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カメラマンとプロジェクトを進める際に準備すること

プロダクトをアウトプットする際にほぼ必ず必要になる”写真”。素材となる写真の品質は良いクリエイティブをつくるためにとても重要な要素です。

今回はカメラマンさんに依頼する際にイメージ共有や撮影当日までの準備についてご紹介します。

共有項目

カメラマンさんが動きやすいように以下のことを事前に共有しておくと、撮影が円滑に進むかと思います。

①用途

撮影した写真は何に使われるのか。撮影の目的を共有します。

例)サービスページのKV、コーポレートの社員紹介写真、などなど

②写真のトーン&マナー

写真をみた人にどう思って欲しいか。ターゲットはどのような人かを共有します。
写真の明るさ、色味、ボケ具合などを共有します。

例)リラックスしてくつろいでいる感じ、親身に話を聞いてくれそうという安心感、など
例)部屋でくつろいでいるを出したいので、暗めの温かみのあるオレンジ など

トーン参考写真を用意するとカメラマンさんに伝わりやすいです。
参考写真はバリエーションを持たせて用意すると、幅ができてカメラマンさんと私たちのイメージ近い状態で撮影に臨めます。また、違うと感じるテイストのサンプル写真も用意するとよりイメージが共有しやすいです。
例えば、「トーン」「ポージング」「ボケ具合」を指示するとして、全てのイメージが合致している写真がなければ、それぞれが合っている「トーン」「ポージング」「ボケ具合」別にイメージしているサンプル写真をそれぞれ用意しましょう。

参考写真を探す時は、「Pinterest」で写真を探したり、ストックフォトサイト「Getty Images」「amana images」で探すこともあります。

③シーンとアングル

シーンとアングルを共有します。何を見せたくてそのアングルにしたいのか意図を説明することで、カメラマンさんも用途を想像しやすいです。シーンとアングルをカメラマンさんと相談しながら決めることもできます。

例)手元のスマートフォンで〇〇を操作している様子を見せたいので、画面と指先をよく見せたい。 など

④デザインカンプ(使用時のレイアウト)

最終的にどう写真が扱われるか伝えておくと、カメラマンさんも構図が決めて撮影しやすくなると思います。また、デザインカンプも共有しておくと円滑でしょうましょう。

例)PCでは左側にテキストが入るので、左側があいてる感じ など

香盤表の作成

香盤表とは、撮影当日のスケジュールのことです。撮影当日は、香盤表を元にメンバーが動いていきます。

記載すること(例)

  • 日時
  • 撮影場所
  • 登場人物
  • タイムスケジュール(時間、内容、小道具、移動、備考)
  • カットイメージ

ロケハン、撮影場所の申請

ロケハンについて

どのような場所で撮影するのが最適なのか、撮影場所の候補を出していきます。
場所の状況を記録しておくために、「照明を置く場所は確保できるのか」「時刻によっての光の入り具合」など、場所の状況をまざまな角度から写真を撮影しておきましょう。

また、ロケーション撮影の場合、雨天時の対応も考慮しなければなりません。

撮影場所の申請について

撮影を商業目的で行う場合は許可が必要になる場所もあります。
撮影予定の場所の許可が必要な場合は、必ず事前に許可を申請しておきましょう。

場所によっては一ヶ月以上待ちであったり、撮影当日から1週間前までの申請が必要だったりするので早めに申請をする必要があります。また、撮影場所として使用するために料金が発生する場合もあります。

持ち込み可能な機材についても確認しておきましましょう。

依頼する、というより一緒に作り上げていくイメージ

私が初めての撮影ディレクションを担当させていただいた時は、カメラマンさんに説明するイメージの共有に苦労しました。

ただ指示を出すだけでなく、「こうしたい!」を詳細に言語化してカメラマンさんに共有することで、よりイメージに近い写真が上がったり、カメラマン目線からより理想に近い写真を撮るための提案などもあるかと思います。

カメラマンさんとプロジェクトを進める際に、皆さんのお役に立てたら幸いです!

UIデザイナー
多摩美術大学卒業後、DeNAで新規アプリサービスの設計,UIデザインに携わる。2020年にセブンデックスに入社し、アミューズの新規事業UXUIデザインなど、企画段階から、UIデザインまで、様々なフェーズの支援を行っている。