以前デザイナー候補者向けに執筆した記事の公開から約1年がたちました。その後、新しいメンバーのジョイン、デザインチームの体制もアップデートしました。そこで2022年版セブンデックスのデザイナーの業務内容、デザインチームの取り組みについて紹介します。
目次
デザインチームについて
メンバーの紹介
2022年6月現在、在籍しているデザイナーは7名。バックグラウンドは、制作会社、事業会社、ジョブチェンジ、新卒など幅広く、20代・30代のメンバーで構成されています。
#広告制作プロダクション #多摩美術大学 #ビジュアルデザイン #UIデザイナー
セブンデックスのビジュアルデザインを牽引するデザイナー。チーム内のデザインフィードバックも担当しています。現在はロンドンからフルリモートで勤務しており、時差を感じないほどの存在感でチームを支えています。
#インターンから正社員 #ジェネラリスト #グロース #コンセプト設計 #新規事業開発
セブンデックスの1人目のデザイナー。デザインチームを引っ張りながら、組織全体の空気づくりまで、創業期のメンバーとして「セブンデックスらしさ」を伝えながら、バリューを発揮しているメンバーです。
#事業会社 #多摩美術大学 #新規アプリサービスの設計/UIデザイン #19卒 #卒業制作
DeNAで新規アプリサービスの設計やUIデザインに携わり、セブンデックスでは新規事業のUXUIデザインや大手企業のリブランディングのVIなどを担当。執筆した記事がTwitterで1000いいねをバズったことも!
#キャリアチェンジ #事業会社 #CS #WEBデザイン
ミクシィでCSを経験後、デザイナーにジョブチェンジしたメンバー。業務の大小に問わず、コトに向き合って行動できる努力家でもあり、現在は社内勉強会の運営責任者も担当しています。
#キャリアチェンジ #事業会社 #プロジェクトオーナー #起業
メガベンチャーでPOを経験後、デザイナーへジョブチェンジ。UXデザイナーを経て、起業も経験したメンバー。ビジネス視点が強いデザイナーとして、PMによっても頼もしい存在としてプロジェクトで活躍しています。
上記のメンバー以外に、
- 東京藝術大学卒業後、映画配給会社・制作会社でデザイン、アートディレクションを経験したデザイナー。
- 学校でエンジニアリングを専攻する中で、UX・UIデザインの重要性を学びデザイナーを志した新卒デザイナー。
がジョインして、プロジェクトでも活躍しています。
デザインチーム内でのコミュニケーション
業務上のコミュニケーションはプロジェクトチーム内で多く発生します。セブンデックスのプロジェクトは、1プロジェクト平均1名のデザイナーがアサインされるため、プロジェクト内でのデザイナー同士の接点は多くありません。そこで、デザイナー同士でのコミュニケーションを促進するために、以下のような取り組みを行なっています。
- 週1のチームミーティング(後述)、週1のタスクスケジュール共有ミーティング
- 全社出社日を設定(ハイブリッドリモートを導入、週3出社)
- ランチ代補助制度を利用し、デザイナー同士でランチ(※)
- 定期的な席替え、フリースペースの利用
- 上長との1on1
※出社日にメンバーとランチに行った場合、会社からランチ代を500円補助する制度
デザインチームのミーティング
デザイナーのコミュニケーションの場として週1回定例で開催。ミーティングの目的は、メンバー同士の相互理解・全員のベクトルを合わせる・問題解決・知識共有の4つから構成し、以下のアジェンダで構成されています。
ミーティングは進捗報告をする場ではなく、相互理解の場。他のメンバーが何を感じ、何を考えたのかを他者に触れるような場として設計されています。
ナレッジシェア
- 前述のデザインチームのミーティングでの「おすそわけ」
- プロジェクト共有会(月1回、プロジェクトのナレッジをシェアする共有会を全社で開催)
- オウンドメディアでの月1本の記事執筆(このメディアのknowledgeページの記事は現場メンバーが執筆)
- Slackへ参考記事のシェア
ナレッジシェアは今期のセブンデックスの経営テーマ「情報資産の形成」でもあり、全社で取り組んでいる課題。現状の取り組みだけに留まらず、透明性とアクセス性の両面からアプローチしています。
スキルアップ
今まではプロジェクト内のインプット・アウトプットの繰り返しが自然とスキルアップの場となっていましたが、プロジェクト内容によって経験できることが異なります。全メンバーのスキルの水準を上げるために、スキルアップ、成長できる環境づくりが必要となります。
現在取り組んでいる事例として、全社員が参加できるマーケティングとデザインを学ぶ社内勉強会「Design Diving」を月1回開催。過去のテーマ例は「UIの優位性」「広義のマーケティング」「インサイト」「ラポール形成」「エレベーターピッチ」。セブンデックスのデザイナーは、デザイン以外のビジネス視点が求められるため、上記のような幅広いテーマに触れ、ワークなどを通して体系的にスキルを学べるような機会として設けています。
「Design Diving」以外の社内勉強会をまさに今メンバーで起案している最中。今後改めて紹介させていただきます。
デザイン業務について
業務内容
プロジェクトによって業務領域は異なりますが、以下のデザイン業務以外の戦略フェーズからPMと一緒に実行していきます。
UXUIプロジェクト業務例
・リサーチ、定義、体験設計、要件定義(PMと一緒に実施)
・デザインガイドライン作成
・アニメーション/インタラクション設計
・レイアウト設計
・ビジュアルデザイン
ブランディングプロジェクトの業務例
・ユーザー調査
・ブランド戦略策定
・ブランドDNA制作
・ブランドコラテラル制作
・インナー/アウターブランディング実行
PMとの役割分担
セブンデックスのプロジェクトは、基本的にはPMとデザイナーの2名体制で行います。(プロジェクト難易度によっては変更あり)「顧客折衝・プロジェクトマネジメント」はPM、「ビジュアルデザイン」はデザイナーと、それぞれ専門領域は明確に役割が決まってお、その間のスコープの担当はプロジェクトチームごとに役割を決めています。
例えばUXUIのプロジェクト例を挙げると、デザイナーもリサーチのフェーズから参画し、ユーザーインタビューに同席、インタビュー結果から課題やニーズ特定をPMと一緒に進めていきます。それぞれ強みを活かせるチームで高いアウトプットを出すために、双方でカバーしながらプロジェクトを進めるイメージが近いです。
新規事業・ブランディング・UXUIなど事業成長させるためのプロジェクトに携われるため、上流工程からビジネス視点を持ってアウトプットしたいデザイナーの方にとっては、「ここまでの領域をデザイナーが携われるのか」と面白さを感じていただけるのでは、と思います。
社内でのフィードバック体制
社内のフィードバックは、プロジェクト工数に組み込まれている場とマネージャーとの1on1の場の主に2つの体制。特にコンセプト設計フェーズでは、手戻りが少なくないので、方向性が決まった段階で早期に設定をしています。専門領域も異なるので、コンセプト・システムUI・ビジュアルごとにマネージャー、リードデザイナーがフィードバックを担当しています。
クライアントからのフィードバック
プロジェクトによって頻度が異なりますが、社内フィードバック後にクライアントからのフィードバックを設定しています。主要画面ができた段階でフィードバックをもらうケースや、月1回の定例報告会を設定するケースなどプロジェクトのゴールに近づくために望ましい形で設定をしています。
1日のスケジュール例
新規事業プロジェクトを担当するデザイナーのある日のスケジュールを紹介します。ひたすら手を動かしてデザインするよりも、メンバーと一緒に思考する時間:手を動かす時間=50:50が実際の現場のイメージです。
10:00~10:30 Slack確認、日報にコメント、記事チェック 10:30~11:00 プロジェクトチーム朝会 11:00~12:00 インタビュー考察 12:00~13:00 プロジェクトチームMTG(インタビュー考察について議論) 13:00~14:00 メンバーとランチ 14:00~15:00 クライアントとのMTG(進捗報告) 15:00~15:30 MTGのネクストアクションまとめ 15:30~ 18:30 レポーティング・情報設計の完成 18:30~ 19:00 プロジェクトメンバーのフィードバックMTG 19:00~20:00 レポーティングの最終修正、fix
最後に
今回は求人票では伝えきれないセブンデックスのデザイナーの業務内容やチームについて紹介しました。マーケティングにイノーべションを起こすデザインカンパニーに近づくために、今まで積み上げたものを築きながら、強いデザイン組織を立ち上げている真っ最中です。
自分で組織を作っていくことに面白みを感じる方、手触りのある仕事を自分で創り上げていきたい方、セブンデックスではバリューを発揮できる環境が揃っています。少しでもご興味を持っていただいた方はぜひエントリーお待ちしております。エントリーまでは考えていないけど、ちょっと気になる方はMeetyでお話しましょう!
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