
01.
仮説起点の情報設計で、短期間で議論を加速させるアウトプットを実現
プロジェクト開始時点で、商談内容やデスクリサーチをもとに仮説ベースの情報設計を構築。キックオフ時には議論のたたき台として活用し、訴求内容の方向性を決めるための議論を加速させました。結果として、期間がタイトな中でも企画フェーズに十分な検討時間を確保することができ、精度とスピードの両立を実現する土台となりました。
02.
事業の独自性を直感的に伝える、象徴的なデザインの創出
事業の中核には機能性結晶材料があり、「結晶材料機能を起点としてアースポジティブな世界を実現する」という企業の想いが直感的に伝わるよう、結晶を起点とした視覚表現に落としむことを意識し、会社説明パンフレットを遠目で見ても力強く、象徴的に映るデザインに仕上げました。


03.
顧客のニーズに響く、共感型ストーリーラインの設計と親しみやすい表現の両立
想定される顧客の課題構造を整理したうえで、「ニーズへの共感」から「提供価値の提示」へと段階的に導くストーリーラインを設計。読み手が自身の課題と照らし合わせながら情報を受け取れるよう、論理的な展開と視覚的な補助要素を組み合わせ、理解と納得の促進を目指しました。マーケティング視点に則ったコンテンツ設計により、パンフレット単体でも一貫性と訴求力を兼ね備えた構成を実現しています。また、パンフレット全体として視線の流れや情報配置を綿密に設計することで、伝えたいメッセージが自然と読み手に届くよう配慮しています。 技術の先進性を損なうことなく、あえて「親しみ」を感じさせるトーンにまとめることで、読み手との距離を縮めました。
04.
想いをカタチに。抽象的な概念を表現したビジュアルデザインの設計
裏表紙では、特に「結晶材料機能を起点としてアースポジティブな世界を実現する」というヴェルヌクリスタル様のビジョンを、構成の工夫によって直感的に想いが伝わるデザインへと落とし込みました。先進的な技術を難しさや堅さを感じさせないよう、やわらかさのあるイラストや図を活用しています。これにより、視覚的にも明確に伝わる構成となっています。
