01.
理念を掲げる言葉から、“組織の共通言語”へ設計
LAPONEエンタテインメントでは、組織の拡大に伴い、創業当初から大切にしてきた思想や価値観を、改めて組織全体で共有し直す必要性が生まれていました。職種や部署ごとに日々向き合う業務が異なる中で、「LAPONEとして何を大切にするのか」の共通の判断基準として機能する言葉が求められていました。
そこでセブンデックスは、理念を“掲げる言葉”として整えるのではなく、社員の行動と意思決定をそろえるための「共通言語」として再設計することが必要だと捉え、本プロジェクトを位置づけました。
02.
代表・社員の一次情報から“LAPONEらしさ”を抽出
理念策定の出発点として取り組んだのは、「LAPONEらしさ」を主観や理想論ではなく、一次情報から捉え直すことでした。そのために、代表インタビューに加え、従業員アンケートを通じて、創業の志や現場で大切にされている価値観、日々の業務で積み重ねられている判断のリアルを丁寧に読み解きました。
単なる現状把握にとどまらず、これまで言語化されきっていなかった暗黙の価値観や、「社外に伝わるLAPONE」と「社員が日々体感しているLAPONE」の双方を立体的に捉えることで、関係者が共通認識として持てる“核”を描き出すことを目指しました。こうした対話と整理を通じて、後続の理念設計の土台となる考え方を明確にしています。
03.
Philosophy・Mission・Vision・行動指針までを一貫したナラティブで構築
抽出したLAPONEらしい思想や価値観を、単語の寄せ集めや綺麗なスローガンに終わらせないために、Philosophy・Mission・Vision・行動指針を「一本の物語」としてつながる構造へ再構築しました。LAPONEがどのような価値を生み出していく会社なのかと、社員が日々どのように判断し、行動すべきかを切り離さず、同じナラティブの中で自然につながる理念体系を設計しています。
また、対外的に伝わるメッセージとしての強さに加えて、社内の共通言語として共有されるだけでなく、日々の判断や行動の拠り所として機能することを重視しました。迷ったときに立ち返れる問いになっているか、部署をまたいでも判断基準をそろえられるか、採用・育成・評価に接続できるか。そうした運用面も含めて、理念全体を整理しています。
04.
Philosophy・Mission・Vision・理念を“使われる言葉”にする、浸透施策までを一気通貫で設計
理念を策定して終わらせないために、言葉そのものだけでなく、なぜその理念になったのか、どのような思いや課題意識が背景にあるのかまでを一貫して伝えるカルチャーデックを制作しました。理念は、文章だけを共有しても解釈が人によって分かれやすく、組織の中で共通認識として定着しにくいものです。そこで、どのような課題からプロジェクトが始まり、LAPONEらしさをどのように捉え、どんな考え方で理念へと落とし込んだのかを丁寧に言語化することで、理念に対する理解と納得感を高める設計にしました。
あわせて、理念が日常の中で自然と意識される状態をつくるために、オフィス内で展開するポスターを企画・制作しました。日々の業務の中で繰り返し目に触れる接点をつくることで、「知っている理念」にとどまらず、判断やコミュニケーションの拠り所として機能する状態を目指しています。理念を社内に浸透させるだけでなく、LAPONEらしさを一貫して伝えるために、浸透施策までを一気通貫で設計しました。
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