セブンデックスで働くデザイナーをパーソナルな視点から紹介するセブンデックス デザイナーズファイル
第5回は、UIデザイナーとして中途入社した安部 裕子(あべ ゆうこ)さんを紹介します。
デザイナーとして社内外問わず絶大な信頼を得ている安部さんが、日々の生活の中でどのようにデザインと向き合っているかお伝えします。
出身:神奈川県
職歴:
・1社目:広告制作会社でデザイナー
・2社目:セブンデックスにUIデザイナーとして入社
──ㅤ一つ目の質問はみなさんにお聞きしているのですが、最近ハマっているものについてぜひお聞かせください!
最近だと、編み物ですかね。3ヶ月ぐらい前に始めたんですけど、毎日1〜3時間ぐらいは編んでいます(笑)
始めたきっかけは、Instagramのショッピング機能で自分好みの可愛いバッグを見つけたことでした。でも、5万円ぐらいしたので「気軽には買えないな〜」と思っていたんですよね。ただ、商品をよく見てみるとニットで出来ていたので、「もしかしたら、自分で作れるのでは?」と思い、始めてみることにしました。
編み物というモノの特性も今の自分にちょうど合っていました。大学生の頃は、当時の流行りもあってメディアアートの制作を行い、前職ではキャンペーンサイトやブランドサイトの制作を主に行なっていました。ただ、制作物のキャンペーンの終了や、リニューアルのタイミングが1年ぐらいのサイクルで訪れることもあり、つくった作品が短期間で消えてしまうのがなんだか悲しかったんですよね。それから次第に、残り続けるものをつくりたいという欲求が沸くようになりました。
例えば、紙とかもそうですけど手で触れるもののデザインに憧れたんですよね。そういう背景もあって、編み物は自分に合っていました。
ただ、その弊害じゃないですけど、ここ3ヶ月ぐらいプライベートではずっと編み物をして画面とおさらばしていたので「Netflix契約しているのに全然観れてない!やばい!」となったりしています(笑)
──ㅤ手で触れるもののデザインって素敵ですね。安部さんはUIデザイナーとして働かれていますが、現在の仕事とはどのように向き合っていますか?
セブンデックスのデザイナーは幅広い制作を行う機会があり、UIデザイン以外にも「ブランディング」や「ロゴ制作」を行うプロジェクトも多々あります。それらは企業や製品の姿として長く残り続けるものですよね。前職では短期間で消えてしまう制作物が多かったので、長く残るものをデザインする楽しさが現在はあります。
──ㅤ安部さんといえばデザイン以外にも映画に詳しい印象ですが、特に好きな作品はありますか?
学生の頃、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」という映画をセリフも覚えるぐらい何度も観ていました。その作品の映画監督でもあるウェス・アンダーソンがすごく好きで、作り込む情熱や美意識とかを尊敬しています。監督が来日した際には、「私はあなたのおかげでデザイナーになりました」と伝えたこともあるんです。それぐらい、強く影響を受けています。
──ㅤ好きな映画のグッズは買いますか?
映画のグッズはあまり買わないですね。デザインが素敵で気に入ったデザインのパンフレットや雑貨は買います。
基本的に、自分が気に入ったものしか買いたくないというこだわりがあるんです。使い勝手も大事だけど、見た目も大事にしています。
自分が触れるものって自分を幸せにしてくれるじゃないですか。だから、こだわりたいんです。例えば、石鹸1つにしてもパッケージが可愛いものを選ぶとか、何か1つでも気になるポイントがあるものを買うようにしています。一応、部屋に置いてるもの1つずつ選んだ理由は言えますね(笑)
仕事もそうで、常に良いもので身の回りを溢れさせておきたいので、自分の会社から良くないものが出るのが嫌なんです。今はクライアントワークに加えて、社内でデザインのクオリティチェックもやらせてもらっていますが、イケてる会社を作るべく、いいデザインについてデザイナー同士でよく対話しています。
今回は、UIデザイナーとして中途入社した安部さんにお話を伺いました。
趣味や好きな作品を通して、根底にある価値観に触れられたのではないでしょうか?
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