01.
ブランド化を見据えた新規事業開発が求められる一方で、構想はあるものの、市場に受け入れられるリリースの形を具体的に描けていない状態だった
これまで生活習慣病領域でBtoB市場を中心にサービスを展開してきたPREVENTは、新たに肩こり・腰痛領域でサービスブランドを立ち上げるにあたり、従業員一人ひとりが直接使うサービスとしても価値を届ける必要がありました。そのため、生活者にも受け入れられる形でブランドの提供価値を世界観として表現し、共感を生むブランディングが求められていたのです。 さらに、そのブランドをスケールさせるための新規サービス開発も必要でした。「ライトユーザーにも受け入れられる、スケーラビリティのあるサービス」という構想はある一方で、具体的にどのニーズをどのような提供形態で満たすのかは詰めきれておらず、BtoC市場への新たな挑戦の中で、ブランディングと事業開発を同時に成立させる進め方を描けていない状態でした。
02.
事業における提供価値や思想など、ブランドを構築していく上での根底の思想を整理。ブランドのアイデンティティを言語化し、意思決定の共通軸を定める
事業を一つのブランドとしてユーザーに認識してもらうためには、「このブランドは何者か」を明確に定義する必要がありました。そこでデスクリサーチを通じて競合サービスとの差分を整理し、エグゼクティブインタビューなどの深いヒアリングを重ねながら、ブランドの価値や「らしさ」を抽出。ブランドの存在意義やビジョンを言語化したブランドアイデンティティを策定しました。 その結果、「どのようなブランドで、何のために存在し、どこを目指すのか」が明確化。チームの共通言語として、以降の意思決定における重要な軸として機能するようになりました。
03.
ブランドの「らしさ」を体現しつつ、実用要件も満たすネーミングを策定
ブランドアイデンティティを定め、ブランドの「らしさ」を明確にしたうえで、それを体現するブランド名の策定に着手しました。 ブランドを一言で表すキャッチーさに加え、発音のしやすさや適度な長さといった実用面も踏まえて候補を発散。 競合との重複や商標リスクも確認しつつ、最終的には「運営者が愛着を持てるか」という重要な観点も踏まえて候補を収束し、ブランド名を決定しました。
04.
ブランドとしての視覚表現と世界観の方針をビジュアルアイデンティティとして策定
ブランドアイデンティティとブランド名を策定したうえで、それらを視覚的にどう表現するかを検討し、ビジュアルアイデンティティを設計しました。ブランドを象徴するロゴ/シンボルの制作に加え、カラーやフォントなど、運用時に世界観を保つためのレギュレーションも整備。ガイドラインとして体系化し、ブック形式でドキュメント化しました。
05.
ビジュアルアイデンティティに基づいたブランド価値・世界観を伝えるクリエイティブを制作
策定したVIに則り、サービスサイトやサービス案内用PDF資料などのクリエイティブも一気通貫で制作し、ブランドの世界観を体験として届けるタッチポイントも構築しました。
06.
ユーザーニーズに基づいた新規サービスの構想からPoCまでを短期間で推進
ユーザーインタビューを通じてユーザーのペインとニーズを抽出し、ブランドアイデンティティに沿いつつ自社のアセットを活かしながら、スケーラビリティのある複数のサービス案を検討・考案。併せて競合リサーチを行い、市場での差別化余地と成立要件を整理しました。 さらに、リリース後の成功確度を高めるためにPoCを実施し、市場の反応から得られた示唆をレポーティングしました。