ってみてください。

これを読んでいただいている方が、過去の自分の経験に捉われず、自分の心躍るものを選択して、新しい道を開いていけるよう祈っております!

またセブンデックスでは、私のように顧客体験を自分の手で作っていきたい、クライアント・ユーザーの本質的な課題を解決したい、といった熱い思いを持ったPM兼UXデザイナー(ディレクター)の採用を積極的に行なっています。

少しでも話を聞いてみたいな、と感じていただけたらお気軽にカジュアル面談をお待ちしております!

大学時代、学生団体でイベントの企画などを経験し、体験設計に興味を持つ。新卒で旅行会社に入社し、営業や営業企画を経験後、体験設計に注力できる、且つサービスを通してではなく、直接顧客の課題に向き合い事業のグロースに寄与できるセブンデックスに惹かれ、UXデザイナーとして入社。