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「チームの質は成果に繋がる」コミュニケーションの質を上げる福利厚生を創るまで

セブンデックスは「ココロうごかす」のミッションを実現するために、メンバー同士をリスペクトする、人の繋がりを大切にしています。会社としてもコミュニーケーションの質を大切にしたい。そんな思いから福利厚生を創った代表の想いを伺いました。

▼プロフィール|堀田 信治
学生時代ロンドンで様々なクリエイティブに触れ、帰国後マイナビに入社。300社以上の採用支援を行い、全社表彰を受賞。その後、GoodpatchではUX/UIデザインの切り口から様々な企業の事業開発を支援。2018年に共同代表の中村とセブンデックスを設立。代表取締役に就任。

会話から見えた「共通言語を作ること」の大切さ

ー福利厚生を創ろうと思ったきっかけを教えてください

前提として会社のフェーズに合わせて最適な福利厚生を創る予定は当初からありました。その中でどんな制度が良いか考えていたのですが、メンバー全員のメリットはもちろん、それが組織や会社が目指す方向性を感じるようなものが良いなと。
あとは思わず人に言いたくなるような、会社の事を誇れる福利厚生にしたいなと考えました。他社の制度を見ながらイメージを膨らませましたね。

ー他社の福利厚生を調べて印象的だったことはありますか?

以外だったんですが、他社が導入している福利厚生と満足度を調べた結果、すでに半分くらい導入してたんですよね。成長フェーズでありながら最低限の基準は満たしてるとわかったので、+αみんなに喜んでもらえるものは何かを考えました。

ーそこからどんな方向性で詰めていったのですか?

みんなが使い、満足してくれ、そしてミッションに繋がる制度は何かぼんやりとイメージしてたのですが、具体化されたのはメンバーとの会話の中でした。オフィスに来て楽しい瞬間を聞いたのですが、「仕事仲間とランチに行って、他のメンバーと趣味の話をしたり、オフィス周りのお洒落なお店を開拓するのが楽しい」と言う話が出て。ちょっとしたことかもしれないですが、お互いの共通項を知れて、何でも言い合えるような質の高いコミュニケーションに繋がる。
会社として共通言語を作るきっかけ作りができたら良いなと思い、方向性を定めました。

福利厚生で文化を生む

ー方向性が見えてきましたが最終的にどんな福利厚生を作ったのですか?

質の高いコミュニケーションに繋がるきっかけづくりとして、「ランチ代補助制度」と「ココロうごかすマンガ購入制度」を作りました。

ランチ代補助制度は毎日500円ランチ代を補助する制度です。満足度の高い福利厚生でも2位だったこと、みんなでランチへ行くと必然的に様々なコミュニケーションが発生することから、会社としても推進したいと思い策定しました。
ランチ制度を作るにあたってすでにあったシャッフルランチの補助も検討したのですが、月1回の決められた時間だけではコミュニケーション量は変わらないこと、決めた場より自然発生的にコミュニケーションが起きて欲しいと思ったため、毎日にしました。

もう一つは「ココロうごかすマンガ購入制度」。社内に漫画好きの方が多くて漫画の話題で盛り上がることがよくあるんですよね。漫画を共通言語にしつつ会社のことも感じられる制度を作れないかと思い制度化しました。
制度内容は、ランチタイムなどに漫画について熱弁して、Boardメンバーのココロがうごいたら購入してもらえます。

ー福利厚生の反響はどうでしたか?

ランチ代補助制度は500円という金額に社内の反応が気になったのですが、「食べたかったご飯をお得に食べられる」と良い反応をもらえたのが嬉しかったですね!

漫画制度はいま時点で2回使われたのですが、特にハイキュー!!は会社の中でブームになりました。社内資料にも名言が出てくるなど、漫画を通したコミュニケーションも生まれました。福利厚生によって新しい文化が生まれたのは良かったです。

ー文化醸成はすごいですね!今後もこの様な福利厚生を充実させる予定なんですか?

プロジェクトの成功要因にメンバーコミュニケーションの質と量がありますが、その最初の一歩となる共通項作りが福利厚生によってできたことは良かったなと。なので今回の様なメンバー同士のコミュニケーションの質を高められる制度づくりは、会社としても引き続き取り組んでいく予定です。

UXディレクター
多摩美術大学卒。大学1年次からセブンデックスにインターンとして入社。企業ブランディング、メディア運営など、社内外問わずさまざまなプロジェクトにアシスタントデザイナーとして携わる。社会に実装するデザインを作るにはセブンデックスのデザイン・マーケティングに対する考え方が必要不可欠だと考え、セブンデックスにUXディレクターとして新卒入社。