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価値観カードを使ったワークで親睦を深めてみた

こんにちは!デザイナーのさくです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?私は最近花粉症がつらく、窓を締め切って作業をしています。

緊急事態宣言が延長され弊社ではずっとリモートでの業務が進んでいるのもあり、本当に外の空気に触れる機会が減ってしまいました。

そんな中、社内では第2弾アプリリデザインプロジェクトが発足しました。
チーム分けをしてPM&デザイナーが4人1組で既存他社アプリの改善を行うプロジェクトです。
目的は

PM:アプリ制作の経験を積む、デザイナー視点を得る
デザイナー:PM視点を得る

です。私はデザイナーなので、今回PMとしてチームに貢献していくことになります。

新しいチームでまず大切なのは、チームビルディング。
現状お互いの顔を見る機会は全社員がGoogleMeetで顔合わせをする朝会の数十分であり、さらに言うとそこではメンバー同士の直接のやりとりは発生しないような状態です。
また、今回組まれたチームでは、インターンや入社直後の社員など様々なバックグランドを持つメンバーがいます。
お互いのことを知るための共に過ごす時間が確保できない中、どうしたら親睦が深められるでしょうか。
そこで、以前チームビルディングをしたことがあるというメンバーに相談したところ、「価値観カード」というものを教えていただきました。

ということで今回は
お互いのことをあまり知らないチームで価値観カードを使ったワークで親睦を深めようとしてみた結果
をご紹介したいと思います。

価値観カードについて

価値観カードの概要と期待できる効果について

バリューカードは個人の価値観を引き出すことができるカードです。
チームメンバーと価値観を共有し合うことにより、メンバー同士の相互理解を深めることができます。
相互理解が深まるほど、心理的安全性が確保されエンゲージメント向上が期待されています。

https://wevox.io/valuescard

オンラインでもできる「wevox valueCard」を紹介していただき、今回のチームビルディングに採用してみました。

wevox valueCardとは

ざっくり説明すると、各プレイヤーの大事にしたい価値観を5枚選ぶことで相互理解を促すカードゲームです。

プレイ方法

手元にあらかじめ配られた5枚のカードがあります。
自分の番が周ってきたら山札or他の人が捨てたカードから1枚引き、手元の6枚から自分がテーマに一番遠いと感じる価値観を捨てます。
これを山札がなくなるまで順番に行ってきます。

実際にやってみた

参加人数:4名
このワークの目的:それぞれの価値観を知り、ワーク後に話しやすいチームの空気感をつくる。

今回はゆるく楽しみたかったため、夕飯を食べたりお酒を飲んだりしながら行ました。

テーマ今回は「人生で大切にしたい価値観」というテーマでワークを実施しました。
最初は「チームをつくる上で大切にしたい価値観」にしようと考えていたのですが、実務経験が浅いメンバーがいることを考慮し、全員がよりイメージがしやすいテーマにしてみました。

また、このワークは盛り上がりが大事なのでお互いの表情をが見えるようGoogleMeetで顔を映しながら行いました。

やってみた感想

和気藹々と楽しみながらメンバーの個性を知ることができました。

山札から引き当てるカードが、その人に試練を与えるような(どれも手元に残したそうな)カードに見えてきたりそれぞれの手札のカードがその人っぽくなっていったり、手元に残すカードの傾向をなんとなく掴めてきたりしました。
また、メンバーがカードを捨てた時に「意外だな」と思うということは、その人らしさを自分の中で形成していたんだと気づきました。
その人のイメージが分解され構築されていく感覚があり、とても楽しかったです。
さらにテーマによっては意外な過去を知ることができたりもします。

やってみて分かったのですが、まず、自分でカードに表示された言葉の定義を言語化しなければなりません。
例えばですが私は「個性」というカードを捨てました。
大切ではありますが、「個性」とは過程の結果であると考えているからです。そしてそれを軸として行動を決めたりしているわけではないという理由で捨てました。
このカードに書かれた「個性」というお題があることにより、何もお題がないより価値観を話す幅が広がります

また、かっこいい名言が出てきたりして盛り上がりました。

一例 )「俺は誇りを捨てて信頼を得る」

あと、カードを捨てる時の絵面がシュールでじわじわと面白いです。(これは「知性」を捨てた時のメンバー)

ワーク後の結果画面

wevox valueCardで得られたこと・反省点

得られたこと

  • それぞれの価値観を知ることができる
  • 距離が近くなり、このメンバーで話しやすい雰囲気ができた

反省点

  • カードが捨てられる度に理由を長めに話したり、深堀りしてしまい1枚のカードで5〜10分ほど話が膨らんでしまった
  • 最後に手元に残った5枚の理由を発表し合うことができなかった。

思っていた以上にとても盛り上がります。
食事をしながらの軽いワークのつもりでしたが、ファシリテーターを決めて進行するべきでした。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回はゆるく楽しいチームビルディングを紹介しましたが、チームビルディングにも様々な方法があります。
みなさんのチームビルディングに少しでもお役に立てたら幸いです。

UIデザイナー
多摩美術大学卒業後、DeNAで新規アプリサービスの設計,UIデザインに携わる。2020年にセブンデックスに入社し、アミューズの新規事業UXUIデザインなど、企画段階から、UIデザインまで、様々なフェーズの支援を行っている。