Marketing Growth
UXUI Design

徹底したユーザー視点で離脱率を15%改善
リクルートスタッフィングのUXUIリニューアル

株式会社リクルートスタッフィング
OVERVIEW
リクルートスタッフィングのマイページ改善に向け、UXUIデザインのパートナーとして支援。
ユーザーがストレスなく目的を達成できる導線を設計し、サービス活用度と満足度の向上を目指しました。
TERM

2020‐2021

ISSUE
マイページに多様な情報が集約されており、ユーザーが必要な情報に円滑にアクセスできない状況が課題でした。特に就業中ユーザーと求職中ユーザーでは目的が異なるにも関わらず、その違いが配慮されておらず、操作性にストレスが生じていました。結果として、ユーザーがサービスを十分に活用せず、離脱してしまうケースが多発していました。
SOLUTION
  • ユーザーインタビューを通じて、求職・就業の各フェーズにおけるユーザーの行動や思考を深く理解
  • ワークショップで顧客と共に必要な要素と優先順位について検討
  • UI設計では、アクセス頻度や目的別に最適化された情報構造を設計
  • プロトタイピングを用いてタスク達成度を検証、課題箇所の改善を繰り返し実施
OUTCOME
ユーザー行動の理解に基づいたUI再設計により、マイページからの離脱率を15%改善
ユーザーからも「目的の情報にすぐアクセスできる」「サイトが使いやすくなった」といった声が寄せられ、サービス活用度が向上しました。

01.

ユーザーが求める情報を明らかにするために

リクルートスタッフィングでは、マイページ機能の拡張を進めてきたものの、「情報を載せる」ことに意識が偏り、ユーザーが何を求め、どう行動するかが見えていませんでした。「よく使われている項目が埋もれてしまう」「電話問い合わせの方が早いと判断される」など、情報設計に対する課題感が高まり、セブンデックスに相談をいただきました。

02.

ユーザー理解を深めるインタビューを実施

オンラインで20名以上の求職・就業中のユーザーに対し、「何のためにマイページを見るのか」「目的にどう辿り着いているか」を徹底してヒアリング。
数値などのデータでは見えない、ユーザー自身が感じる“重要度”や“使いづらさ”を発見し、情報の削除・強調すべきポイントを明らかにしました。

03.

クライアントと共に情報の優先度を決定するワークショップを実施

抽出したニーズをもとに、情報の重要度と投資対効果に応じて施策の優先順位をワークショップ形式で整理。クライアントの複数部署も巻き込みながら、「このゴールを達成するには何が必要か」を事業視点・ユーザー視点から共に検討し、スピーディな意思決定と整合性のある構造が実現しました。

04.

情報導線の再設計により、ユーザーが離脱しないUIへ

再設計されたUIでは、頻出タスクを1クリックで完結できる導線や、目的に応じた視認性の高い情報配置を実現。
プロトタイプを用いたユーザビリティ検証では、タスク未達の箇所を特定し、改善施策を即時に反映。ユーザーの“迷い”や“詰まり”を取り除くUIにアップデートされました。
リニューアル後はマイページからのユーザー離脱率が15%改善。ユーザーからも「目的の情報にすぐアクセスできる」「サイトが使いやすくなった」といった声が寄せられ、サービス活用度が向上しました。単なる見た目の改善ではなく、ユーザー理解に基づく情報構造と体験設計が、サービス全体の価値向上に繋がったプロジェクトです。

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