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サービスとユーザーのニーズを可視化し、提供価値の正しさを整理します。

サービスの提供価値の探索や提供価値を軸とした競合優位性の発見に、バリュープロポジションキャンバスを使用します。 ユーザーは自分にとって価値があると感じるからこそ、商品やサービスに対して課金をしますが、その価値が企業が想定しているものとは別ということも往々にしてあります。バリュープロポジションキャンバスを使って、お客さまの商品やサービスが想定している価値とユーザーのニーズとのズレを確認します。そしてそのズレを認識することで、よりユーザーにとって価値の高い体験を届ける事を可能にします。 近年、サービスの多様化が増し、多くの競合が生まれています。そのため、企業は差別化を図らなければ生き残れない状況になってきています。その差別化は無闇に機能を増やす、商品のラインナップを増やすなどの施策では逆効果となってしまいます。競合より顧客のニーズに合った付加価値の提供を行うことが重要です。その付加価値となり得る、お客さまのサービス価値をバリュープロポジションキャンバスを使って可視化します。

ユーザー課題の分析

バリュープロポジションキャンバスを作成する上で、まずはユーザーが解決したい課題を言語化します。まず、ユーザーインタビューやトレンド調査などを用いてユーザー理解を深めた上で、ユーザーがお客さまのサービス・商品を使って解決したい課題とその課題を解決した際の利得、そして現状顧客が感じる悩みを書き出します。この時、サービスが定義している提供価値の先入観を捨て、ユーザーが本当に解決したいと感じている課題のみに着目します。

提供価値の分析

ユーザー課題の分析が終わったら、次にお客さまがユーザーに提供できる価値を紐解いていきます。まずはお客さまが提供するサービスや商品を書き込みます。そして、ユーザーが求めている「課題を解決した際の利得」を参照しながら、お客さまが提供するサービス・商品がどのような価値を発揮できるのかを考えます。合わせて、ユーザーが現状感じる悩みを参照して、そのペインを取り除けるサービス内容も考慮します。このようなプロセスでバリュープロポジションキャンバスを完成させ、ユーザーニーズとサービス提供価値のズレを無くしていきます。

差別化要素の発掘

バリュープロポジションキャンバスが完成したら、それを元に競合との差別化要素について考えます。その際、バリュープロポジションキャンバスだけではなく、他のツールも併用する事で多様な角度から分析を行います。例えば、カスタマージャーニーマップと併用して顧客が求める価値の優先付けを行ったり、リーンキャンバスと併用することでユーザーにどの手法による価値提供がフィットしているかを俯瞰して確認します。これらの分析から得た情報を競合と比較して、お客さま独自の提供価値を導き出します。

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上流の調査分析、ユーザー定義、UIデザインまで、提供できるUXデザインプロセスが多いからこそ、企業のあらゆる課題を解決できます。デザインプロセスをそのまま行うのではなく会社に合わせて最適なプロセスを組み提供するため、自社課題に合わせたオリジナルの最適解を提案しています。

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