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企業文化を形成するカルチャーブックの作り方

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カルチャーブックとは?

カルチャーブックとは、企業が目指すビジョンやミッション・行動指針など、企業が大切にする価値観を読み手が理解しやすい言葉やストーリーで表現し、一冊の本にまとめたものです。

カルチャーブックを読むことで、「この会社は何を目指して企業活動を行っているのか」「この会社では、どんなスタンスで働けば良いのか」など、企業の中で持つべき価値観が理解できるようになります。

カルチャーブックの大きさや形、本の構成は企業によって千差万別ですが、主に企業のインナーブランディング施策や、採用施策として活用されます。

本記事では、インナーブランディング推進におけるカルチャーブックの機能性や作り方についてお伝えしていきます。

「社員が企業理念を理解し、共感すること」の大切さ

カルチャーブックについてお伝えするにあたり、まず初めにカルチャーブック制作目的となる「インナーブランディング」について軽く触れておきましょう。

インナーブランディングの最終ゴールとしては、社員が自社の理念を理解・共感した上で、ブランド価値を伝える“行動を体現し続ける”ことですが、ゴールに到達するために、まずは社員が自社の理念(ビジョンやミッション、行動指針など)を認知するところから始めなければなりません。

インナーブランディングにおける企業理念の浸透ステップとして、「認知」→「理解」→「共感」→「行動」→「習慣化」という5つのステップがあり、これらを順に踏んでいく必要があります。
(いきなり社長が「明日からこのビジョンを目指すために、全員で行動していくぞ!」と伝えたとしても、社員が賛同し行動している状態を作るのは難しいのです)

このステップにおける前半プロセス。つまり「企業理念を認知し、理解し、共感する」というフェーズにおいて、カルチャーブックは有効なツールとなります。

カルチャーブックの特徴を生かして、理念浸透を仕掛けていく

では、カルチャーブックを活用して、どのように企業理念を認知させ、理解・共感してもらうか。これが、良いカルチャーブックを作るための重要な問いになります。

企業理念を認知・理解・共感させることを目的とした施策は、実はカルチャーブックだけではありません。企業のオフィスにポスターを貼って接触頻度を高めたり、全社総会で社長がプレゼンしたり、社内報を活用したり、カルチャーブック以外にも複数の施策が考えられます。

もちろんこれらの施策にも並行して取り組むことは非常に重要ですが、他の施策とは異なる狙いを持って、カルチャーブックだからこそ可能となるアプローチをすることで、施策全体の効果を最大化することができます。

カルチャーブックの特徴は、「持ち運べる」「ストーリーで伝えられる」「何度も見返せる」「自分のものにして書き込める」

タイトルの通り、カルチャーブックは、

・持ち運べる

・ストーリーで伝えられる

・何度も見返せる

・自分のものにして書き込める

という4つの特徴があります。これら4つの特徴を生かして、どのような仕掛け方ができるか考えてみましょう。

例1:何に迷った時、基本に立ち返ることができるバイブル本

社員が仕事をしている中で、何を軸に判断していいか迷った時。そんな、社員の意思決定基準となるのが、行動指針やバリューです。

カルチャーブックを見返すことで行動指針を再確認でき、「迷ったらカルチャーブックを見ろ!」という立ち位置となる本にすることで、それぞれの社員が「どのような行動を取るべきか」迷わずに進める状態を作ることに寄与していくでしょう。

例2: 自分の仕事の社会的意義を再確認でき、自己肯定感を高められるストーリーブック

日々目の前の業務に集中していると、「自分の仕事が社会にどのように役にたっているのか、何に繋がっているのか」といった、自分の仕事と社会的意義との繋がりを忘れてしまうことがあるでしょう。

そんな時に、自分の仕事の先にある未来や、自分の仕事の意義を再確認できると、その仕事をしている自分のことを誇らしく思え、自己肯定感が高まったりするものです。

また、カルチャーブックを自宅に持ち帰り、家族の方にも読んで頂けた時、「お父さん、こんなすごい仕事してるんだ」「お母さんの仕事かっこいい!」っといった、家族に対して自分の仕事を誇れるツールにもなるはずです。

このような体験は、会社へのエンゲージメント向上にも繋がるため、「仕事と社会的意義との繋がり」をストーリーで伝えることで、多方面で機能するカルチャーブックとなるでしょう。

例3:クイズやワークを通じて、理解度を確かめ、高められるワークブック

企業によっては、一度読んだだけでは理解しづらい理念を持つ企業様もいらっしゃるかと思います。

そんな時、もちろん口頭で伝える施策は必要ですが、カルチャーブックの最後に簡単なワークを設けることで、社員の方の理解度を高めることができるかもしれません。

個人ワークとして実施してもらったり、カルチャーブックを活用してワークショップを実施したりなどやり方は様々ですが、「読んで終わり」ではなく、「読んで理解する」ための施策を検討してみると良いでしょう。

良いカルチャーブックを作るためには、様々な専門スキルが求められる

本記事では、インナーブランディングの施策として正しく機能させるためのカルチャーブックの作り方・考え方についてご紹介しました。

元々取り扱うテーマ自体が、「企業理念」という決して多くの社員にとって馴染みのあるテーマではないため、そのテーマをどう調理してカルチャーブックを制作するかは、作り手の腕の見せ所です。

良いカルチャーブックを作るためには、目的(狙っていきたい効果)に対して、自社の社員特性や制約条件の中でどのようなコンセプトの本にするかを考える企画力が求められます。

また企画力に加えて、理念を誰もが理解しやすい形で届ける意訳スキル(ライティングスキル)、それをストーリーでつなげるストーリーテリングスキル、ストーリーを視覚的に表現するビジュアルデザインスキルなど、幅広いスキルが求められます。

企業様のお話を伺っていると、総務部や広報部の方が少人数体制で任されることも多いようですので、ブックの制作体制を整えた上で、良いカルチャーブックが多く生まれることを願っております。

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新卒入社でマイナビに入社し、企画営業としてマイナビ転職や、求人広告販売を担当。全社表彰/社長賞獲得。CX(Candidate Experience)を通して広義のデザインに可能性を感じ、また自分の仕事の領域を広げたいと思い、セブンデックスに入社。現在はPM/UXデザイナーとして様々な案件に携わりつつ、採用人事など幅広く担当している。