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【市場で活躍する人材になれ】最高の新卒研修を行いました。

セブンデックスでは新卒採用も積極的に行っており、2022年4月入社も2名の方とのご縁に恵まれました。そして今月新卒研修を実施。心に響き、記憶に残る、他では味わえない、セブンデックスだからこその内容にする。これが最高だ、と自身を持って言える、そんな研修を行いました。

新卒研修への想い

個人的に今回の新卒研修には2つ特別な想いがありました。

1つ目のきっかけは去年の新卒入社。
実は去年の新卒には、体系だった研修を行えませんでした。当時は社内の組織体制もしっかり整ってなくて、その中で初めての新卒受け入れ。当時は「机上で議論するより実践の方が価値がある!」なんて、今となっては言い訳しながら、叩き上げで学んでもらいました。
結果としてとんでもなく活躍してるし、本当にすごいなと思いつつ、その能力に甘えつつ。

そんな中、心残りはあって。自分が新卒の時に受けた研修では、改めて社会人としての覚悟を問われたし、自分を見つめるきっかけになったし、自分に向き合う時間として記憶に残ってたんですよね。役に立つ、立たないの話じゃなく、その記憶自体を作ってあげられなかったなと。そのため、次の新卒が決まった時は、記憶に残る体験をして欲しい想いがありました。

2つ目は自分が受けた新卒研修の話。当時どうしても引っかかった事があって。

「3年後の会社でどんな事をしていたいですか?」
「そのために社内でどう活躍するかプランを立てましょう。」

未来永劫、会社に属している事が前提だったんですよね。引っかかりもありながらも、「何でものさしが社内だけなんですか?」なんて場を凍らせる発言をする訳にもいかず、自分に嘘を付いて会社に合わせた回答をした事を覚えています。
会社へ属すなら成果の話なんて当たり前なので、その先の、自分のキャリアと正直に向き合える研修内容にしたい。そんな想いがありました。

会社は手段。市場で活躍する人材になって欲しい。

と言う訳で研修内容を考え実施したのですが、研修の最初に伝えたのがこちらです。

「セブンデックスとか関係ない。市場でも通用する価値ある人材になって欲しい。」

普通の会社でこんな事伝えたら張り倒されるんですかね(笑)。でもこれが真理だと思っています。
前提、新卒の2人はアツい志を持っていて。そんな中でもセブンデックスを選んでくれた訳で、会社の枠組みに無理やり押し込まなくても自分たちでセブンデックスに属する意義をうまく解釈してくれると信じていました。そのため、まず冒頭でこのことを伝えました。

クセある研修の予感しかしません。

仕事において「考えること」がいかに大切か。

研修の中で伝えたい事はたくさんありましたが、一番に浮かんだことです。
答えが無い/無数に散らばる世の中で、自ら考え、解を導き、前進する。市場で活躍する人材の必須要件だと思ってます。これは職種問わず。

専門用語だとクリティカル・シンキングと言いますが、小手先のスキルに惑わされず、本質を見極められる人材になって欲しいと思い、クリティカル・シンキングをワーク形式で研修に取り入れました。
その内容がこちらです。

内定から承諾まで、色々な事を思考し、結論を出したと思います。もしかするとその中にはまだ言語化できていない、感覚的な部分もあったり。今回のワークでは改めてその思考を構造化し、意思決定要因を言語化してもらいました。

ホワイトボードに向かってワークする新卒2人
2人のワーク結果

なぜ自分がこの会社を選んだのかなんて、ここまで言語化しないですよね?「実は頭の中でここまで考え、意思決定している」。ワークを通して、思考を整理し言語化する経験を掴んでもらえたかなと思っています。
(改めて2人の結論が「セブンデックスに入社すべき」で良かったです(笑)。)

こんな感じで、色々な事象に対して、意図を持って結論付けるワークを繰り返しました。

セブンデックスの選考課題を改めて分解。何が評価軸だったかを言語化します
実際のニュースを元に仮説検証のワークも行いました。

きっとこの日以降、「問いと論点は?」「漏れはないかな?」と、2人の頭をよぎってる事でしょう😎。

研修の意義

よく「手段と目的、逆じゃない?」なんて話聞きますよね。考え方がわかればそんな事はなくなります。

さて、本研修において、教えたことができれば研修の目的は達成できるのでしょうか?答えはもちろんNO。研修内容を一字一句メモして覚えて欲しい訳ではありません。研修を通して、自分なりに考え、今後に活かすことが大切。考え方を知って初めて研修の意義が体感できます。

ここまでのワークを踏まえて、セブンデックスについて理解を深めていきました。

ビションミッションに関するプレゼンを行う坂田さん
セブンデックスのビジョン・ミッションを自分たちなりに整理。行動指針の種を出しました
ビションミッションに関するプレゼンを行う田中さん
最後はサプライズで代表にプレゼン。サプライズを伝えた時の鋭い目つきは忘れません。

さて、考え方を知り、セブンデックスを知り、導けることが1つあります。それが仕事の意義。この時の2人はセブンデックスと長いキャリアを照らし合わせながら考えられる様になったでしょう。セブンデックスに留まらない、アツい志を書いてもらいました。

目の前で成長する2人を見て

研修を開催することが初めての中で、試行錯誤しながら作ったのですが、とにかく嬉しかったのが、目の前で2人の成長を感じられたこと。「思ったより言い合うな…」と思うくらいアツく議論し、でも着実にゴールに向かって前進する姿は、格好良さすら感じました。自分自身もその姿を見ながら胸が熱くなり、今回の研修に関われてよかったなと思っています。学びを得たのは自分の方だったのかもしれません。

おまけ|メッセージに隠されたヒミツ

資料の最初で伝えた、

「セブンデックスとか関係ない。市場でも通用する価値ある人材になって欲しい。」

のメッセージ。

個人の本音を言えば、ずっとセブンデックスのメンバーとして居て欲しい。でもこっち都合で考えるのはおかしい話だし。
だからこそ会社は手段に過ぎないけど、その手段として選び続けてもらえるように会社も成長してみせる。こんな想いも込めました。

成長するセブンデックスで活躍する、2人の姿を見られる日が待ち遠しいです。

事業/組織開発
アメリカ/ボストン生まれ。新卒のナビタイムジャパンでフロント/サーバーサイドエンジニアを経験後、グッドパッチでプロジェクトマネージャー、UXデザイナー、マーケティングを担当。2019年セブンデックスに入社。事業・組織開発として、マーケティング、プロジェクトグロースに従事。SalesfoceなどCRMを活用した事業支援を行なっている。