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一部上場企業とスタートアップのチームビルディング。日本鋳鉄管様とのキックオフレポート。

この度、日本鋳鉄管株式会社様のコーポレートサイトリニューアルプロジェクトのデザインパートナーとしてセブンデックスを選んでいただきました。

▼日本鋳鉄管株式会社様のご紹介

上下水道管・ガス管・マンホールなどを製造・販売している東証一部上場の企業様です。
BtoB事業のため、聴き馴染みはないかもしれませんが、日本の水道インフラを支える重要な役割を担っています。

今回のプロジェクトでは、日本鋳鉄管のあり方、そして未来を描くために、全社の熱意を込めて取り組むリニューアルプロジェクトになっており、皆様の熱意に私たちも感化されながら「両社にとって納得のいくものを作ろう!」と意気込んでいます。

良いモノを作るためには発注者と受注者の関係というよりは、同じ目線で共に考え、議論できるチーム作りが必須になります。

そこで、プロジェクトを円滑に進めるためのチームビルディングとして、ワークショップを取り入れたキックオフを日本鋳鉄管様、セブンデックス両社のプロジェクトメンバー全員で開催しました!

今回は、その時の様子をお伝えしていこうと思います。

問い合わせ後、相談会の日程を提案いたします!
自社の課題をプロに壁打ちする!

出席者

日本鋳鉄管様:8名
セブンデックス:4名
計12名

コーポレートサイトは会社の顔であり、見た人にその会社の印象を伝えるものです。

会社の代表である日下社長と他の社員、そしてセブンデックスのメンバーが同じ未来を見ている状態になって、初めて「コーポレートサイトで伝えたいこと」が一致します。

メンバー全員が共通の目的・ゴールを持つために、日下社長にもご参加いただきました。

ワークショップ全体の流れ

・自己紹介
・ワークショップ
・プロジェクトの流れについての説明

自己紹介 〜まずはチームとなるメンバーを知る〜

初見のメンバーもいたので、まずは改めて全員の自己紹介をしました。

良いチーム作りにおいて、コミュニケーションの壁が高いことは致命傷です。

発言しやすい環境作りや、立場関係なく本音で議論ができる関係性になるために、早い段階で砕けた会話もできる間柄になる必要があります。

今回はさらっとした自己紹介ではなく、地元トーク・学生時代の部活・趣味などがっつりプライベートな話から、入社後の経歴・実績などの真面目な話まで、それぞれの個性が光る自己紹介をしました。

12人の自己紹介に45分もかかりましたが、その分一気にコミュニケーションが取りやすい雰囲気になり、かなり良いアイスブレイクとなりました。

弊社の中村と坂尾も、サウナ仲間を見つけられたようで喜んでいました(笑)

ワークショップ 〜メンバー全員が同じ未来を描く〜

メンバーの人柄を知り打ち解け合えたあとは、本日のメインイベントのワークショップです。

ワークショップを通して、日下社長の考えていることや描いている未来を明らかにすることで、メンバー全員が日下社長と同じ目線で日本鋳鉄管という会社の未来を描けるようになります。

今回は「マガジンカバーワークショップ」を実施し、日下社長の頭の中をのぞき、それを基にこのプロジェクトでチームが目指すべき方向・未来を定めていきました。

5年後に日下社長がかの有名な経済誌「フォーブス」の表紙に選ばれる未来への想像を膨らませ、「なぜフォーブス誌に選ばれたのか?」を考えながら、日下社長へインタビューをします。
(2チームに分かれてインタビューを行いました。)

①まずは5分でインタビュー内容を書き出しましょう

先程のアイスブレイクの効果が早速出始めたので、みなさん積極的に発言されていて、日下社長へ質問したいことも次々に出てきていました。

②それぞれのチームでインタビューをしてみましょう

どちらのチームもたくさんインタビュー内容を書き出していたので、「え〜これ全部答えるの!?」と少々焦り気味の日下社長でしたが(笑)、
そこはさすがで、端的にポイントを押さえたご回答をいただけました。

インタビュー内容の質も高く、日下社長の考えていることや描いている未来への解像度がだんだんと上がっていきます。

▼インタビュー内容

チームA
・社長として最も大事にしている信念や価値観はなんですか?
・自分を褒めてあげるとしたら、なんと褒めてあげますか?
・次の目標はなんですか?
・仕事以外では、何をしている時に充実していますか?
・成功の糧となった失敗はありますか?

チームB
・世界一になれた要因はなんだと思いますか?
・新規事業はどのように着想しましたか?
・社員のスキルやモチベーションはどのように上げましたか?
・世界進出をする中で一番大変だったことはなんですか?

③インタビュー内容から、キーワードを抽出する

インタビュー中に日下社長が繰り返し強調していた熱い思いをキーワードにしてまとめていきます。

これで、プロジェクトを通してメンバー全員がチームとして向くべき方向・目指すべき将来像を共有することができました。

プロジェクトの流れを説明

ここまで来れたら、もういつでもプロジェクトを始動できる状態です。

メンバー全員が同じ目的を共有できているので、プロジェクトを前に進めるために自分達がやるべきことが見えてきました。

まとめ

クライアントとパートナーとして1つのチームになることは、セブンデックスが仕事をする上で最も大事にしていることの1つです。

日本鋳鉄管は約80年の歴史がある一部上場企業なので、社歴・社風・メンバーの性格など、何をとっても真逆に見えます。

しかし、このキックオフを通して、プロジェクトにかける思いや「良いモノを作りたい」という気持ちは完全に一致しました。

年齢もバックグラウンドも様々な12人のチームですが、同じ熱量で最後まで完走していきたいと思います。

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UXディレクター
多摩美術大学卒。大学1年次からセブンデックスにインターンとして入社。企業ブランディング、メディア運営など、社内外問わずさまざまなプロジェクトにアシスタントデザイナーとして携わる。社会に実装するデザインを作るにはセブンデックスのデザイン・マーケティングに対する考え方が必要不可欠だと考え、セブンデックスにUXディレクターとして新卒入社。