CASE コーポレートサイト

企業情報を徹底的にヒアリングし、適切な情報設計で会社の認知を形成します。

コーポレートサイトで、お客さまの会社の価値を正しく認知してもらうには、UXUIを考慮した適切なコンテンツ設計が必要です。コーポレートサイトの役割は採用募集の伝達から会社としての信頼性の担保、上場企業だと投資家へのIR報告の場としても使われます。ただ情報を羅列しただけのコーポレートサイトは、それぞれの訪問者に向けて適切な情報伝達ができず、多くの採用・営業・投資の機会を失ってしまいます。セブンデックスはUXUIの観点から適切な情報設計とデザイン制作を提供します。

コーポレートサイト ケース

解決できる課題

コーポレートサイトにて発生する以下の課題を、UXUIデザインで解決します。

  • 多様な訪問者に向けて、どう情報を届ければいいのか分からない
  • コーポレートサイトによるインバウンド営業を行えるようにしたい
  • オウンドメディアの運用など、サイトの更新性を担保できる運用体制を整えたい
  • 専門家の意見をベースに社内での合意形成を取っていきたい
  • 会社としての戦略から紐解いてコーポレートサイトのコンテンツを設計してほしい
  • 現状のコーポレートサイトが古く、今のトレンドにあったデザインに変更したい

セブンデックスの強み

ブランディング、マーケティング、UXUIのすべてを集約した戦略策定

コーポレートサイトの制作において、UXUIの知見は訪問者に伝える情報の設計を考える上でとても有用です。しかし、コーポレートサイトを作る上でUXUIによるコンテンツ設計だけでは訪問者のコンテンツの伝わりやすさしか改善できません。会社としてのイメージの醸成方法、SEOや広告などのマーケティングツールを用いた分析など、ブランディングやマーケティングの知見も掛け合わせて改善することで、目的に沿った有効な戦略を導き出します。

サイト訪問者のUXを考慮したコンテンツ設計

お客さまのコーポレートサイトへの訪問者は各々、目的を持って訪れることが多いでしょう。採用応募者は採用に関する情報を探しており、顧客は会社概要や発信している情報を探しています。それらの情報コンテンツがまとまって見やすい形になっていないと各訪問者はサイト内で迷子になってしまい、正確に情報を届ける事はできません。各訪問者が求めている情報をUXリサーチを使って調査し、適切なナビゲーション、クリアな構造、直感的なインターフェイスと共に、有用なコンテンツを提供することで訪問者とお客さまの関係性構築を実現します。

お客さまのアイデンティティの演出と、分かりやすさの担保のバランスをとったデザイン制作

コーポレートサイトは訪問者へのブランドイメージ形成の接点であると同時に、発信情報の伝達を行う場でもあります。そのため、美的なアイデンティティを伝えるデザインだけでなく、視覚的な優れた構造やナビゲーションを持ち合わせていることが重要です。セブンデックスは、UXUIデザインだけではなくブランディングも得意としている会社であるため、ブランドイメージ形成、UXUIを考慮したコンテンツ設計、双方のバランスが取れたコーポレートサイトの制作を実現します。

プロジェクト進行における3つの要所

お客さまのアイデンティティ・ビジネス概要の明確な理解

お客さまのコーポレートアイデンティティやビジネス概要を明確に理解することで、プロジェクトチームはそれに沿った目標や戦略を立てられます。与件が明確でない場合、プロジェクトの達成に時間やコストがかかり、最終的な成果物が望んでいたものが実現できなくなってしまいまうことも。セブンデックスでは、この理解を行うための調査を必須プロセスとして挟み、プロジェクトの成功角度を最大限に高めます。

サイト訪問者の属性分け

コーポレートサイトには、多様な属性の訪問者が訪れます。各訪問者はどのような属性で、どのような情報・伝え方が適切かを見極める必要があります。セブンデックスでは、コーポレートサイトへの訪問者の属性をまとめたペルソナを最初に設定し、サイト制作方針を策定します。単なる属性分けだと「実は同じ情報ニーズを持っていた」など、漏れやダブりが発生するため、「顧客のニーズ」→「分岐因子となる属性・価値観」→「顧客層の属性・価値観の設定」の順から割り出し、ペルソナの属性や価値観を正しく設定します。

訪問者の属性に合わせた緻密なコンテンツ設計

効果的なコーポレートサイト制作を行うためには、洗い出したサイトの各訪問者の属性をもとに、各訪問者のニーズを捉える最適なコンテンツ設計が必要です。採用、営業、IRなど、様々なコンテンツが混在するコーポレートサイトでは、各コンテンツを分類・整理し、階層化し、各訪問者が目的のコンテンツを簡易に見つけられる設計が大切。セブンデックスは、UXリサーチからブランド・UXUI戦略のご提案、サイトデザインの提出までの一貫した支援で有効的なコンテンツ設計による成果を提供します。

プロジェクトの進め方

1. プロジェクト設計

プロジェクト開始後にまず行うことがプロジェクト設計です。設計のために、お客さまの事業内容やビジネスモデルについて事前リサーチを行い、事業に関するインプットを済ませます。その上でプロジェクトに必要なメンバー、プロジェクトのゴール、プロジェクトのスコープ、各社のロール、進行スケジュールを確認します。プロジェクトの内容によって柔軟な設計を行い、円滑なプロジェクト進行を目指します。プロジェクト設計後にキックオフミーティングを開催し、全ての設計内容やスケジュール計画について説明します。キックオフミーティングでは、具体的に以下のようなものを共有します。

【ご共有内容の例】
プロジェクトチームメンバー、WBSのスケジュール計画、事前リサーチ情報、プロジェクトで使用するツール、プロジェクト定義書

2. エグゼクティブインタビュー

コーポレートサイトの要件を決めるに当たって、会社が表現したいメッセージやコンテンツの整理が必要です。お客さまが持つ与件だけで情報精査するのではなく、エグゼクティブインタビューを使って経営層の持つビジョン、目標、ターゲットユーザー、サイトのメインメッセージなどを精度高く抽出。その情報を用いてコーポレートサイトの制作を行うことで、ターゲットとなる訪問者が受け取る情報をより届きやすい形にし、コンテンツとデザインを磨きます。

3. 改善施策立案

エグゼクティブインタビュー・UXリサーチから得た情報を踏まえて、改善施策の立案を行います。ダブルダイアモンドのフレームワークに従って、以下ステップの通り発散と収束フェーズを繰り返すことで効果的な改善策を立案します。

  1. 探索:解決すべき課題に対する根本的な問題を発見するため、問題をリストアップする「発散」
  2. 定義:探索段階でリストアップされた問題のうち、解決すべき問題を絞り込む「収束」
  3. 展開:定義段階でリストアップされた問題に対して、解決策をリストアップする「発散」
  4. 提供:展開段階でリストアップされた解決策を絞り込んで提案する「収束」

改善策の立案はセブンデックスのチーム内でアイデアを練って提案することが多いですが、お客さまの要望に合わせて、合同でアイディエーションワークショップを行う場合もあります。

4. 要件定義

改善施策のご提案を行い、その確認が取れたらその改善案を要件定義に落とし込みます。この要件定義フェーズでは、まずお客さまのコーポレートサイトに訪問するユーザーの属性を分析し、課題の達成に必要なユーザーの要求をまとめます。要求をもとに要件定義に落とし込んでいくことで、漏れのないMECEな要件の洗い出しを行います。この要件はただ羅列するのではなく、各訪問者が要求するコンテンツをリストアップし、どの要件が訪問者の要求を満たすことができるのか、そしてそれぞれの要件の優先度と重要度も合わせて盛り込むことで、サイト全体を俯瞰した最適なコンテンツ設計の在り方の可視化しています。

5. 情報設計

要件から最適な情報設計を組み、適切なサイトデザインの設計を行う土台を作ります。訪問者の動線を整理し、必要なコンテンツ設計を可視化するためにサイトマップを作成します。作成するには各訪問者が求めるコンテンツが掲載されているページを、ページ間の動線を模索する必要があります。例えば、製品・サービスページはトップページから直接アクセスできる動線を設定、その製品詳細ページは各ページの配下に動線を設定するなど、情報の粒度に合わせて階層構造を設計し、サイトマップとして可視化していきます。

6. デザイン制作

情報設計が完了したら、それをもとにサイトデザインの制作に入っていきます。この業務において、デザインの質はもちろんの事、UXリサーチを使って定義したターゲットにとって、使いやすいものになっているデザインになっているかが重要です。セブンデックスはUXリサーチなどターゲット策定の戦略部分から、サイトデザイン、トンマナ設計と、開発運用まで見据えた支援を行い、最適なデザインを提供します。

7. ご納品

コーポレートサイトのデザインは、納品後にも開発作業などのアップデートが続きます。さらにUXデザインプロセスに用いたKPIツリーやユーザーインタビューの結果なども、プロジェクト終了後にマーケティングを行う上で有用なデータとなるでしょう。これらの途中成果物や今後の運用に必要な資料・情報も納品物としてお客さまに提供します。具体的には以下のようなものが納品物の例として挙げられます。

【納品物の例】
デザイン制作物、トンマナ、ペルソナシート、カスタマージャーニーマップ、KPIツリー、エグゼクティブインタビュー資料

プロジェクト終了後も、本プロジェクトを通して気づいたスコープ外の課題についての改善施策もご提案させていただく事がございます。セブンデックスは、ただ本プロジェクトの成果だけを提出するのではなく、サービス、企業としての価値向上に本質的に必要なものは何かを考えます。納品後も、他に発生した、もしくは抱えている課題があれば、継続的にご支援することも可能です。

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上流の調査分析、ユーザー定義、UIデザインまで、提供できるUXデザインプロセスが多いからこそ、企業のあらゆる課題を解決できます。デザインプロセスをそのまま行うのではなく会社に合わせて最適なプロセスを組み提供するため、自社課題に合わせたオリジナルの最適解を提案しています。