LPの制作・改善を検討しているものの、「どのような施策で成果が出るのか」「新規制作と既存LPの改善のどちらが適切か」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、セブンデックスが支援したLP制作事例を含む5つの事例を、課題・実施施策・成果の観点から比較します。CVRが約3倍に向上した改善事例や、顧客理解をもとに訴求内容を見直した事例などを紹介しながら、自社に適したLP制作・改善の進め方を解説します。
5つのLP制作・改善事例を紹介
| 企業・LPの目的 | 制作・改善の内容 | 成果・公開状況 |
|---|---|---|
| 青山財産ネットワークス(新規制作) 経営統合後の認知拡大とリード獲得 | ターゲットの再定義、コミュニケーション戦略の策定、情報設計・ビジュアル制作。2種類のLPを制作 | セミナー告知用とリード獲得用のLPを制作。具体的な成果数値は非公開 https://sevendex.com/work/work-5227 |
| セブンデックス(新規制作・公開後の改善) ブランディング事業の問い合わせ・案件獲得 | ペルソナ設定、コンテンツ設計、デザイン制作。公開後は広告キーワードやLP構成を改善 | 継続的な改善により、制作・運用コストの何十倍もの案件獲得につながったと公表 https://sevendex.com/post/2968/ |
| 金融機関(既存ページのLP化) 予約・申し込みのCVR向上 支援:朝日エージェンシー | 訴求内容・ストーリー設計・CTA導線・スマートフォン対応を改善し、既存WebページをLPへ再構築 | CVRが0.56%から1.66%へ向上(約3倍) 株式会社朝日エージェンシー https://www.asahi-ag.com/solution/case/a66 |
| フィットネスジム(既存LP改善) 見学・体験予約の獲得効率改善 支援:B&D | 顧客データとアンケートを分析し、価格中心の訴求から初心者の安心感を伝える構成へ変更 | CVRが約2.5倍に向上、CPAが約40%削減 株式会社ビー・アンド・ディーhttps://www.bdcorp.co.jp/case/case16.html |
| 法人向けマーケティングツール(既存LPの継続改善) 顧客獲得単価の低減 支援:レジット | 2020年から2024年にかけてLPを段階的に改善。個別の改修内容は非公開 | CPAが10万円超から1.2万円に低下。ただし、LP単独の改善効果かは不明 https://www.legit.co.jp/lp-improvement-case/ |
青山財産ネットワークス|認知拡大とリード獲得を目的としたLP制作事例

青山財産ネットワークスは、チェスターグループとの経営統合を機に、認知拡大と新たな顧客接点の創出を目指しました。セブンデックスは、統合記念セミナーの告知LPとリード獲得LPを制作。セミナー告知LPでは、経営統合の意義や両社の強みを伝えるとともに、事業承継・相続・資産運用などの講演内容を整理し、参加者が必要な情報を見つけやすい構成にしました。
一方、リード獲得LPでは、富裕層向け市場や競合環境を分析し、3つのターゲット属性から優先顧客層を再定義。さらに、顧客データをもとに信頼性を伝える指標を選び、ファーストビューを中心に実績や専門性が伝わる情報設計を行いました。ターゲット設定から訴求内容まで一貫して設計した点が特徴です。なお、CVRやリード獲得件数などの具体的な数値は公開されていません。
セブンデックス|自社LPの制作と継続的な改善による案件獲得事例
セブンデックスでは、ブランディング事業の問い合わせ・案件獲得を目的に、検索広告から誘導するLPを制作しました。しかし、公開直後は期待した成果につながらず、検索キーワードと問い合わせ内容を照合したところ、想定顧客とのずれが判明。そこで、ターゲットに合った流入を獲得できるよう広告キーワードを見直し、ページ内のユーザー行動も分析しました。
ヒートマップ分析では、ユーザーへの共感を伝える箇所で離脱が目立ち、支援実績まで十分に読まれていないことが分かりました。そこで、担当メンバーの紹介を追加し、実績や強みが伝わるようコンテンツ構成を調整。改善を重ねた結果、公開記事では制作・運用コストの何十倍にも相当する案件獲得につながったと報告されています。流入の質とLPの構成を継続的に改善した点が特徴です。

LP制作・改善についてお悩みの方へ
セブンデックスでは、顧客理解や戦略設計からLPの制作・改善まで一貫して支援しています。LPの新規制作はもちろん、既存LPの課題整理や改善に向けたご相談も承っておりますので、LPの制作・改善に課題を感じている方は、以下のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
金融機関|LPの構成と申し込み導線を見直してCVRを約3倍に改善した事例
朝日エージェンシーが支援した金融機関では、広告から通常のWebページへ誘導しており、情報量の多さや申し込み導線の複雑さが課題でした。そこで冒頭で利用者の悩みに共感し、「共感・理解・納得・行動」の順に読み進められるLPへ刷新しました。
さらに、画面に追従する申し込みボタンを設置し、スマートフォンでも読みやすい文字や余白に調整。その結果、公開事例ではCVRが0.56%から1.66%へと約3倍になりました。情報を増やすだけでなく、迷わず申し込める流れを作ることの大切さが分かります。
| 比較項目 | 改善前 | 改善後 |
|---|---|---|
| CVR | 0.56% | 1.66%(約2.96倍) |
| 訴求内容 | サービスの説明が中心 | ユーザーの悩みに共感するメッセージを重視 |
| ストーリー設計 | 情報量が多く、内容を理解しにくい構成 | 「共感→理解→納得→行動」の流れに沿って情報を整理 |
| CTA | 申し込みまでの導線が複雑 | 画面追従型のCTAを設置し、申し込みやすさを改善 |
| スマートフォン対応 | 文字やボタンの視認性・操作性に課題 | 文字サイズ・行間・ボタンサイズを最適化 |
フィットネスジム|顧客の本音をもとに訴求を変えてCVRを約2.5倍に改善した事例
あるフィットネスジムでは、広告からの流入は獲得できていたものの、見学・体験予約につながらず、顧客獲得単価(CPA)が高騰していました。
そこで、既存顧客データやアンケートを分析した結果、利用者が重視していたのは価格の安さではなく、「運動初心者でも安心して通えること」だと判明しました。これを受け、ファーストビューを価格訴求から安心感を伝える内容に変更し、LP全体も「悩みへの共感→解決策→利用者の声」という構成に改善しました。
その結果、CVRは約2.5倍に向上し、CPAも約40%削減しました。この事例は、顧客の本音を把握し、訴求内容や情報の伝え方を見直すことがLP改善につながることを示しています。
| 比較項目 | 改善前 | 改善後 |
|---|---|---|
| ファーストビュー | 月会費やキャンペーンなど、価格の安さを訴求 | 運動初心者でも安心して通えることを訴求 |
| ストーリー構成 | マシンや設備などの機能を中心に紹介 | 悩みへの共感 → 解決策の提示 → 利用者の声という構成に変更 |
| CVR(コンバージョン率) | 具体的な数値は非公開 | 約2.5倍に向上 |
| CPA(顧客獲得単価) | 具体的な金額は非公開 | 約40%削減 |
法人向けマーケティングツール|継続的なLP改修とCPAの低下を紹介した事例
株式会社レジットが支援した法人向けマーケティングツールのLP改善事例では、2020年10月から2024年9月までの約4年間にわたり、段階的なLP改修が実施されました。改善前は顧客獲得単価(CPA)が10万円を超えていましたが、継続的な改善の過程で2.2万円まで低下し、最終的には1.2万円まで削減されています。
この事例の特徴は、一度の改修で成果を求めるのではなく、長期的にLPの改善を重ねた点にあります。ただし、個々の改修内容や広告運用の変更状況は明らかになっていないため、CPAの削減がLP改善単独による成果とは断定できません。それでも、LPを公開して終わりにせず、継続的に改善に取り組むことの重要性を示す事例といえます。
| 段階 | CPA | 実施内容・状況 |
|---|---|---|
| 改修開始前 | 10万円超 | LPの顧客獲得コストが高い状態 |
| 改修期間中 | 2.2万円 | LPの段階的な改修を継続 |
| その後に報告された水準 | 1.2万円 | 継続的な改修の期間中に記録された成果 |
※改修期間は2020年10月〜2024年9月。各CPAが記録された正確な時期や、個別の改修による効果は公開されていません。
5つの事例から考える、自社に適したLP制作・改善の選び方
LP制作・改善では、成功事例をそのまま取り入れるのではなく、自社の課題に合った施策を選ぶことが重要です。例えば、新しい顧客層への訴求にはターゲットの再設定、CVRの改善には訴求内容や申し込み導線の見直しが考えられます。
まずは流入経路やユーザーの閲覧行動、CTAのクリック状況などを分析し、課題を明確にしましょう。セブンデックスでも、自社LPの改善において広告キーワードや閲覧行動を分析し、訴求や構成を見直しています。こうした課題分析をもとに、改善の優先順位を決めることが大切です。
LP制作・改善事例から学ぶ成果につながる4つのポイント
ターゲットと流入経路に合わせて訴求内容を設計する
LPでは、誰がどんな状況で訪れるかによって、伝える内容が変わります。課題を調べ始めた人には基本説明、サービスの比較段階にいる人には選ばれる理由や実績が判断材料になります。同じ商品でも検索広告とSNS広告では、訪問時に期待する情報が異なります。
制作前に、検索キーワードや広告文、ターゲットの課題を整理しましょう。そのうえで、広告で伝えた内容とLP冒頭のメッセージをそろえることが大切です。流入数を増やすだけでなく、検討につながりやすい訪問者に必要な情報を届ける設計が求められます。
ファーストビューで商品・サービスの価値を明確に伝える
ファーストビューは、訪問者がページを開いて最初に見る範囲です。ここで「誰のどんな課題を解決するのか」が伝わらないと、説明を読む前に離脱される可能性があります。抽象的なキャッチコピーより、提供価値を具体的な言葉で示すことが大切です。
例えば、BtoBのLPなら対象企業や支援領域、得られるメリットを短く伝えると理解しやすくなります。実績や導入企業名も有効ですが、情報を詰め込みすぎると逆効果です。スマートフォンでも主要なメッセージとCTAが見つけやすいか確認しましょう。
例えば、セブンデックスが支援した青山財産ネットワークスのLPでは、実際の顧客データをもとに信頼性を伝える指標を選び、ファーストビューに配置しています。
実績や強みを適切な順番で伝えてユーザーの納得を促す
LPに実績や強みを載せる際は、数を並べるよりも伝える順番を意識しましょう。サービスの概要が伝わる前に導入企業名を見せても、自分に関係する内容だと感じてもらえないことがあります。まず提供価値を伝え、根拠となる事例や顧客の声を示す流れが自然です。
検討期間が長いBtoB商材では、「どんな課題に、どう対応し、何が変わったか」を説明すると判断しやすくなります。数値実績を掲載する場合は、対象期間や条件も明記しましょう。信頼性を高めるには、強い言葉よりも検証できる情報が役立ちます。
CTAと入力フォームを最適化して行動につなげる
CTAは、問い合わせや資料請求など、次の行動を促すボタンや案内です。LPを読んで興味を持っても、申し込み先が見つからなければ離脱につながります。文言は単なる「送信」ではなく、「資料をダウンロードする」など、クリック後の行動が分かる表現にしましょう。
入力項目が多すぎたり、エラーの理由が分かりにくかったりすると、完了前に離脱されることがあります。スマートフォンでの操作性も含めて確認が必要です。ただし、項目を減らす際は、営業側が必要とする情報とのバランスも考えましょう。
LP制作とLP改善(LPO)の違いとは?
LP(ランディングページ)とは
LP(ランディングページ)は、広告や検索から訪れた人に、購入や問い合わせなど特定の行動を促すためのページです。Webマーケティングでは、こうした目的に特化して設計した専用ページを指すことが多く、情報を順番に伝えられる点が特徴です。
通常のWebサイトが複数ページを行き来しながら情報を探す設計であるのに対し、LPは訪問者の疑問や不安に順番に答え、行動へつなげます。そのため、見た目の華やかさだけでなく、誰に何を伝えるかという情報設計が成果を左右します。
LP制作とLP改善(LPO)の違い
LP制作は、ターゲットや訴求内容を決め、新しいページを設計・構築することです。一方、LP改善(LPO)は、公開済みのページを分析し、問い合わせや購入につながりにくい原因を見つけて修正する取り組みです。制作ではゼロから情報の構成を考えます。
改善では、すでに蓄積されたアクセス数やクリック、離脱状況などのデータを活用できる点が異なります。訴求する相手やサービスが変われば、LPの作り直しが適切な場合もあります。制作と改善を別々に考えず、公開後の運用まで見据えて判断しましょう。
| 目的 | 実施内容 | 適している状況 |
|---|---|---|
| 【新規制作】新たなLPを制作し、商品・サービスの魅力を伝えてコンバージョン(CV)を獲得する | ターゲット・訴求内容の設計、構成作成、デザイン、ライティング、実装、CTA設計 | 新商品・サービスを展開する場合や、既存のWebページでは十分に訴求できていない場合 |
| 【既存LPの改善】既存LPの課題を解消し、コンバージョン率(CVR)を高める | アクセス解析、ユーザー行動分析、訴求内容・構成・デザイン・CTAの見直し、A/Bテスト | 既存LPへの流入はあるもののCVRが低い場合や、現在のLPの成果をさらに高めたい場合 |
LP制作・改善で目指す主な成果
LP制作・改善の目的は、訪問者に期待する行動を取ってもらうことです。ECなら購入、BtoBサービスなら資料請求や問い合わせ、セミナーなら申し込みなど、商材によって目指す成果は異なります。まずは何を達成したいかを明確にしましょう。
また、問い合わせ件数が増えても、商談につながらなければ事業への貢献は限定的です。特に法人向けLPでは、CV数やCVRに加えて、リードの質や商談化率も確認しましょう。獲得数とその先の成果を分けて見ることで、改善すべきポイントを判断しやすくなります。
LP制作・改善の進め方を5つのステップで解説
ステップ1. LPの目的とKPIを設定する
LPの制作・改善では、最初に何を成果とするかを決めます。問い合わせを増やすのか、資料請求から商談につなげるのかで、必要な訴求や導線は変わります。目的が曖昧なまま制作すると、ページの完成がゴールになり、公開後の成果を判断できません。
例えば、主なKPIを問い合わせ数に置き、補助指標としてCVRやCTAクリック率を設定する方法があります。BtoBでは商談化率も別に追うと、獲得したリードの質を確認できます。現在の数値と目標値、計測期間を決め、関係者間で認識をそろえておきましょう。
ステップ2. ユーザーの行動やニーズから課題を分析する
改善対象のLPがある場合は、アクセス解析で流入元、CVR、離脱が多い箇所を確認します。ただし、数字だけでは申し込まなかった理由は分かりません。ヒートマップや問い合わせ内容、営業担当者が聞いた顧客の声を組み合わせ、行動の背景を探ることが大切です。
CTAが見られているのに押されないなら訴求や文言、押された後にフォームで離脱するなら入力負担が疑われます。新規制作でも、競合や顧客インタビューから仮説を立てられます。事実と推測を分けて整理すると、次に検証する課題が明確になります。
セブンデックスの自社LPでも、ヒートマップで離脱の多い箇所を確認し、メンバー紹介の追加やコンテンツの順番の見直しにつなげています。
ステップ3. ターゲットに合わせて訴求とコンテンツを設計する
分析で見つけた課題をもとに、LPで誰に何を伝えるかを決めます。サービスの必要性を感じていない人には課題の説明から、比較検討中の人には他社との違いや実績から伝える構成が考えられます。情報を増やすより、判断に必要な内容を優先して並べましょう。
セブンデックスの青山財産ネットワークス支援でも、ターゲットの課題や検討過程を整理したうえで訴求を設計しています。キャッチコピー、事例、FAQ、CTAまで一貫した流れを作り、読者が読み進めるほど疑問を解消できる構成を目指しましょう。
ステップ4. LPのデザイン制作・改修を実施する
訴求と構成が固まったら、ワイヤーフレームをもとに制作します。見た目の印象だけでなく、見出しの読みやすさ、画像の役割、ボタンの押しやすさも確認しましょう。特にスマートフォンでは、文字が詰まりすぎていないか、重要な情報を見つけやすいかが大切です。
実装時は表示速度やフォームの動作、計測タグの設定も確認します。PCで整っていてもスマートフォンで表示が崩れることがあるため、複数の端末でテストしましょう。公開後に修正しやすい設計にしておくと、検証から改善までの作業も進めやすくなります。
ステップ5. 効果測定とA/Bテストを繰り返す
LPは公開して終わりではありません。一定期間のデータを集め、KPIが目標に近づいているか確認します。CVRが低ければ、広告との訴求のずれやフォームの使いにくさなど、原因の仮説を立てて改善します。変更前の数値を記録することも欠かせません。
施策の効果を比較したい場合は、A/Bテストで異なる訴求や構成を検証する方法があります。ただし、流入数が少ない状態では偶然の差を成果と誤認しやすいため注意が必要です。変更内容と結果を蓄積し、次の判断に生かすことが継続改善の基本です。
LP制作・改善の成果を測る主な指標
CVRとCV数でコンバージョンへの影響を確認する
CV数は問い合わせや購入など、目標とする行動が完了した件数です。CVRは訪問に対してCVが発生した割合を示します。例えば1,000セッションのうち20セッションで問い合わせがあれば、CVRは2%です。流入数によってCV数も変わるため、両方を確認します。
比較する際はCVの定義や計算の分母をそろえましょう。広告経由だけか、自然検索も含むかで結果は変わります。CVRが上がっても流入数が大きく減ればCV数は減ることがあるため、片方の指標だけで成果を判断しないことが大切です。
CTAクリック率とフォーム完了率で離脱箇所を特定する
CVRが低いときは、問い合わせまでの行動を分けて見ると原因を探りやすくなります。CTAクリック率は訪問者のうちボタンを押した割合、フォーム完了率は入力を始めた人のうち送信を終えた割合などとして定義できます。離脱段階を把握するための指標です。
例えばCTAが押されていなければ、訴求や配置を見直す余地があります。一方、ボタンは押されるのに送信が少なければ、フォームの項目数やエラー表示が課題かもしれません。GA4などでイベントを計測する際は、指標の定義と取得条件を統一しましょう。
CPAと商談化率で獲得効率とリードの質を評価する
CPAは広告費を獲得したCV数で割り、問い合わせなどを1件得るための費用を示します。一方、商談化率は獲得したリードのうち商談に進んだ割合です。CVRとは別の指標であり、広告の獲得効率とリードの質を判断する材料になります。
例えばCPAが低くても、ターゲット外からの問い合わせばかりなら営業の負担が増えます。反対に獲得単価が多少高くても、商談や受注につながる割合が高ければ、事業上は価値があるかもしれません。広告と営業のデータを照合し、LP改善を受注までの流れで評価しましょう。
| 指標 | わかること | 計測方法 |
|---|---|---|
| CVR(コンバージョン率) | LPへの訪問に対してCVが発生した割合 | セッション単位の場合、「CVが発生したセッション数÷全セッション数×100」で算出 |
| CV数 | 問い合わせや購入などの目標行動が完了した件数 | GA4などで対象のCVイベント数を確認 |
| CPA(CV獲得単価) | 1件のCV獲得にかかった広告費 | 広告費÷対象のCV数で算出 |
| 商談化率 | 獲得したリードのうち商談につながった割合 | Salesforceなどで商談化したリード数÷対象リード数×100で算出 |
| CTAクリック率 | LPの閲覧からCTAクリックに至った割合 | GA4などでCTAをクリックしたセッション数÷LP閲覧セッション数×100で算出 |
| フォーム完了率 | フォーム入力開始から送信完了に至った割合 | GA4などでフォーム開始と送信完了のイベントを計測し、同じ集計単位で算出 |
※CVRやCTAクリック率は、計測方法によって分母が異なるため、比較する際は定義を統一する必要があります。また、CVRやCPAの改善が商談数や売上の増加を保証するわけではありません。
LP制作・改善を外注する際に確認したい2つのポイント
デザイン制作だけでなく戦略設計や課題分析にも対応しているか
LPを外注する際は、見た目の良さだけで制作会社を選ばないことが大切です。成果につながるページには、顧客の課題把握や競合との違いの整理、情報の順番を決める工程が欠かせません。制作前の調査や訴求の方向性をどう決めるか、具体的に確認しましょう。
セブンデックスは、青山財産ネットワークスのLP制作で市場分析からターゲット設定、情報設計、デザインまで支援しています。支援範囲は企業ごとに異なります。自社で対応できる業務と外部に任せたい業務を整理して比較すると判断しやすくなります。
公開後の効果測定や継続的な改善まで支援できるか
LPは公開時点で成果が決まるものではなく、訪問者の反応を見ながら訴求や導線を修正する必要があります。外注先を選ぶ際は、制作後に誰がGA4などのデータを確認し、改善案の作成や実装を担うのかを確認しましょう。別途運用費がかかる場合もあります。
また、改善の頻度だけでなく、どの指標を使って成果を評価するかも重要です。セブンデックスでも、定量データとユーザーの行動背景を組み合わせたサイト分析を重視しています。社内の担当者と外注先の役割分担を決め、継続して検証できる体制を整えましょう。
こうした継続的な改善を実現するには、LPのデザインだけでなく、顧客理解や情報設計、マーケティングまで一貫して考えることが重要です。セブンデックスでは、これらの領域を組み合わせ、LPの制作・改善を支援しています。戦略設計の段階からのご相談や、複数部署との連携が必要なプロジェクトにも対応しています。
具体的な支援内容や実績については、セブンデックスのコーポレートサイトをご覧ください。LPの新規制作や既存LPの改善に課題を感じている方は、以下のお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
LP制作・改善に関するよくある質問
LP制作・改善にはどのくらいの費用がかかる?
LP制作・改善の費用は、ページの長さやデザイン、調査・戦略設計の有無で変わります。既存の原稿や画像を使った制作と、顧客調査から撮影、実装まで任せる案件では必要な工数が違います。改善も、ボタンの修正だけか、構成の再設計まで行うかで費用が異なります。
見積もりを比べる際は、金額だけでなく、原稿制作、フォーム実装、計測設定、公開後の修正が含まれるかを確認しましょう。初期制作に予算を使い切らず、公開後の効果測定や改善に充てる費用も確保しておくと、運用計画を立てやすくなります。
LPの改善効果が出るまでにどのくらいの期間が必要?
LP改善の効果を確認できる時期は、変更内容や流入数によって異なります。ボタンの文言変更は短期間で検証できる場合がありますが、流入数が少ないLPでは比較に必要なデータが集まるまで時間がかかります。制作や計測設定の期間も考慮しましょう。
また、数日だけCVRが上がっても、曜日や広告配信の変化による可能性があります。改善前後で条件をそろえ、十分なデータが集まったかを確認しましょう。レジットの事例のように長期的な改修もあるため、短期の検証と継続的な運用を分けて計画することが大切です。
LPのCVRが改善しない場合はどこから見直すべき?
CVRが伸びないときは、流入する人とLPの内容が合っているか確認しましょう。広告文では価格を強調し、LPでは別の価値を訴求するなど、期待とのずれは離脱につながります。流入経路や検索キーワード別のCVRを比べると、原因を絞り込みやすくなります。
次に、ファーストビューの内容、CTAのクリック状況、フォームの完了率を順番に確認します。直感でデザインを変える前に、どこで行動が止まっているかを把握することが重要です。問題の箇所が特定できたら、影響が大きそうな改善から検証しましょう。
まとめ|LP制作・改善の事例を参考に自社の課題に合った施策を選ぼう
LP制作・改善で大切なのは、成功事例をそのまま真似るのではなく、自社の課題に合った取り組みを選ぶことです。新たにLPを制作するべきか、既存LPの訴求や導線を見直すべきかを整理し、公開後もCVRや問い合わせ数、商談化率などを確認しながら改善を重ねましょう。
セブンデックスでは、顧客理解や課題分析をもとに、LPの情報設計から制作まで支援しています。「どこに課題があるのか分からない」「改善しても成果につながらない」という場合は、現状の課題を整理する段階からお気軽にご相談ください。

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