2021年1月に新卒としてセブンデックスに入社し、2023年1月で、丸2年経ちました。
2年前に入社した当時は、CMSもQAもバリデーションも知らず、UXデザインプロセスに至ってはカスタマージャーニーなんていらなくない?と思っていたほど。プロジェクトマネジメントにおいてもUXデザインにおいても、かなり未熟な状態でした。
学生時代webプロダクトにもデザインにも一切触れぬまま、気合のみで入社したため、この2年間で出会ったプロジェクトで得られる情報はどれも新鮮で、本当に学びが多かったように思います。
毎日、わからなかったことを家に帰ってから調べ、方法を再検討し、次の日検証する。上手くいったら要因を、失敗した時は原因を深掘り、また次の日検証する。サービスがパッケージ化されておらず、クライアントに合わせて全てのプロジェクトのプロセスをカスタマイズしているセブンデックスでは、試行錯誤を繰り返していくことが常に求められました。
そういった日々の中で、得られた知識やスキルは、これから先どんな仕事についたとしても活かせる力だと感じています。
新卒・第二新卒でセブンデックスに興味を持っていただいている方にとって、セブンデックスで働くイメージやアサインされるプロジェクト、得られるスキルセットについて少しでもイメージを持ってもらえる記事になれば嬉しいです。
目次
2021年 新卒1年目で関わったプロジェクト
クライアントワーク
- ECサイトの改善 企画提案
- 株式会社FUNPANY様 goodgoodfoods のホームページとコンセプト制作
- 株式会社ホールエナジー様 ロゴ・コーポレートサイトリニューアル
- GMOサインのUXUIデザインフルリニューアル
- 人材系 新規サービスのUXUI制作
- 新規メディアのタグラインとwebサイト制作
社内施策
- セブンデックス リスティング広告の要件定義・PM
- 3ヶ月間の営業管理と提案
- 長期プロジェクトのナレッジまとめ
セブンデックスのリスティング広告は、初めて「何か仕事はありませんか?」と自分で取りに行った仕事でした。社内のプロジェクトではありましたが、自分でリサーチし、どういったものがお客さんに刺さるのか考えた結果、問い合わせの件数が改善されとても嬉しかったです。意図を汲み取り表現に落とし込むデザイナーの匠の技に感動したことを覚えています。
3ヶ月間の営業管理と提案は、苦手意識を持っていた営業に挑戦する機会となりました。自信を持ってセブンデックスのよさを話すことや、お客様のためになること、様々なことを言語化し準備して、提案書に落とし込んでいく作業は難しくも楽しかったです。
長期プロジェクトのナレッジまとめは、長期プロジェクトのナレッジを貯めていくために、アサインされているメンバーの話を聞きながら、アサインされていないメンバーが客観的にプロセスと引き継ぎ事項をまとめていくプロジェクトです。来年度も続けていくことなので、しっかりと社内に資産として残していきます。まだまだ途中のプロジェクトです。
当時目標にしていたこと
1年目の目標は「自分の物差しを磨く」でした。
- 目指したいキャリアを描いた時に、必要とされる具体的なスキルは?
- そのスキルの理想値があるとすれば、どんな状態?
- その状態に到達するまでの段階を10段階で分けるとすれば?
- 今自分はどの段階にいる?
- 次の段階に行くまでに、何が足りていない?
上記5つの状態を言語化していき、今自分がどの状態にいるのかを適切に理解することを目標としていました。
自分の気質として「他人と比べてどうか」「社内ではどうか」「市場の中ではどうか」と、実際のスキルが身についているかどうかを棚に上げてしまい、他人よりも優れているかどうかにばかり目がいってしまうことがこれまで多かったため、自己研鑽のためにもある程度は、他者と比べて上を目指していくことは大切とわかりつつ、どうしても基準値が曖昧になり、主観に偏ってしまうため、物差しを磨いていくことで適切に努力したいと考えていました。
2022年 入社2年目で関わったプロジェクト
クライアントワーク
- toC アプリ新規事業立案とニーズ仮説検証 (カスタマージャニー・上位下位分析・UXコンセプト立案・プロトタイプ検証etc..)
- ナレッジマネジメントサービス UXUIフルリニューアル(サービスコンセプト立案・カスタマージャニー・コンセプトインプレッションシート作成・ヒューリスティック評価・機能要件定義・開発仕様書作成)
- 業務系 SaaS UXUIフルリニューアル(プロジェクトマネジメント・ターゲットインタビュー・機能要件定義 etc..)
- 大型営業提案で祝初受注🎉
新規事業立案では、ニーズの仮説検証のため合計65回ほどユーザーにインタビュー。百聞は一見にしかず。本で読んでいたり、社内でインタビューすることとユーザーに聞くことは勝手が全て違いました。相手の性格や背景を知っている状態と初めましての状態では、心理状態や事前情報で差分が出ます。
新卒2年目では、ディレクターとして、UXUIデザインのフルリニューアルを2回経験しました。マイルストーンをいかに解像度高く定められるか、前提条件をクライアントと揃えられるか、WebデザインではなくUIデザインとしてディレクションできるのか、など様々な壁にぶつかりました。
社内施策
- ディレクター用 新入社員向けオンボーディング作成
- ディレクターミーティングの企画
- 新卒入社メンバーとの1on1
- 行動指針浸透のための施策立案と実行
- Company Deckのライティング(少し)
Company Deckは採用ページから見れます!
- ユニットリーダー
セブンデックスでは、組織課題を解決するユニットが結成され、ユニットごとに解決する課題が振り分けられています。私は、行動指針の浸透ユニットのリーダーになりました。定量化できない定性的な課題に対して、どんな施策を打っていくべきなのか。チームで話し合い、進めていく過程がとても楽しく、またメンバーがセブンデックスに感じている率直な気持ちを聞けたことで、さらに組織を発展させていく機会になったと思います。
また、新卒メンバーとの1on1も経験し、人と向き合うことの難しさや人が成長していく過程を身近で見ることができました。
2022年目標にしていたこと
2022年の目標は、クオリティにコミットすること。
2021年は、プロジェクトに何とか追いついていくためのインプットしかできておらず「知らないことを調べる」ことが多かったです。CMSって何?ディレクトリマップってどうやって作るの?といったことばかり調べていました。もちろん必要なことではあるのですが。それでは穴を埋めていく形でしかチームにコミットできません。「何とかプロジェクトを炎上させないように、、」ということが目標になっていたように思います。
2022年は、そういった前年の反省を踏まえ「終わらせることではなく、良いものを作ることに時間をかけたい!」「プロジェクトのアウトプットへの関与ができるように」ということを目標に、インプットする内容や振る舞いを常に自分に問いて行動できました!
その結果、アウトプットの質も、以前より良くなったと上司から言われました。(やったー!)
1年でディレクター数が3倍に。2023年の目標は「他者と働く」こと。
この1年で、3名だったディレクターは10人に増え、会社の雰囲気も賑やかに。一つ下の22卒のディレクターも2名入社しました。
入社したばかりの頃は、社内にナレッジが多くなかった状態から、ディレクターが増えたことで様々なプロジェクト事例が増え、より学びやすい環境なってきています。人が増えると、受けられる案件の幅も広がり、大型のプロジェクトも増えました。すごい変化!
また、2年目に入り、自分の社内での役割も変化してきました。前述のユニットリーダーやプロジェクトでの責任者になることも増え、抱えるタスクがシンプルに3倍に。難易度は2倍くらい?の体感です。
特に「チームで動くこと」「プロジェクトで起こりうる全てに責任を持つこと」の難しさは想像以上でした。アサインされたメンバーにとって良い経験になっているか?いい雰囲気とは?持ってもらう役割として適切なのは?など、単純なスキルセットでは解決できない部分の発達が求められています。
方法論を学ぶだけでは、身につかないスキルなため、改善プランも立てにくい。でも、次のステップに進むためには必須のスキル!
そんなこんなで3年目の目標をじっくり考える暇もなく、毎日のするべきこと一生懸命向き合う日々ですが「どんなチームであっても、プロジェクトを上手く活かせられるディレクターになる!」を掲げて3年目も頑張りたいと思います。
セブンデックスをお勧めしたい人
セブンデックスでは、クライアントの事業成長、そして企業成長にコミットすることが求められます。
クライアントの”事業づくり”に伴走することが前提なため、パッケージ売り(ex.企業ロゴはこのプロセスで作ると決まっている)をしていません。クライアントに必要なことは何かを愚直に考え、現実的なプランを毎回組み立てています。最適なプラン見つけるには、ある程度の時間を要します(毎日ひーひー言ってます)。調査も毎回行います。
そのため「いろんな業界に好奇心を持てる」「方法の模索が苦ではない」人がマッチしやすそうです。
上記の記事を読んで面白そう!と思ってくださった方は、お気軽にご応募ください。カジュアル面談も大歓迎です!
少しでもセブンデックスへ興味を持っていただいている方に、働くイメージを持てるような記事になっていれば嬉しいです。
長文になりましたが、読んでいただき、ありがとうございました!面談などでお会いできる機会があれば、楽しみにお待ちしております!