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インナーブランディングの代表的な施策例

セブンデックスが行っているブランディングには大きく分けて2つのものがあります。社外に向けてブランドを定義し、アピールするアウターブランディングと、社内に向けて行い、社員のロイヤリティと事業の生産性向上を目指すインナーブランディングです。

通常ブランディングという言葉はアウターブランディングを指すことが多いと思いますが、この記事ではインナーブランディングについて、施策例を挙げながら具体的に何をするものなのか紹介したいと思います。

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カルチャーブック

カルチャーブックは企業理念やVMV(ビジョン、ミッション、バリュー)、行動指針など会社の価値観を本の形にまとめたものです。抽象度が高い企業理念などを解説し、会社として目指す方向の認識が経営層と社員の間でずれないようにすることを目的としています。

インナーブランディングをはじめる際は、まず会社の目指す方向として企業理念やVMVを定めることが多いです。大抵の場合、企業理念などは長期的に使用し、事業の様々な面を包括できるようにするため、抽象度が高く設定されています。抽象度が高いままだと社員は日々の業務の中で自分がどのようにして企業理念を達成するべきなのかなかなかイメージができないため、企業理念などを定めたあとには、それらを解説する施策としてカルチャーブックを制作される企業が多いようです。

カルチャーブックの形式は会社によって様々で、PDFなどの電子データで作成する場合や、実際に本を作成する場合もあります。形式については会社の文化や、リテラシーに合わせて選ばれることが一般的です。

クレドカード

クレドとは「信条」を意味し、インナーブランディングの文脈では行動指針を指すことが多いです。クレドカードとは、主に行動指針を記載したカードサイズの印刷物で、携帯することで日常的に見返すことができるものとして作成されます。表裏に行動指針や簡単な解説が記載されたカード状のものもあれば、蛇腹折りになっていて、ページが複数あるものもあります。

カルチャーブックが企業理念を根幹から理解するものとして存在するのに対して、クレドカードはより日常的な行動の規範が示されたものです。社員はクレドカードを携帯し朝礼の読み合わせ等で使用することで、企業理念実現のための、社員としてすべき行動を日頃から確認することができるようになります。

社員アンバサダー

大きな組織においては、経営層から企業理念浸透の施策を下すだけでは共感を得られず、浸透はスムーズに進みません。そこで、社員の中からアンバサダーを任命し、より共感できる身近な存在から企業理念の理解を促していくことが効果的です。

アンバサダーは、自薦他薦、役職に関係なく任命可能です。その組織にあったオリジナルの呼び名をアンバサダーにつけることで、より共感を呼ぶ施策にすることもできます。(キャプテン、〇〇隊など)

また、アンバサダーを通じて社員からインナーブランディングへの思いや意見などのフィードバックを得ることもできるため、インナーブランディングにおける経営層と社員の相互的な関係の構築がアンバサダーを任命することで可能になります。

社内報

紙面やWebなどで、定期的かつ継続的に会社の取り組みや企業理念についてを社内報として発信します。インナーブランディングとしての社内報は、経営層から一方的に伝えたいことを伝えるのではなく、社内の動きや社員に目を向けた発信がメインのコンテンツになります。社内報を読むだけでなく、作るプロセスに参加すること自体もインナーブランディングとして効果的とされています。

また、多様な職種がある企業の場合は、他職種が何をしているのか、何をやりがいとして感じているのかを社内報を通じて知ることで横のつながりを形成するコミュニケーションツールにもなります。

社内報に掲載するコンテンツとしては、行動指針を体現した社員のインタビューや、クライアントインタビュー、上司へのサプライズメッセージ、個人史、部署ごとの特集などがあります。

Webで発信する場合はコメント機能付きのブログ形式を採用することで、コンテンツに対してコメントやいいねなどのリアクションが生まれ、より相互的なコミュニケーションと理解の場にすることも可能です。

サンクスカード

サンクスカードは社員同士が普段言葉では伝えづらい感謝をカードにして贈り合うものです。一見インナーブランディングと関係ない施策にも思えますが、社員同士の一体感の醸造やコミュニケーションの促進として結果的に企業理念達成へのモチベーションを上げることが可能です。

また、感謝を伝える対象として行動指針に基づいた行動や言動を推奨することで、行動指針自体の浸透に寄与することもできる施策です。

ブランドグラフィックの配置

インナーブランディングとして見過ごされがちな部分ですが、本来オフィス環境は会社の文化と価値観を思い起こさせる場であるべきです。その場にいるだけで、自分達が何を目指しているかが分かり、社員が同じ目的に向かってることを感じられるために、アウターブランディングと同様に統一されたCIに基づきブランドグラフィックを社内に配置することがあります。

簡単なやり方であれば、ポスターを設置したり、制服を変えたりも施策の一部に入ると思います。もう少し全体的なやり方ですと、インテリアに反映したり、会社の入り口にサイネージを配置することなどで施策を実行することが可能です。

おわりに

この記事では数あるインナーブランディングの施策の代表例を紹介しました。どの施策も大変手間のかかるものですが、企業理念実現のために社員一人ひとりがやりがいを持って仕事をすることは、企業だけではなく社員の人生自体も豊かにすることにつながると思います。

ここに掲載したもの以外にも世の中には個性的な施策が多くあり、組織にあった施策を実行することがインナーブランディング成功への近道となるようです。この記事を読んでインナーブランディングに興味を持っていただけましたら、ぜひここには載っていない個性的なインナーブランディング施策についても調べてみてください。

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UIデザイナー
東京藝術大学卒業後、映画配給会社にてデザイナー、広報などを担当。その後制作会社で雑誌やSNS、アパレルのアートディレクションなど様々なメディアのデザインに携わる。表層だけではなく、課題解決のデザインで企業支援をしたいと考え、セブンデックス にUIデザイナーとして入社。