今回のインタビューは大学に通いながらデザイナーインターンとして入社した臼井と、彼女のメンターを務める代表の中村。
臼井がインターンを通して学んだチームの大切さ、それを支える中村の熱い想いについて聞きました。
▼プロフィール|臼井 結那
高校まで医者を志していたが「医者になるよりデザイナーの方が人を救える」と、デザイナーになることを決意。多摩美術大学に入学し、2020年3月 セブンデックスにインターンとして入社。企業のブランディングデザイン、UI/UXデザイン、自社メディアのグロースと幅広く携わっている。
課題一つに対しても本気で返してくれる熱量
臼井
セブンデックスとの出会いですが、きっかけは採用サービスでした。
当時は美大でデザインを学び始めて半年ちょっと。その中でアプリデザインやブランディングに興味があり、実践が学べる環境を探していた所セブンデックスを見つけました。
前からぼんやり「ビジネスとデザインって交わるべきものだよな〜」と考えていたのですが、ビジネスにコミットする手段としてブランディングを支援すると謳っていたので、まさにやりたいことだ!と思いました。
入社するにあたって技術選考があるのですが、UIデザイン経験が無い私にとってはとてもハードルが高くて。入りたい一心で課題を行いました。
結果としては質問攻めにあって(笑)。でも、自分なりに苦し楽しく答えたのを覚えています。この時代表とUIデザイナーお二人が参加してくれたのですが、インターンの課題一つに対しても本気で向き合ってくれる姿に絶対この会社でインターンしたいと思いました。
チャンスを掴むために
中村
面談の時から頭の回転も早いし、努力もする、普通の大学生の感覚とはまるで違うなとは感じていました。これは磨けば輝くぞと。
あとはデザイナーを志すきっかけも面白くて。彼女は高校まで医者を目指していたのに、
「医者として患者を救うのには限界がある。デザイナーになればもっと多くの人を救える。」と思い立って美大に行くんですよ(笑)。
そういうストーリーや本人の熱意を受け取ると、将来のためにチャンスを与えたいと思いますよね。そこでアシスタントデザイナーとして手伝ってもらうことにしました。
臼井
私もデザインを学びたい一心だっただけに、チャンスをもらえたのは本当に嬉しくて。サポートをもらいながら必死に正社員のデザイナーに食らいつきながらインプット/アウトプットしました。個人的に楽しくてしょうがなくて。
そんなこんな仕事をしていたのですが、1つやってはいけないことをしてしまったんですよね…
逃げる自分と、それを救った仲間の大切さ
臼井
インターンを始めたばかりの時の心情を正直に言うと「バイト感覚」でした。
できることややりたいことは積極的に成果を出せていたのですが、ちょっと苦手意識のあることは優先度関係なく後回しにしてしまって。
さらに後回しにしたことも、チームの誰かがなんとかしてくれるのかな、と他人任せになっていました。今思うと本当にありえないことなのですが…当時の私は気づかないし、気づいても逃げてました。
ただそんな私に対して、正面から向き合ってくれたのが中村さんでした。
中村
まず、インターンとして仕事を続けること自体が難しいかもしれない。と思っていました。 それくらい都合の悪いことから逃げてました。
ただ、僕の中では最初に出会った時の努力を見てるし可能性を感じてるし、ここで向き合わなかったら同じことを繰り返すだけ。彼女の試練を奪ったら成長もない。このまま終わらせたくないと考えてました。
そこから絶対に変わると信じて「チームとして強くなければいけない」ことを正面からぶつけましたね。ひたすらに。
そんなある日、自分の行いが仲間に迷惑をかけていたと気づいてくれて。その時信じていて良かった、と思いました。
そこからは「自分がやりたいことをやる」から、「チームとして最高のものを作る」にスタンスが変わっていって。彼女の中の大きな転換点を作れたことはよかったです。
…まぁ、大変でしたけどね!笑
自分の本質価値を上げ、貢献するために
臼井
今も定期的に1on1を行っていて、仕事観だったり大学卒業後のキャリアだったり、未来の話をしています。
その中で立てた目標に対して、「今の状態だと苦労するからこういう思考を意識したほうが良い」みたいな、スタンスに対するアドバイスを貰っています。
「セブンデックスで役に立つか」ではなく、「社会の市場価値を上げるには」の視点で意見をもらえるので本当勉強になります。
新卒で他の会社に行った時でも、この時の話が役立つし思い出すんだろうなぁと思いながらひたすらインプットしてます。
そんな私の中で一つ目標がありまして。
インターンでの学びを活かしてセブンデックス史の1ページに名を刻みたいなと思ってます。UIデザインでも、プロジェクトマネジメントでも、メディアマーケティングでも。「あいつのおかげで今がある」と言われるように。
そのためにはやらなきゃいけないことがたくさんあるのですが、この目標を実現するために一つでも多く武器を付けていこうと思っています。