ビジネスにもセカンドオピニオンを取り入れる KNOWLEDGE
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ビジネスでもセカンドオピニオンを取り入れよう!

こんにちは!セブンデックスの堀田です。

年末から空咳が止まらず病院に通っていたのですが、セカンドオピニオンによって原因を特定できる経験をしました。(PCR検査結果は陰性だったのでご安心を!)
この感覚はビジネスにも通づることだなと思ったので、どのような活用ができるか、ケースごとにまとめてみました!

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セカンドオピニオンとは

日本では医療の現場で使われることが多いワードですね。

「より良い意思決定をするために、主に関わっている人以外の専門的な知識を持った第三者に意見を求めること」

を指します。

一人の専門家からの意見を信じすぎることで、他の選択肢を考えないことがよくあると思います。
素直さは大事ですが、ひとつの意見だけを鵜呑みにしていると盲目的になり、取り返しがつかなくなることもあります。
安心して意思決定するためにも、セカンドオピニオンの視点は何事にも取り入れることが大切です。

プライベートで実感したセカンドオピニオンの大切さ

まずはじめにプライベートでの体験をお話しましょう。

年末から突如咳が止まらずに内科へ診療してもらうことに。

コロナ禍という事もあり、念の為PCR検査を行ったのですが、結果は陰性。咳止め薬を処方してもらったので、服用しながら様子をみました。

それから2週間ほど経過したのですが咳は一向に収まらず…これは本当にただの咳なのか不思議に思い、別視点の結果を知るために耳鼻科へ行きました。

検査の結果、風邪ではなくなんとアレルギー性鼻炎が原因で喉に影響がきていたのです!

仮にずっと内科に通い続けていれば、原因がわからず症状が治らないまま薬を飲み続けていたかもしれません。そう思うと、あの時にセカンドオピニオンを聞くと意思決定して良かったなと思いました。

ビジネス活用事例①|LPデザイン改善で変えるべき箇所

弊社にマーケティングのご相談を頂くことも多いのですが、下記のような例をとてもよく見ます。

「なかなか反応が出ず、LPのデザイン改善を繰り返しているが反応が変わらないので、どうすれば良いかわからない」

このタイミングで今まで付き合いのある制作会社でなく、UXデザイン会社へセカンドオピニオンを求めると根本の課題が見つかる事もあります。

今回の例で会社がやるべき事は、LPのデザインを変えることでなく、「誰に届けるかを見直すこと」だったのです。

そのため、ユーザーを定義し直し、そのユーザーはどんな事に困っていて、どのようなルートでそのサービスにたどり着くのか、を言語化できれば今まで困っていた事が一気にスッキリするはずです。

ビジネス事例②|ミドルマネージャーが不足していて離職が止まらない本当の理由

スタートアップであるあるな事例として、30人・50人・100人の壁で人に関する問題が起こると言われています。
先輩経営者に相談すると案の定、本などで読んだことのあるミドルマネージャーの意義についてアドバイスをもらいます。

スパン・オブ・コントロールという、チームとして統制できる範囲を示す人数として、昔から5〜8人が限界だと言われているので、社員数が増えてくると必然的にミドルマネージャーが必要になります。
マネージャー不足が起こると、メンバーの管理が行き届かず目標を見失い隣の芝の方が青く見えてくる。という問題が生まれてくるのです。

ここで別視点も取り入れてみましょう。他の先輩経営者の方にセカンドオピニオンを聞きにいくと、離職が止まらない原因は、ミドルマネージャーの不足だけでなく採用の段階でのカルチャーフィットが原因だとアドバイスを受けました。
最初の採用段階で会社が目指す方向とメンバーの目指す方向が同じような方向を向いていないと、後々になって小さな歪が大きくなってきて離職に繋がるということです。

もちろん離職問題は一つの理由だけでは起こり得ないものではあるので、あくまで今回の例に限っての内容になります。
アドバイスを受けた人がクリティカルだと思う事を注力して話してくれるので、色々なパターンをストックしておくことで、先手を打てるようになります。
悩んだ時も一人に相談するのではなく、セカンドオピニオンとして、色んな状況の人の意見をもらいリスクヘッジできるメリットがあります。

まとめ

そもそも症状を把握しきれずに、初動で間違った行動をすることはよくあると思います。
ただそれではその人の知見の中でしか意思決定ができません。
課題を的確に捉え、解決策の選択肢を広げる、そしてどの順番でやるかを決めれば自ずと最善策を導けます!

ここで大事なのが、プランAがダメな場合に備えてプランB、プランCを用意しておくことです。
プランAも結局のところ、解決するかわからない仮説です。行き当りばったりで「どうしよう…?」となるのではなく、「ダメだったか…次!」と切り替えられる状態を作ることが、最適な意思決定に繋がります。

より良い意思決定をするためにもセカンドオピニオンを上手く取り入れ、選択肢の幅を広げてみましょう!

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1991年生まれ、大阪府出身。 2018年に株式会社セブンデックスを創業し、代表取締役に就任。 これまで携わったPJは、ブランド戦略、UXデザイン、新規事業開発と多岐に渡る。現在は事業全体を統括し、日本のマーケティングに変革を起こすため従事している。