2021年1月にセブンデックスに新卒で入社し、ちょうど1年経ちました。いい区切りなので、どんなプロジェクトにアサインされ、何を学んだか、何が足りなかったかを記録します。
新卒でセブンデックスに入社することを検討している人にとって、ここで働くイメージを少しでも持ってもらえる記事になればと思います。
アサインされたプロジェクトについて
1年間で合計7つのプロジェクトと3つの社内業務を担当しました。
社内
- セブンデックス リスティング広告の要件定義・PM
- 3ヶ月間の営業管理と提案
- 長期プロジェクトのナレッジまとめ
セブンデックスのリスティング広告は、初めて「何か仕事はありませんか?」と自分で取りに行った仕事でした。社内のプロジェクトではありましたが、自分でリサーチし、どういったものがお客さんに刺さるのか考えた結果、問い合わせの件数が改善されとても嬉しかったです。意図を汲み取り表現に落とし込むデザイナーの匠の技に感動したことを覚えています。
3ヶ月間の営業管理と提案は、苦手意識を持っていた営業に挑戦する機会となりました。自信を持ってセブンデックスのよさを話すことや、お客様のためになること、様々なことを言語化し準備して、提案書に落とし込んでいく作業は難しくも楽しかったです。
長期プロジェクトのナレッジまとめは、長期プロジェクトのナレッジを貯めていくために、アサインされているメンバーの話を聞きながら、アサインされていないメンバーが客観的にプロセスと引き継ぎ事項をまとめていくプロジェクトです。来年度も続けていくことなので、しっかりと社内に資産として残していきます。まだまだ途中のプロジェクトです。
社外
- ECサイトの改善 企画提案
- 株式会社FUNPANY様 goodgoodfoods のホームページとコンセプト制作
- 株式会社ホールエナジー様 ロゴ・コーポレートサイトリニューアル
- SaaSのデザインリニューアル
- 新規サービスのUXUI制作
- 新規メディアのタグラインとwebサイト制作
- 新規事業立案とニーズの仮説検証
途中で中止してしまったものも含めて、合計で7つのプロジェクトを担当しました。PMの役割のみでアサインされたプロジェクトもあれば、コンセプト制作やリサーチから担当する時もありました。
目標としていたこと
1年目の目標は「自分の物差しを磨く」でした。
- 目指したいキャリアを描いた時に、必要とされる具体的なスキルは?
- そのスキルの理想値があるとすれば、どんな状態?
- その状態に到達するまでの段階を10段階で分けるとすれば?
- 今自分はどの段階にいる?
- 次の段階に行くまでに、何が足りていない?
上記5つの状態を言語化していき、今自分がどの状態にいるのかを適切に理解することを目標としていました。
自分の気質として「他人と比べてどうか」「社内ではどうか」「市場の中ではどうか」と、実際のスキルが身についているかどうかを棚に上げてしまい、他人よりも優れているかどうかにばかり目がいってしまうことがこれまで多かったため、
自己研鑽のためにもある程度は、他者と比べて上を目指していくことは大切とわかりつつ、どうしても基準値が曖昧になり、主観に偏ってしまうため、物差しを磨いていくことで適切に努力したいと考えていました。
何が足りなかったか
結果として「成果に関わること」ができなかったように感じています。
プロジェクトにPMとしてアサインされ、できることを全力で取り組みましたが、まだまだデザインのクオリティにコミットすることができていません。デザインに対する知識が足りないのはもちろん、デザインを見てきた数が圧倒的にデザイナーさんよりも少ないことを痛感しました。
その結果、PMとしてプロジェクトに責任を持つスタンスは持っていても、実質的にデザインクオリティはデザイナーの腕に頼りすぎてしまいました。
「自分の物差しを磨くこと」を目標としてる中で、デザインを理想に近づけていくために、PMとして何が足りていないのかをまだ測りきれていません。ぼんやりとした目標値はあっても理想状態が明確になっているわけでもありません。
今後、デザイナーと対等にデザインに対して意見し合い、アウトプットの理想を追求していけるように、理想を高めていけるように、培っていくべきスキルが見定められるように、デザインへの物差しを磨いていきたいです。
そして、成果に関われるようになっていければと思います。
来季の目標!
- デザインへの知見をため、センスを磨き、クオリティにコミットする
- 自分の物差しを磨いていく
この2つは続けて目標に持ったまま、来年は「ブランディング」のプロジェクトに多く関わっていきたいです。(個人の願望なので実現するかは未定)
お客様のらしさを抽出し、言語化し、デザインに落としていくプロセスに2021年の1年間を通して魅力を感じました。PMとしてもディレクターとしても、企業様の魅力を引き出していくようなプロジェクトに関われるように、目の前の案件に取り組みながら、機会を取っていきたいと思います!
新卒入社を検討している人に向けて
セブンデックスは「いろんなバッターボックスに立てる場」だと考えています。
もちろん、できる範囲や社内で受注しているプロジェクトの数によって左右はされますが、声をあげて集中して取り組んでいく姿勢を持っていれば、必ずチャンスをもらえる環境にあります。
ベンチャーであるため「じっくり教えてもらいながら学ぶ」方が、学びのスタイルとして自分に合っていると考えている方よりは、「やりながら学んでいきたい」「調べることが好き」な人の方がもしかすると働きやすい場かもしれません。
自分はどんなスタイルだと学びやすいだろう?と考えてみてください。
少しでもセブンデックスへの新卒入社を検討している人が、ここで働くイメージを持てるような記事になっていれば嬉しいです。
長文になりましたが以上です。ありがとうございました!